はじめに
最近リアルで真剣に困っている事があります。
人の名前が覚えられないのです(汗
これってかなりヤヴァイ事態。
例えば仕事中、初めて会った方からご挨拶を受けたとします。
「ワタクシ、〇〇商事の△△です。」と。
その瞬間は勿論覚えているのですが、10分もすると忘れてしまう…。
そんな時に、その人を呼びかける必要が出て来ると、さぁ困った。
名前で呼びかけられないから「すみませんが〜」という出だしになってしまう。
非常にヤヴァイ。
ま、そんな事どうでもいいのですけれど。
漫画やアニメのキャラクターの名前。その呼び方について少し考えてみました。
キャラクターの名前をどう呼んでいますか?
名字?名前?フルネームでしょうか?はたまたあだ名?
特に決まりとかは定めず、適当に呼ぶことが多いと思うのですが‥。
それでも知らず知らずのうちに一定の規則性に則ってしまっているんじゃないでしょうか?
「ドラえもん」のキャラの呼び方
一例として「ドラえもん」を持ち出してみます。
先ずは主人公のドラえもんは何て呼びますか?
「ドラえもん」?「ドラちゃん」?「お兄ちゃん」?
3つ目を選んだ方は知らないうちに何者かにドラミちゃんの姿に改造されていると思われるので、早急に対策を練った方が宜しいかと思います。
最近メロンパンとか好んで食べてません?食べている場合は、要注意です。
大抵の人は、1つ目か2つ目。
どっちの方が多いのかは僕には予想が出来ません。
続いて、源静香の場合はどうでしょう?
「しずか」でしょうか。それとも「しずかちゃん」?
「源さん」とか「源」と呼ぶ人は滅多にいないと思うんです。
最後に出木杉くん。
彼に関しては満場一致で「出木杉くん」かな。
呼び捨てで「出木杉」も多いかも。
何故こういう風に呼び方の候補を絞ったのか。順番に書いてみます。
出木杉くんから始めます。
そもそも出木杉くんの名前ってご存知ですか?
僕は知りませんでした…。知らなかったので調べてみましたら「出木杉英才」というそうです。
英才の読み方は、諸説あり「ひでとし」だったり「えいさい」だったり。
名前の初出時は「太郎」だったらしく、名字も初登場時は「明智」だったとかw
まあ兎に角、現在はコミックス等殆どの著作物上では「ひでとし」。
藤子プロ公式サイトのみ「えいさい(「ひでとし」という説もあるよ)」となっているようです(笑
でも、これを知っているのって、よっぽどの「ドラえもん」マニアのみなんじゃないかな。
たまたま知っていたという方もいるでしょうけれど。
多くの人が知らないから、出木杉くんは「ひでとし」(若しくは「えいさい」)とは呼ばれていない。
そんな訳で、彼は「出木杉(くん)」と名字で呼んでいる人が多いと推測しました。
次に静香ですね。
彼女の場合、名字はわりと知れている事だと思います。
でも、名字で呼ぶ人は少ないはず。
理由としては、作中で名字で呼ばれる事が殆ど無いからです。
殆どの登場人物は、彼女の事を下の名前で呼びます。
メインキャラは皆「しずかちゃん」と呼んでます。出木杉くんは「しずか君」とも呼んでますが…。
だから、僕らも彼女を「しずかちゃん」と呼んでしまう。
という訳で…。
一番馴染のある呼称を、僕たちもそのまま使ってしまうんじゃないかなと考えていて、これが「規則性」であるんじゃないかなという事を言いたかったのですね。
作中で最も使われている呼称を、自然と使っているんじゃないかな。
ところで、しずかの場合は、呼び方ひとつで「アニメ派」か「原作派」か見分ける事も出来ると思う。
原作では「しずちゃん」。アニメでは「しずかちゃん」だから。
南海キャンディーズのファンでも無い限りは、これ一つで見分けられる事なんじゃないかな。
最後にドラえもん。
作中ではどう呼ばれているか…。
のび太、ジャイアン、スネ夫等男性陣からは「ドラえもん」。
しずかちゃんや玉子(のび太の母)など女性陣からは「ドラちゃん」。
「ドラえもん君」や「お兄ちゃん」は少数派で、多くは上記2つ。
「ドラえもん」か「ドラちゃん」と呼んでいる人が殆どを占めると思われます。
だからこそ、どちらが多いか予想が出来ないと先程は書きました。
ジャイアンの事を「剛田」とか「武(さん)」とか呼ぶ人って1000人に1人いるかどうかだと思うんですね。
先ず間違いなく「ジャイアン」というあだ名で呼んでいる筈。
作中で最もそう呼称されているから。
「ドラえもん」という作品一つとって考えてみても、世間からどう呼ばれているのかが予測できるし、それが僕の考える規則性に当て嵌まるんじゃないかなと思うのですね。
僕らは知らず知らずのうちに「作中で最も使われている呼称でキャラを呼んでいる」。
そう考えます。
だからどうした
と言われると何も言えないのですがwww
ブログで感想を書いている頃、知らない作品の場合は取り敢えず「名前」で記事を書くようにしてました。
その後作品の事を知っていくと、知らず知らずのうちに「耳馴染のある呼称」で書いていたような気がして、こんな事を書いてみた。
ただそれだけの記事でした。
そうそう。「Q.E.D.-証明終了-」の記事で、主人公・燈馬想の事をついつい「燈馬君」と書いてしまうのも、この為だったりします。
「燈馬君」と書くのが一番しっくりくるんですよねw
他の書き方すると、なんか違和感があって…。うん。それだけっす。