この記事は
「週刊少年ジャンプ」2013年12号の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。
「ハイキュー!!」 第49話 VS”大王様”・2
1周年表紙&巻頭カラー!!!
この漫画が支持されているのがすっごい嬉しい。(続きがいつまでも読めるから)
本編は三回戦・青葉城西戦開始ですね。
この試合が「S対決」になるという事が分かるような出だしの1話。
ここで影山が勝つ展開が王道なのでしょうけれど、個人的には菅原に交代という展開が見たいですね。
一人では及川には勝てないけれど、二人なら勝てるみたいな。
こういうのも王道だと思うし、そっちの方がなんとなく燃えられそう。
「暗殺教室」 第31話 苦戦の時間
読んでいるうちに、いつの間にか殺せんせーというキャラが好きになっていたようです(笑
苦戦している様を見て、殺されないで欲しいとか思ってしまいました。
ああ、この漫画の最終的にという意味で。
それはさておき、真面目な感じで「イトナは大の勉強嫌いだ」と唐突に挿入されたモノローグに笑った。
殺し合いのシーンで挟まれるモノローグとは思えなくて。
この作品はどこまでも「学校」というベースの上で構築されているものなんだと再認識。
至極当たり前のことですけれども。
「ワールドトリガー」 第2話 空閑 遊真
2話にしては、繋ぎに徹した大人しい回でした。
ところで遊真の能力だと思われる「ウソを見抜く力」。
考えている事まで読み取れるのか、単純にウソかどうかだけ見抜くのか。
この辺はまだ分からないですが、この地味な能力は今後どのように使われていくのでしょう。
キン肉マンの飛行能力のように消えていくのか(アニメとかだと普通に飛んでたけれど)、はたまた重要な使われ方をするのか。
個人的に注目してみよう。
能力が地味なだけに後者だと面白いかなと。
心理戦とかに上手い事繋げてくれると面白くなりそうですし。
「食戟のソーマ」 11 対決前夜
1話以来かもしれない。
ああ、料理漫画なんだねとか思ったの(汗
料理漫画のテンプレに沿ったような回でしたが、うん。でも、こういうの好き。
というか、こういう回が無いと「料理漫画」って気がしない。
皆でうんうん唸って、試行錯誤して。
ちょっとした閃きから打開策を講じて。
で、これまでは「何故その料理で勝てるの?」という割とシンプルな感じだったのですけれど、今回はそこから一段工夫を見せてくれるようで。
これも料理漫画らしい展開故に良かったです。
それでも、最高級の肉に勝てる料理にはならないでしょうとか思っちゃうのは、僕がひねくれ過ぎているからなんでしょうね。
「こっくり屋ぁい!」(読切)
作者紹介ページに腹抱えて笑ったw
作者さんのペンネームが「ひつじ(羊)」から来たジョークなのでしょうけれど、単純なだけに笑えてくる。
右も左も分からない・初投稿時の人にとって、編集者のイメージってこういうものなのかもしれないな〜ってw
(この漫画の作者さんが、「右も左も分からない・初投稿時の人」だと言いたい訳では無いです。)
作風はジャンプよりも少しだけ対象年齢が下のように感じました。
「コロコロ」とかかつての「ボンボン」とかに載っていても不思議ではないような作品だったかな。
話も設定も絵も。
ただ、それだけに(読切という事も勿論あるでしょうけれど)分かりやすく簡潔な物語で、尚且つ見やすい絵柄であったため、すんなり最後まで読めました。
「NARUTO-ナルト-」 No.620:千手柱間
個人的には、ここが「NARUTO-ナルト-」という漫画の最も大切な部分だと感じております。
前にも書いた気がするのですが、サスケの処遇が最大の見どころだと思うのです。
ここでしくじると、作品全体に致命的な傷になりかねないし、逆に乗り切れば最後まで名作として走れるというか…。
サスケが復讐者の道に入り、その過程を長い事描いてきて。
実際に使った年数も、本当に長期に亘ってますからね。
だから、「そんな理由で、元鞘に戻るの?」と思われちゃうような理由・展開で木の葉側に戻ってしまうと、白けてしまうと思うのですね。
最終的にサスケが選ぶ道は、今回を読む限りは、再びナルトの横に立つという感じになりそうです。
勿論、そうならず、最後までナルトの敵として君臨する道を選択するかもですが。
まあ、どっちでもいいのです。
どっちでもいいのですが、その理屈が「誰もが納得するもの」ではないと、作品全体に影響を及ぼすんじゃないかなと。
でも、きっと大丈夫。
最後に向けての展開は、とっくに出来上がっているみたいですし、この辺の作品の根幹をなす部分もきっちり作り込まれているでしょうから。
だからこそ、次回から本格的に入る回想編は楽しみだったりします。
「銀魂」 第四百三十四訓 一つのかぞく
今作らしい安定のオチ。
まあ、他人を鈍器にするというギャグは、最早何度目だよと突っ込みたくなる定番化しつつあるギャグではあるのですが…。
それでも笑ってしまうのは何故ですか?
取り敢えずこのシリーズ唯一報われも救われもしなかったのは、偽碇指令ですね。
いつもの事ですが。
「黒子のバスケ」 第201Q 狙い通りだよ
これ、黄瀬がキセキの世代以外の…例えばチームメートの技をコピーしていたらどうなってたんでしょ。
もしも、キセキの世代のコピーばかりを連発しなければ、こんなに簡単に誘導されなかったんじゃないかな。
この試合のオチとして「結局黄瀬は、キセキの世代のみを凄いと思っていて、チームメートをショボイと思っていた」という感じになるのかな?
まあ、もしそうなっても、今回の最後のパスから「そんなこと無い。仲間の力を信じていたから迷わずパスが出せた」という二段構えのオチになるとは思うのですが…。
「ニセコイ」 第62話 キッカケ
楽を有能に描きすぎたかなと思ったシリーズでしたね。
彼は決して無能という訳ではないでしょうけれど、人外レベルの仕事量をこなす千棘母の秘書を務められる程とは思えなくて。
まあ、展開的に仕方無かったとは思いつつ。
そこは主人公補正という事ですね。
そういえば、絵本の少女も千棘だと確定でしょうか。
う〜む、てっきり小咲だと思ってたのですが。
そうなるといよいよ本当に楽の記憶の中に小咲が居なくなる事に…。
唯一覚えているシルエットが千棘とは似ても似つかず、小咲寄りという事だけですが…。