「BOZEBEATS」と「アクタージュ act‐age」の感想を正直に書くよ

この記事は

「ジャンプ」2018年冬の新連載感想です。
ネタバレあります。

はじめに

ジャンプっぷ。

?

2018年春の新連載が始まりました。
その感想記事となります。
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大変申し訳ありませんが、「感じたまま」「ありのまま」に書いてます。
って、いつもそうですが、「批判」はしないように努めてますが…ごめんです。
ご了承ください。

「BOZEBEATS」

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この1話だけに限っては、「面白くない」と言わざるを得ませんでした。

主人公のドラマから入るというのはお決まりのパターンだし、それが悪いとは言いません。
ですが、今作の場合は、もっともっと持ち味を活かした入り方をした方が分かりやすかったと思います。
「殴って斬って撃ちまくる!!痛快物理退魔アクション!!」という惹句が付けられたのですから、これが作品の持ち味になるはずです。

近代兵器(?)を用いた坊主がガンガン戦うという、所謂ひとつの「坊主の戦闘スタイル」とは異なる作品のオリジナリティを全面に出し、「主人公がガシガシ戦う」姿を見せて欲しかった。
そういう分かりやすいバトル感を出したうえで、2話以降で主人公の過去を描くでも良かったのかなと。

そうは言っても、主人公の過去から入る作品なんていくらでもあります。
やはりそれが悪いとはいえない。
では、何故今作では、それがいけなかったと感じてしまったのか…。

最大の理由としては、環というキャラが全く掴めなかったからです。
記憶をなくした。
母オオカミに育てられた。
龍大寺という坊主に助けられた。
魂を吸収する。
自分を知りたい。
こういう事象だけは理解出来るんですが、どういった性格なのかまでは分からなかったんです。

大体の目的だけは掴めたけれど、それ以外の事が何も分からない。
性格まで不明。
ちょっと暗そう?
能天気というキャラじゃあないかな。
それくらい。

主人公のバックボーンを描くならば、明瞭にどんな人物なのかを描いて欲しかったのです。
それが描けて無かったので、ならば、「主人公の戦闘シーン」を主眼にして良かったのかなと。

悪い点ばかりあげつらってしまいましたが、2話以降も読んでいきます。
今後環のキャラクターが掴めて、惹句通りの「殴って斬って撃ちまくる!!痛快物理退魔アクション!!」が展開されれば面白くなりそうだからです。
今後に期待ですね。

2話読みました。
環のキャラクターが出て来ていて、2話の方が圧倒的に面白かったです。

「アクタージュ act-age」

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非常に難しい題材に取り組んできたなというのが率直な感想。
どちらかといえば、「マガジン」の主戦場に挑戦するような作品。

例えば、「ランウェイで笑って」という作品があります。
ファッション業界を舞台とした作品で、ファッションに疎くても、少年漫画の文法を駆使している為、とても面白く読む事が出来ます。
1話の中で主人公である少年・少女の夢を描訴え、その夢が達成されるまでの挫折と努力を描いている。
画力も高く、キャラの心情を絵で表現する事が出来ています。

では、景に夢はあったのか?
兄弟を養う為という理由以外役者を志す動機が見えません。
これでは少年漫画として動機付けが弱いです。
ドラマの部分で少年漫画たり得てない。

画力はどうか。
役者である以上、その喜怒哀楽の表現を十全に描くには、画力が絶対的に必要です。
ですが、残念ながら、「景の天才的な演技力」を絵からは伝わってきませんでした。
圧倒的に台詞に依存していた。

ただ、物語も画力も連載を重ねるうちに向上していくものです。
1人の少女が成り上がる物語としての出足は悪くありません。
ここから景が夢を抱き、画力が伴っていけば化けるかもしれません。

まとめ

面白いと思ったら記事にすれば良い事なのですが…。
まだまだ1話です。
両作品ともこれからに期待ですね。

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