2022年春アニメ総括

この記事は

2022年の春期に僕が視聴したアニメの感想です。
ネタバレ含みます。

はじめに

全然時間が無い。
アニメは冒険しなくなりました。
これ見てみたいなと思っても、他との兼ね合い(主に視聴本数)で泣く泣く切ったりしていて、「知っている作品」だけしか見ないようになったのです。
だから出会いが無い。

オリジナルアニメをもっと見たいなぁ。
それこそ10年くらい前は積極的にオリジナルアニメ見てたのに。
はぁ。

さて、春は本の作品を視聴しました。
五十音順で感想です。

かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-

安定の3期。
原作を読んでいた時はゲラゲラ笑えていたのですが、アニメの方は慣れてしまったのか、それとも僕の感情が死んでいるのか。
恐らく後者だと思われるのですが、2期までほどは笑えなくなりました。

その分、副題にもあるように…あれ?
「天才たちの恋愛頭脳戦」さんはどこに行ってしまったの?w
今頃気づいたぞw
拗ねて旅に出たのでしょうかね。

ともかくとして、副題の通り原作でも屈指の胸キュンエピソードの文化祭編を映像化。
原作を読んでた時から、この時をどれほど待ちわびたか。
そんな期待を十分に満たしてくれたシリーズでした。
最終回は1時間に拡大してくれたりして、スタッフ側の力の入れ具合も良きでした。

ただ、最終回のエンドクレジットで「初めてなのにディープなキッスをしてしまったことが変だと知って悶えた後にかぐやちゃんになる」爆笑エピソードが飛ばされる懸念が…。
杞憂だと思いたい。
思いたいけれど…。

アニメで、古賀葵さんの甘々ボイスでのかぐやちゃんを見せて欲しい。
お願いしますスタッフ様。

くノ一ツバキの胸の内

作画良き。
キャスト超豪華。
原作以上にキャラが皆立っていた気がします。
正直あまり期待してなかったんですけれど、萌えの方向性で大分楽しめました。

発売したばかりの最新刊のエピソードまでアニメ化して、1人でも多くのキャラクターを登場させようとする意気が良かったよね。
毎回異なるキャラクターにスポットを当てていたので、ともすればとっちらかった印象を与えがちですけれど、その辺はツバキを常に中心に置き、彼女が場を制する立ち回りをこなすことで、ギリギリのところで防げていたと思いました。
この手の作品は、多くのキャラから自分の推しを見つけられればOKなんだと思います。

最終回は、あれオリジナル回かしら?
キャラクター総出で短い時間ながらも、しっかりと見せ場を作れていたのも良きでした。

古見さんは、コミュ症です。 2期

るーみっくワールドの正統後継者的な学園ラブコメ。
実に「サンデー」らしい作品だよね。
奇天烈なキャラクターを作って、場で暴れさせることで物語を動かして、笑いを産む。
無駄に綺麗すぎる背景アニメーションの中で、そんな濃すぎるキャラ達が所せましと活躍するから、より生き生きとして見えました。

若干慣れてしまいましたが、それでも安定して笑えたアニメ。
なかなかに貴重な作品でした。

SPY×FAMILY

キャストが最高。
特にアーニャ。
「これだ!!」って位に脳内のアーニャ像とぴったりと嵌った声と演技で、これまで見てきた全ての原作付きアニメの中でも群を抜いてジャストフィットな配役だと思うのです。

アニメーションも綺麗だし、しっかりと動いてくれている。
作画も高水準で言うこと無し。

演出も音楽も脚本もこれといって不満は無い。

それなのに、何故か原作の方が笑える。
う~~~ん、何故だ。分からん。

強いて言えばシリーズ構成なのかな?
脚本に不満は無いと言った口の根が乾かぬうちに、真逆の事を言うようですけれど、テンポが遅いよね。
丁寧と言えばその通りなのだけれど、少なくとも1クール目までにボンドが家族になるエピソードまで行って欲しかった。
アニオリ部分は不要だったかな…。

とはいえ、毎回しっかりと楽しんでいたので、言うほど不満には感じてないんですけれど。
2クール目も期待。

盾の勇者の成り上がり Season2

原作未読なのでなんとも言えないんだけれど、「SPY×FAMILY」とは逆にテンポが”速すぎた”作品。
勿論そこが作品の良さなのかもしれないのですけれど、1話のうちに課題と解決までをいっきに見せるので、物事の困難さや乗り越えた時の達成感、カタルシスが思ったほど感じられないんですよね。
それでも、スピード感があるので面白いっちゃ面白いんですけれど。

今作のテーマ(?)である「成り上がり」感は、当たり前なのでしょうけれど1期に比べると殆ど感じなかった。
1期は理不尽に底辺に落とされたところからの逆襲劇が爽快で、そこに引かれていたので残念と言えば残念だった。
けれど、それを補ってあまりあるほどキョウがクソで最高だった。
1期ではマインが憎たらしくて憎たらしくて、ぶっ飛ばしてやりたいキャラだったことも視聴動機に繋がったのですけれど、今回はキョウがその立ち位置で最低さを振りまいてくれたのが良かったなぁ。
展開が早すぎることでのカタルシスの減衰をキョウをぶっ倒す爽快感で補っていた感じ。

3期がどうなるか分かりませんが、期待感は持てる2期だったかな。

名探偵コナン ゼロの日常

15分アニメだったり、全6話だったり。
事前に情報を仕入れてなかったから、驚かされっぱなしのアニメでした。
勝手に全12話30分だと思い込んでいたので。

さて感想を。
単純に面白かった。
ほのぼのとした作品の雰囲気をしっかりと再現してくれていたし、安室の「3つの顔」もちゃんと紹介するエピソードを選んでくれていたし。
作画面を除けば満点でしたw

作画はなぁ。
相当スケジュールひっ迫してたみたいなんで。
仕方ないよなぁ。
うん。

ということで、もう少しスケジュールに余裕を持っての2期希望。
原作は一旦終わっちゃったけれど、ストックはまだまだあるんで。

ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 第2期

3人増えて「13人」になりました。
ゲームの方は友人がやっていて、触りしかそちらのストーリーを知らないんですが、大筋は寄せつつもヘイトを回避してたんじゃないかな。
アニメしか知りませんが、綺麗に仲間になっていったなという印象しかありません。

でも、乗り切れない…。
作品が悪いんでは無くて、どうしてもAqoursが好きすぎて。
個々に良いなぁってキャラもいるんですけれど、この差はなんなんだろうね。
自分でも分からない。

終わりに

毎度おなじみ浅すぎる感想でした。

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