「友達の妹が俺にだけウザい」第6巻感想

この記事は

「友達の妹が俺にだけウザい」第6巻感想です。
ネタバレあります。

はじめに

明照、彩羽の為に女装する。
次巻予告で判明した超展開。
何故そうなると疑問しか無かったですが、6巻読了した今を持って理解が出来てないというね(笑
それほどまでに彩羽のウザ可愛い本心を曝け出させたかったのだと超好意的解釈をしておきましょうw

本編感想です。

明照女装の真意?

あらすじがあるのが地味に嬉しい。
多読してると、どうしても前回の引きを忘れがちになります。
昔はそんなこと無かったんですけれどね。
歳ですね。

さて、文化祭編。
今回明照が1人暴走しているからか、話数表記されている本編はさほど重要ではなく、幕間にこそ大事なエッセンスが詰まっているという風変わりな構成。
前回の真白アタックで大ダメージを負った彩羽が恋愛レースのスタートラインに立つまでのお話なので、明照目線の本編以外が大事なのは当然の帰結とも言えますね。

でも、明照は全く本筋に関わってきてないかというとそうではなくて、驚くことに女装してミスコンに出るという奇行が、本人の与り知らぬところで影響を及ぼしていたのが面白い。
彩羽にウザ絡み出来る友達を作らせたいという目的があって、その第一候補が茶々良だったのは読者の誰もが予想できていたこと。
だけれども、茶々良が彩羽の友人枠に収まるには、大きな障壁があり、それが5巻夏祭りでの出会いにあったと思うのです。
明照のことを彩羽の目の前でdisってしまったこと。
本人以上に彩羽が激昂してたのですから、この因縁を取り払わない事には、茶々良が彩羽の友人になるのは無理でしょ。
早い話、茶々良の好感度を上げる必要がどうしてもあって、明照は無自覚にそれを達成していたのだから、女装も無駄じゃなかったということですねw

明照をミスコンに出場させた意図がこれだったのなら恐れ入りましたって感じですね。
単純にドタバタコメディとしての役割の陰で、大きな貢献を潜ませていたことになりますから。

終わりに

音井さんの謎アドバイスから色々な女性になりきっていた彩羽。
その間ウザ絡みを封印していたわけですけれど。
うん。
やっぱり彼女はウザ絡みしてこそですね。
9話でようやく元通りになってくれた時の彩羽はやっぱり断然可愛かったです。

という訳で6巻感想でした。
今回短いですがここで終わります。

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