この記事は
2019年春アニメ総括です。
ネタバレあります。
はじめに
「ジョジョ」最終回待ちだったのですけれど、まさかの7月下旬1時間スペシャルで最終回ということで、「ジョジョ」総括は次クールに回します。
はい。
恒例となりました春アニメの総括を書かせていただきます。
異世界かるてっと
「オーバーロード」と「幼女戦記」未読&未視聴。
「このすば」、「リゼロ」原作・アニメ共に既読・視聴済み。
そんな僕からすると、よくもまぁ、原作のキャラを尊重しつつ・オリジナルの世界観で構築されてたなぁと。
ただただ異世界ラノベのキャラを借りて来ただけでは無くて、しっかりと面白い作品に纏め上げる力量は、プロの技だなぁと感心しきりでした。
世のクリエイターさんはやっぱり凄いや。
キャラクターとしては、1にも2にもなく、ハムスケが可愛すぎた。
何度腹筋持ってかれたか。
ハムスケ登場シーンはアホほど繰り返して見まくってしまいました。
大事そうにスバルを抱えて、頭をカジカジするハムスケが最高でした。
2期もハムスケの登場に期待してます。
賢者の孫
作画や一部キャストが不安感を煽ってくれましたが、不思議な魅力に取りつかれて最後まで完走しました。
所謂俺TUEEEでしたが、主人公シンの強さには僕らの世界の物理化学の知識が根底にあった為、非常に高い納得感がありました。
魔法に特化したファンタジー世界にありがちな設定ですけれど、魔法が発達してるがゆえに科学が発展しておらず、彼の世界の住人にとっては「万物の理を応用した魔法」についていけないというのは、理解しやすくて付いていきやすい設定でした。
この音とまれ!
分割2クール前半。
1話感想時に切りよく終わってくれればみたいなことを書きましたが、全くもって切りが悪かったですねw
その1話こそ不満な部分が目につきましたが、僕が慣れたのか否か、作画・演出共に良くなって、原作が持っていた物語の面白みと併せて、非常に楽しく見れました。
とはいえ、作画が非常に悪い回も目立っていた(特に13話は残念極まりなかった)ので、もう少し作画面が良くなることを期待。
ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ!
素直に面白かった。
毎週ゲラゲラ笑いながら見てました。
元々キャラの濃い501部隊をよりギャグ漫画として動かしやすくデフォルメしていたものの、しっかりと原形を留めていたことも違和感なく視聴できた要因かと思います。
ただその煽りを食らったのか、リーネとペリーヌの出番が極端に少なかったかな。
登場キャラに偏りが見られていたことが、唯一残念と言えば残念でした。
まさかの劇場版の告知が最後の最後でありましたが、一体どうなるのか。
あの名作である原作劇場版を、どこまでギャグにしてしまうのか。
怖くもあり、楽しみでもありw
ひとりぼっちの○○生活
個人的には「三ツ星カラーズ」の方が肌に合っていたのですけれど、好きになれたキャラも出来たので一定の満足感はありました。
今期視聴作品の中では、作画の安定感が群を抜いており、キャラ萌えアニメとしての出来は非常に高かったと思いました。
ツボに嵌った人にとっては、屈指の作品になったんじゃないかな。
ぼくたちは勉強ができない
作画もキャストも馴染めなかったのですけれど、慣れたんだとは思います。
回数を重ねる度に、次回を楽しみにしてる自分がいつの間にかいました。
まさかの分割2クールでしたが、もしかしたら原作と同時に完結ということになるかもですね。
原作も受験本番を間もなくに控えるところまで来ています。
大学編ということは無いでしょうから、クライマックスに入っていると見なせます。
もし同時期に最終回ということになれば、2期はよりそれぞれのキャラの将来にスポットを当てたドラマに絞った構成になりそうです。
コメディ度は下がって趣こそ変わりますが、作品としては引き締まったものになると思います。
原作が終わっちゃうかもなのは残念ではありますが、アニメ版がより良く終われるのならば、それはそれで良いのかなと…。
ともあれ、2クール目に期待です。
ワンパンマン(第2期)
1期に比べてしまうと、大きくパワーダウンしてしまったぞ…。
ガロウ編というのか怪人協会編というのか…とにかくこの長いシリーズは原作(村田先生版)でもまだ終わってないので、中途半端なところで〆ざるを得なかったのは致し方ない部分もあるとはいえ…。
部分部分作画が凄いところがありましたが、全体で見たら低空飛行に見えました。
言いたかないですけれど、スタジオの差なのかな…。
近年は良い作品も目立ってきてますが、とはいえ、決して作画が良いというスタジオじゃないですしね。
先述したように物語的には中途半端もいいところですので、原作が区切りの良いところまで終わり次第、3期に期待したいかな。
終わりに
これぞ!!と飛び抜けた作品が無かったものの、毎週しっかりと楽しめる作品群のひしめいたクールでした。
特に15分アニメ2本には、大いに笑わせていただきました。