「ドラゴンボール超」未来・トランクス編最大の謎　マイは何者か?

この記事は

「ドラゴンボール超」に対するネタ記事です。
ネタバレあります。

歴史をお浚い

複雑怪奇なタイムスリップもの。
「未来・トランクス編」は非常に厄介でしたが、分かり易く公式で一覧が作られていました。

これを見ても分かる通り、「タイムマシン」の性質をしっかりと理解しなければいけません。
文字通り、「未来や過去へ行き来出来るマシン」という理解ではいけないのです。

原作の頃からそうでしたが、このタイムマシンは、「枝分かれした並行世界間を自由に行き来出来るマシン」なのですよね。
理屈とすれば、一度自分の居る並行世界と行きたい並行世界の分かれ目まで戻り、そこから行きたい並行世界の行きたい未来まで飛ぶという感じでしょうか。
過去に戻ってから未来へ行くというのが、このタイムマシンで行われている移動になると想像出来ます。

この基本を先ずは抑えて置き、では、原作で描かれた歴史を紐解いてみます。
「DRAGON BALL大全集」第7巻に考察記事が載っており、そこから一覧として抽出しました。

アニメ「ドラゴンボール超」は、774年から780年の間の出来事ですね。
未来トランクスは、788年以降の世界から再び「現代」にやってきたという訳です。

という訳で、本稿では「マイは何者か?」を扱っていきます(笑

多分やらかしてるマイの設定

「ドラゴンボール超」でのドラゴンボールの力で幼児になったマイ。
このマイが成長した姿が未来トランクスのマイである可能性はゼロです。

だって、未来トランクスの歴史と本編の歴史は、とっくの昔AGE764に分裂しちゃったのですから。
トランクスが悟空を心臓病から助けた時点で別れたのですから、幼児マイと未来マイは別人ということになります。

恐らくですが、スタッフはこの点やらかしちゃってるんでしょうwww
上記リンク先の年表にも書いてなかったですし、本編でも言及無しですが、同一人物という括りで構築されちゃってたのかなと。
「超」で恋人っぽくなった少年トランクスと幼女マイを未来トランクスの世界で半ばカップルのような関係になってるというのを見せたかったのかもですが、大きな矛盾を生んでしまっています。

ですが、ですが、そこを敢えて、未来マイが何者なのかを考えてみます。

若返った時期はいつ?

可能性の1つとして、別人説が浮かびます。
未来マイは、ピラフの部下のマイではなく、同じ名前で容姿のそっくりな子という説ですね。
ですが、これは公式で否定されてます。

堂々と「ピラフ一味のマイの成長した姿」と書かれてます。
ありえません。
どうして自ら矛盾を肯定しちゃうのでしょうかw

別人説がダメならば、若返った時期を検証すれば良い訳です。
何故、ピラフとシュウ（原作ではソバって名前だったのよね、最初はw）は未来においていないのか。
その謎もすっきりと解ける、こんな説。

いつも三人一緒のピラフ一味。
「超」では若返ってますが、実際はいい歳。
マイの実年齢はブルマと同じ位と本編で言及がありました。
「GT」ではよぼよぼのお婆さん姿ですから、この辺矛盾は無さそうです。
そんな一味は世界征服が悲願。

なのに、世界を人造人間に蹂躙されてどうするか?
若返るには、そう、そのタイミングしか無いんですよね。

未来トランクスの世界では、AGE767にピッコロが人造人間の手によって斃されてしまっています。
つまりは、ドラゴンボールも無くなった訳です。
この僅かな期間。
ピッコロが殺されるまでの間に、ピラフたちはドラゴンボールを集め、神龍に願いを叶えて貰っていたら。
人造人間に蹂躙されたから、若返るのは何故なのかと疑問が残っちゃいますが、そこはピラフだからという事で(笑

例えば、この時点で5歳にまで若返ったとします。
ゴクウブラックが現れたのがAGE790頃とすると、23年。
若返り、人造人間の脅威から免れたマイは28歳と実に良い年齢になっていることになります。

これでなんとか辻褄は合いそうです。

ピラフとシュウは、人造人間にやられちゃったのでしょう。
子供の姿になったのが災いして。
1人生き残ったマイが、成長した姿。
やたらとサバイバル慣れしてる点にも合点が行きます。

最後に

本編に影響ない矛盾は良いんですが、本編に影響でる矛盾まで生み続けてる「超」は、本当に大丈夫なんだろうかとヒヤヒヤしながら見ていますw
どうやって原作最終回に着地するのでしょうか。
オラ、ワクワクすっぞ。