「To LOVEる‐とらぶる‐ ダークネス」 第36話:ナナの選択肢を強制的に潰すモモの策士っぷりが面白い

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「To LOVEる-とらぶる- ダークネス」第36話の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

「To LOVEる-とらぶる-ダークネス」第36話「Real intention〜悩める少女たち〜」 感想

久々にえっちいイベントに関しても言及。
うん。
珍しく無理があったかなとw
故障したら、女性の衣服(下着中心?)のみ集中して吸い込むって、なんでやねんw

ただ、これまた珍しくえっちいイベントが話の中心に来そうな感じで次回へと続きました。
次回は、お静とメアが協力してこの暴走あんこうを鎮めるんでしょうか。

策士モモ

ナナ、案の定揺らいでました。
自分の恋を貫くか、自分の心を誤魔化し通すか、モモの案に乗ろうか。

最初のは、ララをも恋敵に回してリトに恋する道。
最も真っ当な選択肢かな。
ハーレムは駄目、だけれど、リトは好き。
ならば、自分の心に素直になれば、姉と言えどもライバルにしちゃうと考えるのは、スマートな考えですね。

2つ目の誤魔化しというのも、素直になれないナナらしいとも言えます。
この期に及んで「何とも思ってない」と嘯くくらいですから。
これも可能性としてはまだ消えてないかな。

最後は、ハーレム計画に賛同しちゃうパターン。
現状最も考えにくいのですけれど、モモが思ったよりも策士だったなというのが僕の感想。

ハーレム計画を聞いたナナは、すぐさま出来るわけがないという反論をします。
「リトは姉上の婚約者候補」だからという理由で以て。
これに対し、モモは即座にこう切り返してました。
「第3王女の私が…誰にも迷惑をかけずに恋を叶えるにはこれしかないの…………!!」

この一言はナナの第1の道を封鎖しました。
ララをも恋敵に回してリトに恋する道を絶った。
ナナよりも更に立場の弱い第3位の妹が、自分の恋を貫く方法として、誰にも迷惑を掛けない道を選択しているという意味合いの言葉です。
「誰にも」という単語には、ララは当然として、ナナも含まれていますよね。
ニュアンスや話の流れ的に。
次女であるナナにしてみれば、妹のこんな決意を聞いてしまっては、自分だけ姉を敵に回してまで本懐を遂げたいという気を削がれたんではないでしょうかね
それほど効果の高い台詞だったと解釈しました。

更にモモは畳みかけました。
「あなたのリトさんへの想いは……どれくらいなの?」と。
自分の本気度を示した上で、あなたこそ遊びなの?と間髪入れずに挑発。

これで、ナナは2つ目の道…誤魔化しも取り辛くなってしまった。
モモにあそこまで言われてしまったんです。
遊びでは無い。嘘でも無い。本気なんだという気持ちをぶつけたくなるような気にさせる言葉です。

こうなると、ナナはモモの計画に乗る道しか残されていない。
当然他の選択肢も取れない訳では無いけれど、彼女のプライドやらなんやらが邪魔しちゃう気がしますね。

本当にモモは策士だと思いました。

素直になるナナが描かれそう

あんこうロボのえっちいトラブルですが、お静とメアの仲を取り持つ為でしょうね。
ただもう一つ、ナナが自分自身の気持ちに向きあう為でもありそうです。

お静がメアに向き合おうと行動に移しました。
メアが本当の自分を見せたらいいのにとナナやお静に言われていました。

これはどちらもナナにも当て嵌まります。
リトを好きだという気持ちに向きあい、モモに本当の自分(の気持ち)を晒す。
ナナが素直になる。
そんな前振りが1話使って行われていたんでしょうね。

こうなってくると、双子の共同戦線も近そうな感じです。

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