「名探偵コナン」第107巻感想

この記事は

「名探偵コナン」第107巻の感想です。
ネタバレあります。

特装限定版買わなかったのだ

今回はスルーしました。
アクスタはいらないかな。
それより、108巻が1年後って萎えるわ~。
前回、今回と「サンデー」最新号掲載分まで収録するという無茶なペースで刊行してたから、ストックを貯めようってことなのかもだけれど。
連載ペースがこれ以上落ちたら嫌だぁ。

感想です。

File.327「出会っていた五人組」

「ハロウィンの花嫁」のエンディングから続くエピソード。
こういうの初めてでは?

返す返すも警察学校組を故人にしてしまったのが惜しい。
5人共にキャラが立っていて、しかもこうやって組むと非常に楽しい。
それぞれ得意分野があって、揃うと割となんでも出来ちゃうから物語の幅も広げやすいしね。
まぁだからこそ「あまりにも主人公ぽくて」ダメなのかもだけれど。
なんにせよ、こうして新規エピソードを描いてくれたのは嬉しい限り。

え?トリック?
もうこの手の理科の実験はお腹いっぱいっすw

File.328「屍人の御燈の正体」

長野県警登場。
由衣が灰原や同僚らからからかわれていて、とても良き。
ここまで「勘ちゃん」呼びしまくるって、何かあったと勘繰ってしまう。勘ちゃんだけに!!
もしかして「隻眼の残像」後を想定したエピソードなのかな?

さて事件。
小ネタ3つを寄せ集めたトリックは、どれもやはり理科の実験なのだけれど、今回は見せ方が良かったかな。
突然燃え上がる炎の謎というのは、魅力的に映りました。
3回の事件のトリックの種を全て変えていたのも手が込んでいるように今回は思えた。
動機が切ない勘違い系なので、不起訴になって欲しい。

ところで、本物の怪現象が起こってたのですが。
「火はまた燃える」の6ページ目。
それまで火がついてなかった蝋燭に火が!!!
ひぃ~怖い~。火だけに。

File.329「大金と3人のウソつき」

小五郎メイン回。
これも映画を意識してのエピソード。

全編に亘ってコメディチックだったこともあり、非常に楽しく読めた。
細かな嘘については、どれも捻りが無いのでミステリとしてはやっぱり弱めだけれどね。
ミステリとしてより小五郎のあまり見せない顔を楽しむという趣向だったのだろうから、個人的には問題無し。

さてさて、蘭の「薬効きすぎ」でコナンの頭に流れたイメージ。
なんだ⁉
懐かしのテキーラさんじゃあないですか。
公衆で自分のコードネームはおろか、ジンやウォッカの名前まで出した挙句、人の鞄を間違って開けて爆死したテキーラさんじゃあないですか!!
板倉卓の事件(37巻「残された声なき証言」)で、まだ拾われてない伏線でもあったのか???
一体このイメージは何なのでしょう。

APTX4869の若返り効果が効きすぎて、烏丸が赤ん坊になったという隠喩かしら。
繰り返すようだけれど、嫌だぞ、ラスボスが赤ん坊とか。

終わりに

安室に正体ばれたり、謎の老人が出てきたり。
そろそろここらで大きく本筋を進めてくれんかのう。

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