この記事は
「週刊少年ジャンプ」2012年44号感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。
「銀魂」 第四百十六訓 鼻の穴のデカイ奴は発想力もデカイ
随分前の目次コメで「30巻(だったと思ふ)到達する前に終わらせたい」と語っていた空知センセ。
40巻超えたのにエンディング考えてなかったんかいwww
ただ、そろそろ色々と投げっぱなしとなっている事に決着を着けて行って欲しいかなと思う。
映画が銀さんの過去に触れるともっぱらの噂(WJに掲載された空知先生のコンテからの予想)ですけれど、映画の前に原作でもその辺は語ってもらいたいところですね。
「めだかボックス」 第164箱 「世界を滅ぼすために生まれてきた」
言い回しが何とも妙な感じでした。
「世界に与えたダメージ」の「世界」って何だろう?とか。
「自然(ナチュラル)でも超自然(スキル)でも治らないし―治せないんだ」とか。
でも、1億回以上戦い、敗北を積み重ねてきた安心院さんは五体満足で生きている。
前回やられちゃったけれど、あれも別に死んでないんじゃないかな。
って、この漫画の読者ならあれで安心院が死んだとは思ってないのでしょうけれど。
人外であり、「世界」で無い安心院は、言彦の「破壊」の対象外な気がします。
対象外と言っても、負けないという訳では無くて。
負ける事はあるけれど、決して壊れないし、死なない。
だから、めだかの負ったダメージも安心院さんのスキルでは治るような気がする。
彼女のスキルは、「超自然」ではなくて「異常性と過負荷」だから…。
それはおいといて、ここでまさかの王土登場。
今この時点に於いて、彼が何の役に立つのか分からないですねw
ただのアニメ2期の為のサービスなのか?
はたまた「普通」であることが重要なのか?
次回を待ちたいと思います。
「クロス・マネジ」 第3話 ラクロス部
こういうさり気ない系の活躍のさせ方、大好きだわ。
直球の熱い展開には無い良さが有る。
ここまで3話読んできて、俄然楽しみになってきました。
「ハーレムラブコメ」にならない確信が持てたし、スポーツの爽やかさには似つかわしくないドロドロした展開も無さそうだし。
きちんとスポーツ漫画+ラブコメ的な感じになりそうで、本当に大期待です。
「BLEACH」 509. 天地灰尽
どうもパワーバランスが上手く無い。
というか、ぶっちゃけると下手に思えてならない。だから、こう今一つ乗れない。
昔は面白かったんですけれど…。
なんつうか、出し惜しみしすぎなんですよね。
昔から「滅茶苦茶強い」と言われてはいたものの、漸く総隊長が偉く強い事が分かった。
でも、なら何故過去に今回のような実力を魅せなかったのかと疑問が湧いてしまう。
藍染なんて歯牙にもかけず瞬殺出来たのではないかと思ってしまう。
その場限りのノリや瞬間的な盛り上がりにばかり目が行っていて、全体のバランスが取れてないというか。
そんな訳だから、このバトルも個人的にはそんなに盛り上がらず、これどうするんだろうと思っていたら「偽物でした」というオチ。
ストーリー的には納得するオチですけれど、でも多くの隊長(特に剣八)を貶めかねない事になってしまい残念。
「ハイキュー!!」 第31話 ライバル
漫画的な「フィクション」と現実的な「ノンフィクション」。このバランスが非常に上手い。
前者に関しては、日向・影山コンビの「変人速攻」。
プロならば出来そうではあるというギリギリのリアリティを保ちつつも、しかし、漫画として派手で見栄えのする「画になる技」。
これが決まるシーンは、やはり読んでいて盛り上がります。
後者は「マトモな速攻」。
言葉通り、現実的な普通のプレイであり、バレー経験者であれば素人にも出来る事。
しかしこれが直ぐに出来ない2人。
漫画の場合、簡単に出来るようになってもおかしくないのですけれど、そこはきちんと「最低限の失敗」を織り交ぜている所にリアリティを感じます。
今回も失敗に失敗を重ねて、しかし、少しずつ前へと進んでいる様が見られて。
こういう所がこの漫画非常に上手くて、面白い。
「ニセコイ」 第44話 ウミベデ
ぎゃあああああああああああああああ。
小咲さんが、自らいきよったでえええええええええ。
しかも、いきなり前振りなく「キスしてもいい…?」って…。
うわあああ、なんだ、これ。
どうなるん、これ。
でもこれ、本心からなのかが唯一気がかり。
そりゃ勿論本音であることは間違いないと思う。
けれど、この場、このタイミングでいきなり切り出した事に疑問符が付く。
直前の小咲のモノローグ…心情を考えれば、唐突でも無いんだけれど、そのもう少し前の様子を見ていると不自然にも思える。
「もう少し前の様子」とは、いつもとは違う千棘を気遣っている場面です。
様子の違う千棘を見て、「?」を浮かべてましたけれど、なんかあると悟ったんじゃないかな。
で、この突然のキスしてもいい発言も、この事が絡んでいる気がしてならない。
例えば、千棘が楽に本気になったのを乙女の感で悟ったとか。
その気持ちに素直になってもらいたいから、焚き付けてみたとか…。
ないか。それは無いかもですが、でもなんかありそう。
「SKET DANCE」 第251話 スイッチ・オン⑪
いつの間にか、スイッチの過去話からスケット団結成までの話にすり替わっている…。
話の視点が、スイッチ個人からスケット団に移っている?
次回もまだ続くようだし、これもしかして作品全体で締めに入ってる??
アニメも終わってしまったし、話数も250を超えて来たし、頃合いと言えば頃合いとも言えるし。
考えすぎかな。
「タカマガハラ」 第十二回 拳と刀と銃
知略戦(というか戦術)が重要だというフリをしているのですから、もう少しボスの正体とかも隠してw
「連中のボスは間接攻撃タイプ」と情報が出た次の瞬間に、ボスと思わせようとしてた大樹が直接攻撃タイプだという事を描いてはダメなのでは?w