「To LOVEる‐とらぶる‐ ダークネス」 第33話:メアの裸から見えるダークネスと少しの光

この記事は

「To LOVEる-とらぶる- ダークネス」第33話の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

「To LOVEる-とらぶる-ダークネス」第33話「Appreciation〜進みゆく想い〜」 感想

リトの魔剣攻略方法は、説得では無くて力づくでしたか。
成程。
メアの正体が沙姫達にばれる事は無くなりましたが、そうか。
ザスティンもまだ知らない事でしたね。
これでザスティンも感付いてしまったので、ここから物語が進むのかもしれませんね。

そうして一段落して、次回からはララの回なようですね。
「ダークネス」では徹底してサブヒロイン的ポジションに甘んじていた彼女ですが、いよいよ前に出て来るのかな。
告白の一歩先の関係というと…デートでしょうか?
ちょいとどうなるか気になります。

今回のサブタイトルとも掛けていそうで、確実に想いが進みそうですしね。

久々にリトに関しても

リトについて。
上の方で「力づく」って書きましたが、これは誤りですね。
正確ではない。
実際にはリトに魔剣を破る力なんて無いと思われます。
リト自身が言ってましたが、精神世界に身体の強さは無関係なので、これはそのまま「リトの想いの強さ」。

現実では不可能な「魔剣の…触手???を引きちぎる」という行為が成し得たのは、それだけ本気で凜を想っていたからと解釈出来ますし、美柑やナナが信じる訳も分かります。

やっぱりリトはこういう部分が良いですね。
肉体的な力は無いけれど、強くて頼もしい心を有している。
多くのヒロインが惚れてしまうのにも納得できます。

彼女たちが裸の理由

それにしても、毎回毎回ヒロインを裸にする術をお持ちですよねw
で、何度も繰り返し書いてますが、これがまた自然に見えるようになっています。
今回も最初は「おいおい」とツッコんじゃったんです。
メアが裸で現れたのを見て。
リトが服着てるのに、何故メアだけ裸なのかとw

でも、やっぱり考えてみれば自然に思えるから不思議です。
狙っているのかどうかまでは分かりませんけれど。

この裸にする理由。というか、ただの感想なんですけれど。
しかも至って平凡な。
よく言われる「心を裸にする」云々ってやつなのかなと。
つまりは、リトの見た凜もメアも、嘘偽りのない本当の彼女たちの心(精神)だったという表現。
そういう無防備な状態だった事もあり、余計にリトの言葉が凜に届いたのでしょうね。

となると、メアの本質が闇だという事もバッチリと表現されちゃってますね。
ネメシスが自信を持つように、お静ちゃんが懸念するように。
まだまだ彼女が真の意味で心を開く日は来ないのかも知れないと思っちゃいます。

けれど、少しずつ変わろうとしている部分も見えるのかなと。
今回、メアは明らかにリトを試していました。
メア一人でも助けようと思えば凛を助け出せた事も描かれ、また、モモというリトの協力者を排除した点からも、この事は窺えます。

家族でも無い者を本当に救えるのかどうか。
リトについて書いた部分でも触れましたが、換言すれば、家族でも無い者を本気で想えるかどうか…でしょうか。
想いの力がそのまま表現される精神世界に於いて、リトが凛をどう思っているのか見極めたかったのかもですね。

「家族」であるネメシスやヤミに対しては、心を許している感じのメア。
んでも、物語的にはこの役目をリトが背負わなくてはならないと思うし、メア自身それが可能なのか探っている状態なのかなと。
リトが他人に対しても本気になれることが分かれば、自分もリトにとって「特別な存在」になれるかもしれないし、逆にリトら他人を想えるかもしれない。

そんなこんなが胸の内にあったのかなもしれないな〜と感じたのです。
メアの本質は未だ暗く黒いままだけれど、少しずつ明るく白くなりつつもあるのかもです。

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