この記事は
美形悪役についての記事です。
月に変わってお仕置きされたい。
はじめに
実際に数えてみるとそう多くは無さ気なのですが、それでも、「プリキュア」ら幼児向けアニメの敵キャラには必ずといって良いほどイケメンがいます。
彼らは何故イケメンなのでしょう。
悪役と言えば、容姿が醜悪で性格も外道が定番。
イケメンは寧ろ正義の象徴のような気がします。
いくつか理由を考えてみました。
少女漫画界にブサイクはいらないのよ理論
眼がキラキラ輝いて、星を全身から放つような美男・美女の多い少女漫画界。
そんな眩しい世界には、ブサイクは不釣り合いという事でしょうか。
ああ、なんていうことでしょう。
顔がちょっと人より劣っているというだけで蔑まされるのに、少女漫画界では存在すら許されないのでしょうか。
ああ、可哀相な僕。
また1つ夢が崩れました。
悪役としてのし上がって、月に変わって成敗されるという小さな夢よ、さようなら…。
まぁ、流石にこれは無いですね。
ギャップ萌え
ピクシブ百科事典の引用で終わらせるつもりなのですが、こういう説。
醜く汚く気持ち悪い存在であるハズの悪役に、美しい外見のキャラを起用する事で、役と外見とのギャップを狙う
(中略)
女性は本能的にワルと美形を好む為、この手のキャラは非常に女性の間で人気が出やすい。
なるほどねと。
「女性は本能的にワルと美形を好む」というのには納得。
これは理由としては在り得そうです。
ちゃんとした設定上の理由があるパティーン
美形な理由がきちんと設定してあったこともあります。
「美少女戦士セーラームーン」のダーク・キングダム四天王がそれです。
「Crystal」見てたら、前世はセーラー戦士たちの恋人だったって言ってましたが、調べてみると「原作上設定としてはあったけれど、本編で使われなかった設定」だったようで。
なんにせよ、「前世ではエンディミオンの配下であった」という設定を持っています。
(これも最初のTVシリーズではオミットされたらしいですが)
つまりは、元々良い人達で、故に、美形なんだよという事ですね。
本来正しい心を持ったイケメンが、悪の道に堕ちた場合というのも1つの解となりますね。
幼女への配慮
考えた中で、これはありそうだなと思ったのが、これです。
「プリキュア」シリーズのコアターゲット層は小学校低学年くらいまでの女児(と成人男性)
この年頃の女児に、醜悪な顔のキャラを見せたら、泣きだしちゃう事が多いと想像します。
「こわい~~」って泣いちゃうんじゃないかなと。
それでは本末転倒です。
一番見て欲しい年頃の少女達に見向きされなくなったら、大変です。
いくらコアターゲットに設定してるとはいえ、大学生男子やオッサンだけ残しても意味がありません。
小さな女の子が見ても怖がらない容姿。
故にイケメンという説。
自分で言うのもなんですが、これはありえるんじゃなかろうか?
イケメン爆発しろとしょっちゅう呟いてるオッサンの為
まんまですが。
美少女戦士にイケメンをやっつけてもらって憂さ晴らし。
プリキュア達を一層応援できるぜという歪んだ考えw
終わりに
イケメンは正義。
なにをしても許される。
悪事だって許される。
という三段論法。(意味不明)
(最近疲れてます)