この記事は
「To LOVEる-とらぶる- ダークネス」第60話の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。
「To LOVEる-とらぶる-ダークネス」第60話「Power and power〜儚き闘争〜」 感想
吹き出しの形でえっちい表現をしてきました(笑
ここまで来るとギャグの域ですねwww
という訳で、まさかのモモのえっちいシーンを挿入しつつも、遂にガチバトルが!!!
とはいえ、この位なら今までもあったので危惧してたようにはならなそうで、ホッとしてます。
何にしても、ギドが圧倒的に強い。
あまりにも強すぎるからこそ、「バトル漫画っぽく感じない」のかもしれません。
戦うというより、一方的に悪い子を躾けてるイメージなので。
さて、ネメシスの弱点も判明。
これは成程ですね。
再生の暇も与えない程攻撃を叩き続けて、エネルギーを消耗させれば、実態を持たないネメシスは霧散してしまう…と。
メアと「変身・融合」してた理由が、まさに「肉体の安定の為」でしたから、ネメシスを倒す手段としてはしっかりと伏線もあった訳ですし。
この戦い、どう見てもネメシスに勝ち目はありそうもありません。
とはいえ、このままギドがネメシスを消滅させちゃうわけではないでしょう。
何かがあって勝負はお預けとなるか、はたまた、リトがネメシスを自身のハーレム要員に加えてしまうのか。
僕としては当然後者ではなかろうかと見ていますが、さてさてw
ところで。
この60話目の構成で気になったシーンがありました。
今回は、大きく3つの舞台が描かれていました。
1つは、冒頭の結城家のお風呂場。(厳密に言えばララ達の居住スペースなのかもしれない)
モモがギド達が戦う電脳空間に迷い込んでしまった発端が描かれていたので、必要なシーン。
1つは、ギドVSネメシスが展開されている電脳空間。
このシリーズのメイン舞台でありますから、当然描かれる必要性があります。
気になったのは3つ目。
地球でのヤミとメアがだんご屋の軒先で会話しているシーン。
みたらし団子を食べながら、姉妹でネメシスについて語り合っていました。
果たしてこのシーンは今回必要だったんだろうか?
だんご三姉妹
漫画は無駄なシーンが(ほぼ)無いと思っています。
ネームの段階で、漫画家さんと担当編集者など関わっている人たちが練り上げ・無駄を省いて、調整しているからです。
(ほぼ)全てのシーンに何らかの意図が隠されているはず。
そう思っています。
ヤミとメアのシーンは、「ネメシスを想っている人がいる」事が分かり、ここから「ネメシスが消滅というシナリオは無い」となります。
勿論今作がコメディだからこそのシナリオ展開予想なんですけれども。
うん。
意図は何となく察する事は出来ます。
けれど、それだけなのかな?と。
いくらコメディとはいえ、ネメシスがいなくなってしまう可能性は排除できません。
敵の黒幕ですからね。
おイタが過ぎたのでおしおきされかねません。
故に上の展開予想は外れる可能性が十二分にあり、上記展開になることを示唆する材料とするには、このシーンの挿入だけでは弱すぎるとも言えます。
そこで、みたらし団子なんですよ。
3連のみたらし団子と言えば、そうですよ。
だんご三兄弟ですよ(笑
ところで、ヤミ達3人を姉妹と仮定した場合、生まれた順番はどうなってるんでしょう。
作中では、これまでヤミ、メアを生んだ”プロジェクト・イヴ”とネメシスを生んだ、”プロジェクト・ネメシス”は「平行して進められた」となっていましたが、59話でザスティンがこう言ってます。
「かつて銀河大戦の末期…
あの金色の闇と赤毛のメアを創り出した組織”エデン”は
それより以前
ダークマターをベースにした擬似生命兵器を創ろうとした…!!」
僕はずっと
ヤミ、ネメシス、メア
の順だと思ってたのですが、実際は
ネメシス、ヤミ、メア
なのかもですね。
となれば、ネメシスを長女として、次女ヤミ、末っ子メアです。
だんご三兄弟は、3連のみたらし団子。
一番上が長男。
一番下が三男。
間に挟まれ次男。
今回のシーンで、みたらしを頬張る2人。
一番上だけを食べて、2つ目以降を残すヤミ。
次女ですよと絵で語ってます。
2つ目までを食べて、3つ目を残した状態のメア。
自分が三女ですよとアピールしてます。
みたらし団子で、3人が姉妹である…この先姉妹になるとアピールしてるんですよ!!
つまりは、ネメシスは無事に生還し、かつ、ヤミとメアの元に戻ってくると。
そういう示唆を絵で魅せてくれていたんですね。
これは凄いです。
物凄い。
深読みが過ぎて頭が心配になる妄想ですね。
終わりに
まあ、アホなことを長々と書きましたが、ネメシスを串団子好きに設定した理由も、3人で仲良く姉妹のような関係になりたいという彼女の本音を表現する為なんじゃないかなと。
というかそういう背景が少しはあると良いなと想っております。