女性声優さん担当のOP曲まとめ（後編）

この記事は

2007年から2010年までの女性声優さん担当OP曲まとめです。
あと考察めいた事を書いてます。

女性声優さんの歌が好き

さてさて。
前回の続きからです。

前回の記事はこちら⇒女性声優さん担当のOP曲まとめ（前編）

※基本的にオープニング曲のみ抜粋（OPが無いアニメはED曲を採用）
※役名は省略しました
※敬称略
　

2010年までを振り返って

前回「女性声優さんの歌う主題歌が最近多くなっている印象」と書きました。
で、実際こうやって調べてみると確かに去年は抜きん出ていて多かったようです。
昨年放送された深夜アニメが65本。
うち30本と約半数ほどを女性声優さんの歌が彩っていたと。

これは想像以上に多かったですね。
完全に本職のミュージシャンにとって代わっています。

何故このような事になっているのか?
製作費の問題なのか、最近の流行なのか、はたまた…。
僕には分かりませんw

さて。
前回ハルヒの影響が大きかったのではという事も書きましたが、そう思う理由もやはり去年にあります。
RO-KYU-BU!と七森中☆ごらく部ですね。
この2つの番組内ユニットは、もう、踊りまくり。
あっかりーんの方は、然程でも無かったですけれど、RO-KYU-BU!は凄かった。
ダンスそのものを見せ場にしているんじゃないかと思うくらいにPVやライブで踊っていて…。

ハルヒ同様京アニ制作の「らき☆すた」のヒットもあって、近年の声優ユニットは、ダンスにも力を入れざるを得ない方向なのかもですねw

最近悪い意味でアイドル化してる気がする。

んで、まぁ、このように本当に「アイドル」になりつつある気がします。
昔っからアイドル声優という括りはあったみたいですけれど、CD出すくらいが精々だった様な。
声優さんによっては写真集とかくらいは出てたのかな?

ただ、ライブで人前で歌って踊ってという機会は今ほど多くなかったんじゃないでしょうか。
今は多いですよね。
作品のライブやイベントから、夏にはアニサマとか大きなものもありますし。

で、思っているのが、悪い意味でアイドル化してないかなという点。
顔出しのお仕事が増えたからなのか。
ギャラの問題なのか。
分からないですが、20代も後半になってくるとドンドンと出演数が減ってしまう声優さんが多くなってきた印象です。
あくまで印象で統計を取ったり、調べた訳では無いんですけれどね。

一度人気に火が出るとドッと出演数が増え、少しすると若い声優さんに取って代わられる…。
まさしく流行り廃りの早いアイドルさながらの悪循環というか。

「年齢関係無く、幅広い年齢のキャラに声を充てる事が出来る」という普通の俳優には無い特権がある声優。
これもなんだか「声優の実年齢」と「キャラの年齢」が近い役しか回っていないというか…。

新しい血が入ってくるのは良い事ばかりですけれど、だからといって先輩声優さんが押し出されてしまっているのは切ない。
そうはいっても、全員を効率良く使うというのも難しいですし、それはそれで違うし。（実力の世界ですしね。）
ただ、もしも…。顔出しの…歌って踊る仕事の為に、より若い方を若い方をと起用する側が望んでいる結果だとしたら嫌だなぁ。
そんな訳は無いんですけれどね。

確実に言える事は、今がどんだけ人気があっても、ちょっと先の未来ではどうなっているか分からないという事ですね。
当たり前の事ですが。
好きな声優さんがいるのでしたら、油断せずに全力で応援し続ける事が、凄く大事になってくる気がします。