この記事は
「ONE PIECE」の考察記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。
第692話 ”ドレスローザから来た刺客”
3週連続表紙&巻頭カラー第2弾!!
いや〜飛ばしてます。
表紙でナミがちっこくなるというネタバレまでしてますけれど、まあ、問題無いのかな。
殆どの人は、既に映画を見たことでしょうから。
2日で100万人動員確実らしいですしね。
という訳で。
今回は普段のWJ感想をお休みして、ワンピ単独の妄想記事。
映画「FILM Z」のネタバレも少しだけあります。ご容赦下さい。
「パンクハザード編」の最も見せたいシーン
このシリーズの最大の見せ場。クライマックスはどこか?
考えてみました。
通常一番の盛り上がりは、そのシリーズのボスとのバトル。
更に突き詰めれば、主人公が勝つ瞬間でしょうか。
その瞬間に最も盛り上がるよう道筋がつけられるのが道理かと思います。
では、「パンクハザード編」はどうだったか?
今回のボスはシーザーであり、シーザーを倒すシーンこそ最大の盛り上がりになろうはずでした。
が、違ったかな〜というのが僕の感想。
もし、そこに一番の盛り上がりを持って行きたいのならば、前回691話のラストで、少なくともルフィの大技が炸裂した瞬間のショットが来ていたはず。
今回で言えば、表紙入れて4ページ目。
“灰熊銃(グリズリーマグナム)”とルフィが叫んで、シーザーをぶっ飛ばしているコマですね。
これが前回の最終ページに来るべきでした。
でも、そうじゃ無かった。
このシーンは、今回の冒頭に来ていました。
画に迫力こそありましたが、物語的に最も盛り上がっていたとは言えなかったかな。
割とさらっと流した感じを受けましたね。
ここから類推するに、このシリーズのクライマックスは、まだもう少し先なのでしょうね。
ドレスローザから来た刺客から昏倒したシーザーを拉致する瞬間。
ここが最も盛り上がる。言い換えれば、最も”見せたい”シーンなのかもしれない。
もしかしたら、もっと違う事なのかもしれないですが…。
“ジョーカー”の呼び名の意味
さてさて。
少し妄想をば。
僕はここ数回、ヴェルゴのセリフにちょっとした引っ掛かりを感じていました。
“ジョーカー”の正体がスモーカーに露見した段階に来ても何故にドフラミンゴの事を”ジョーカー”と呼び続けていたのか?
特に意味は無いかもと思っていたのですが、少し違和感を覚えていたのですね。
ただ、今回で少し納得。
というか、「もしかしたら」的な妄想を持ちました。
一つの妄想。
ドフラミンゴには、”3つの顔”があるんではないかなという事ですね。
1つ目は、ドフラミンゴ海賊団・船長ドンキホーテ・ドフラミンゴとしての顔。
これは、彼の軍門に下っている他の海賊団の長としての顔も含めます。
かつて行っていた裏ビジネスの責任者としての顔もこれですね。
裏で世界政府の役人に詰め寄っていた時も、この”顔”かな。
兎も角。海賊ドフラミンゴとしての顔がこれ。
2つ目は、「七武海」としての”顔”。
表向きの彼は、この”顔”を使っている。
まあ、1つ目と大差ないわけですが。
そんで僕の妄想がコレ。
3つ目。
とある組織の幹部としての”顔”。
ドフラミンゴは一匹狼タイプの海賊ではありませんよね。
ハートの海賊団やベラミー海賊団等々数多の海賊団を束ねていたり、戦争の時にはクロコダイルにまで手を組まないか勧誘を掛けている。
何らかの目的達成の為に、徒党を組む事を厭わない。
そこで、何らかの巨大な組織を作っているんじゃないかなと。
ようは、”ジョーカー”というのは、その組織メンバー間のコードネームのようなものですね。
バロック・ワークスと同じ。
ただ、バロック・ワークスと違うのは、自らの正体を伏せる為のそれでは無い事。
まあ、遊び感覚で命名して、部下たちに使わせているのかなと。
だから、ヴェルゴも今回登場の部下2人も、普段はドフラミンゴの事を”ジョーカー”と呼んでいる。
さて。
となると、どんな組織なのか?
きっと、組織内でドフラミンゴと同等の幹部が他に3人いるんじゃないかと思っています。
“キング”。
“クイーン”。
“ジャック”。
という”コードネーム”を持つ人間が。
うん。今回『「ジャック」の耳に入れておけ」とかいうセリフがあったから思いついたただの戯言ですよw
でも、割と当たっているんではないかとか思い上がっていたりもします。
ローの海賊団の名前。ハートの海賊団。
間違いなくローの”死の外科医”という部分からハートは心臓の事を指しているのだと思われます。
けれど、もう一つ意味があって、トランプの”ハート”をも指していたりして…。
トランプに因んだ組織が、裏で暗躍しているのかなって。
ところで、裏というと、上記セリフと同じページにも裏という言葉がありました。
発言者は黒づくめで分からないようになってましたが、シルエットがルッチに似てました。
もしもルッチならば…。
トランプには、ジョーカーが2枚ありますよね。
“エキストラ・ジョーカー”。
もう1枚の道化は、世界政府の重要なポストに就く人物なのでしょう。
その人物の部下として、今現在ルッチがいる可能性もあるんじゃないかな〜と。
そして、兵器(SAD)の買手の超大物は、やはりビッグマムの可能性も高まりましたね。
これで、麦わら海賊団とハートの海賊団は、大きな敵を創りました。
ビッグマムら、殺戮兵器の顧客。
そして、ドフラミンゴが作っていると思われる謎の組織。
これには、ドフラミンゴ級の海賊が最低3人はいそうですし、政府も絡んでいる事でしょう。
この展開は、まさしくグランドライン突入時と同じですね。
あの時も、突入早々にバロックワークスという組織に目を付けられました。
今回も新世界突入直後に組織(んなもの無いかもですがw)に目を付けられて。
ただし、今回はバロックワークス以上の敵。
海のレベルの違いが分かりやすく表現されていて面白いなと思うのですが…。はて、どうなるやらですね。
まとめ
「Z」で、ゼファーの腕を切り落とした能力者とは誰か?
映画本編では触れられていませんでしたが、僕はドフラミンゴの仕業だと思っています。
七武海の中で、腕を切り落とすような事をしそうな能力者が、彼だけだからです。
ミホークは、そもそも能力者かどうかも不明ですし(恐らく能力者では無いと思いますが)。
それは兎も角として、ドフラミンゴが当面の大ボスとして君臨しそうな状況である事は間違いなく。
そんなドフラミンゴが、大きな組織を結成していたら面白い事になりそうです。
最初のテーマに戻りましょう。
「パンクハザード編のクライマックスは何処か?」
一番盛り上がるシーンは、例えばこんなのはどうでしょう。
ドフラミンゴが組織した一団勢力がルフィらの敵として判明した瞬間。
やりようによっては、滅茶苦茶盛り上がる気がします。
ま。全て妄想。
当たっているかもとかほざいてますけれど、裏打ちするものは一切ありません。
今回もきっと的外れな事を書いているんだと思うけれども、当たっていると良いなと少しは思っております。
ところで、映画「ねじまき島の冒険」にトランプ海賊団って居ましたねwww
ネタが被るので、やっぱり無いかもしれないw