「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」 第20巻感想 そして最終章へ!!

この記事は

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」第20巻のネタバレ感想ですよ。

黒竜の現状、明かされる

遂にシリーズのラスボスにして三大クエストのオオトリ・黒竜の現状が明かされました。
「何故黒竜は人類を襲ってこないのか。」その謎が明かされましたが、いや~猶予なんてあってないようなものですね。
いつでも好きなタイミングで復活できるやつじゃないですかw

もう本当にこれ以上ないほど人類にとって、ベル君にとって最悪のタイミングで襲ってくるんでしょうね。
敵は準備万端整うまで待ってくれるとは限らないんですから。
特に今作のモンスターはね。

さて、最終章を前に、大きく意義のある物語でした。
全ての人類に等しく絶望を齎す死の権化。
多くの者が初めてその存在に触れ、人類同士でいがみ合っている場合では無いと悟る。
共通の敵がいればそれとなく団結する冒険者達でしたけれど、もうその程度の団結ではどうこう出来る相手では無いって事なのでしょうね。
「仲間」としてしっかりと連携し臨まなければならず、その端緒として、今回のベルの戦いというのは、しっかりと冒険者達に刻まれたのだと思う。

1人では到底敵わない相手でも、仲間と共に挑むことで、圧倒的格上相手でも勝つことが出来る。

「学区編」は箸休めのシリーズではないかと19巻の感想では書きましたが、いやはや、しっかりと意味のある章でしたね。
当たり前っちゃ当たり前のことだけれど、油断してました。
短い中でもグッとストーリーが進みました。

とはいえ、まだまだ「描くこと」は山積みに思えるんですよ。
次から最終章と知って、「遂にか」と思った反面、「え?もう?」とも。
これまでで最も長い章になりそうだけれど、その前に衝撃の引きが…。

まさかのロキファミリアの全滅

「これから全員で団結して黒竜に挑もう」となったところで、主力ファミリアの全滅は、かなりショッキング。

今まで僕は本編で黒竜討伐を、外伝でダンジョン攻略を描くものと思い込んでおりました。
表(本編)で主人公ベルの成長と仲間集めを、裏(外伝)でベルの出来ないダンジョン攻略を進めてきたというのは、多分間違った解釈ではない。

ただ、今回で少し違うのかなと思った次第。
ここまでガッツリと本編と外伝が合流してくるとは想像だにしてませんでした。

これまでも要所要所で「合流」はしてたけど。
それにしても、ここまでガッツリというか、「完全合流」的な流れは初めて。

きっと1月発売の「ソードオラトリア」で今回の全滅の経緯が語られるのでしょう。
(本当に全滅してるわけではなく、しっかりと「成果」は挙げるとは思うけど)
ただその後の物語は、本編に合流しそう。

そうなるとダンジョン攻略も本編でやるのかな。
ロキファミリアですら全滅するダンジョン。
それ以上に脅威であろう黒竜。

…どうなるんだろ。

終わりに

今アニメの「ダンまち5」見てるから、余計にシルの「今」が笑える。
あまりにも自由過ぎるシル最高かよw

ヘスティアとのやりとりがコント過ぎて笑えました。
デナトゥスでのシーンが特に好きw
良いキャラになったなぁwww

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