はじめに
ようやく70巻を読めました。
うん。
毎週毎週「WJ」で読んで、感想を書いてますが、あれ辞めた方が良いのかもしれない。
忘れっぽいから、すぐに忘れて頓珍漢な事を書いている事が後になって分かるので。
まあ、そうは言いつつ、続けちゃうんですが、なんとか変な事を書かない様に努めよう。
さてと。
改めて、ローの作戦とドフラミンゴの作戦を妄想を交えて纏めてみます。
(「WJ」最新話までのネタバレを含む記事です。)
ローの作戦
先ずは、分かっているローの作戦から。
ドレスローザでの目的は、たった一つだけ。
「SMILE製造工場の破壊」。
その為の囮が、シーザーですね。
シーザーをグリーンビットに放置し、そこに迎えに来たドフラを罠に嵌める。
何の罠かといえば、海軍。
わざわざスモーカーに「グリーンビットに向かう事」(696話)をバラし、また、スモーカーもその意味を汲んだのでしょうね。
海軍によって、ドフラを捕まえさせる。
ローにしてみたら、足止め程度でも構わなかったのかもしれない。
兎に角、ドフラと海軍を鉢合わせて、その隙に工場の破壊を目論んでいたのかなと。
ああ。七武海を辞めさせた理由もここですね〜。
さて。
ですが、これは見事なまでに失敗しました。
ドフラミンゴは、ローの作戦の上を行っていたようです。
ドフラミンゴの作戦
ドフラの作戦は、まだ分かっていないので、ここからは完全な妄想。
先ずは、ドフラもまたローと同様囮を使ってきました。
メラメラの実を餌とした、ルフィ引き離し作戦でしょうか。
何故わざわざルフィをコロシアムに誘ったのかは分かりません。
流石のドフラも、ローとルフィを同時に相手取る危険性を高く見積もったのでしょうかね。
各個撃破する腹積もりではあるんでしょうけれど、その真の意図は不明。
何にせよ戦力分断という意図は少なからずあったかと思われます。
ドフラは更に「騙し」に入ります。
「王下七武海」を辞めたという件ですね。
これは、サンジによって嘘だと発覚しました。
サンジがこの情報を手に入れた経路は、普通に考えてヴァイオレットとなるんでしょうけれど、ではヴァイオレットはどうやって知ったのかという…。
ここもまた不明。
閑話休題。
海軍の上層部と繋がっているドフラミンゴ。
このルートを使って、「一時だけ七武海を降りた」という事にしたんでしょうね。
そうなると、不思議なのが700話に於ける「海軍本部」での海軍幹部達の会議の様子。
明らかに、ドフラミンゴが七武海を抜けた事前提で話し合われています。
これも理由はあるのかなと。
目的としては、表向きには「七武海に返り咲く為」。
裏では「知り過ぎた者を抹殺する為」。
ドフラの七武海脱退はフェイクとはいえ、新聞で公表された以上は、返り咲く為には相応の理由が必要となります。
ローの首というのは、それだけの価値が十分にありそうですよね。
海軍という”目撃者”の前で、政府にとっても、ドフラ自身にとっても”裏切り者”であるローの首を取る。
こうして何事も無かったかのごとく返り咲くつもりじゃないかなと。
海軍にまでフェイクの情報を信じ込ませたのは、目撃者作りという狙いがあったのかもしれません。
終わりに
で、これからどうなるか…ですね。
先ず、ドフラのローをやっつけるという作戦(?)は、失敗に終わると思います。
小人さん達の活躍で、何とか逃げ切れるんじゃないかなと。
あとは、ルフィですが…。
こっちもこっちで自力で何とかしそう。
問題は、兵隊さんとヴァイオレットですか…。
これらは全く以て分かりませんね。
皆が皆素直にドフラミンゴの首を狙っているとは思えずに…。
何かありそう。
兎も角、70巻で完結した「パンクハザード編」は、大きな大きな展開の序章でした。
ここまでチラッとでも何らかの形で噛んでいる事が判明している連中だけでも
世界政府、海軍。
カイドウ、ビッグ・マム、黒ひげ。
キッド海賊団、オンエア海賊団、ホーキンス海賊団
青キジ。
ワノ国の侍。
モリアの一味。
ルフィ&ロー同盟とドフラミンゴ一味を中心にして、様々な勢力が絡んできています。
とんでもなく長い長い一連のシリーズとなりそうですが…一体どうなるのか…。
伏線だらけの70巻。
あとあと読み返したりすると、今以上にすんごく面白い巻に思える様になりそうです。