はじめに
「週刊少年マガジン」で無休で11年間の連載。
増ページとか2話掲載とか頻繁にやっていてなので、尚のこと凄い。
真島先生、お疲れ様でした。
さて、本誌では完結を記念して平野さんが名言・名シーンをチョイスされてました。
平野綾選第1位
1位はKC7巻のエルザの台詞。
ルーシィ役の平野さんならではのセレクトですね。
「幽鬼の支配者編」で初めて描かれたギルド同士の抗争。
ルーシィを差し出せと迫られた時のエルザの返しがこの台詞でした。
シリーズ通して貫かれたギルドは家族だという考え。
ギルドの総意として、仲間を奮い立たせるとともに、今一度ひとつにする言葉ですね。
FTの結束力の強さをはじめて誇示できたシーンにもなってます。
さて、僕はほかのシーンを選びました。
マイベスト
24巻「エドラス編」のラストです。
2年前死んだと思われていたリサーナがエドラスで生きていたと分かったナツたち。
墓参りに来ていたミラたち兄弟と雨の中再会します。
設定としたら後付けかもしれない。
でも、そんなの関係ないのです。
「死んだと思っていた人間が実は生きていた」というシチュエーションが僕は大好きなのです。
この世界観が「生き返りの魔法」が無いからこそですね。
現実と同じで死んでしまったら終わりだからこそ、実は生きていた…というのは相応の驚きと感動があります。
リサーナが生きていたというのは、寧ろ伏線とか無かったから余計に感動したんですよね。
これが計算づくで、伏線がこれでもかとあったら、そこまで感動出来なかったと思うのです。
終わりに
思い返してみて、一番印象に残ってたのが、リサーナのシーンなんですよね。
生き返ってからはてっきりルーシィとナツを取り合うのかなと思ってたのですが、そんなこともなかったですねw
以降、影が薄くなっていっちゃいましたが、この生き返りのシーンがよすぎて、僕の中では好きなキャラでありました。
コミックスは残り2巻。
アニメも最終シリーズまで作られるという幸福な作品。
残り少ないですが、最後の最後まで楽しませてもらいます。