この記事は
「週刊少年ジャンプ」2013年17号の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。
「黒子のバスケ」 第206Q 「彼しだいさ」
少し先生が良い人過ぎたかな。
いや、それはそれで良いのですけれど。
仮に滅茶苦茶嫌な先生で、黒子が心身ともに虐げられていたら、この逆転劇がさらに燃える展開になっていたけれど…。
それはそれでテーマがずれちゃうので、やっぱりこの展開で良かったと思える。
取り敢えず38ページの
「可能ならば…試合形式で見てもらえないでしょうか」の黒子のコマと次の赤司のコマが面白かったです。
今回のクライマックスでしたね。
この黒子のコマ、服の皺等々一切描き込まれておらず、これは手抜きとかそういうのではなくて、「赤司から見た黒子の姿」なのかなって。
対面で話し合っているのに、薄く見えている事が強調されているようで、赤司はそこから「黒子がオリジナルのスタイルを身に付けた事」を察したのかなと。
無言で黒子を見る赤司のコマは、そういうのが表れていた気がします。
さて、面白いこのシリーズも早くも終わっちゃうようで。
もう少し帝光編見ていたいな。
「暗殺教室」 第36話 近い時間
この決着のさせ方は凄い。
野球でいて、野球で無い。特殊な状況を見事に描いているという点で。
非常に面白いシリーズでした。
「ONE PIECE」 第702話 ”コリーダコロシアム”
盲目の剣士はやっぱり藤虎なのでしょうか。
目が見えていないのに、ルフィ達の事を察したのは、覇気の一種なのかもですね。
見聞色が人より優れているのかもしれません。
ところで、コロシアムの賞品にメラメラの実を差し出す事が、ルフィらを嵌める罠になるのかどうか。
まさか自分の腹心たちだからとはいえ、ルフィをコロシアムで仕留められるとは考えていないでしょうし。
どういう罠なのかいまいち判然としないですね。
「Sporting Salt」(読切)
あざといw
けれど、絵の特徴を活かした作風は、それだけで武器になるんでしょうね〜。
連載向きでは無い作品かなと思ってしまったものの、一度連載で読んでみたい作家さんだなとは思いました。
「ハイキュー!!」 第54話 ”先輩”の実力
菅原が活躍するだけで、超楽しい。
今後も活躍の機会を与えて欲しいと素直に想えるキャラです。
チームの結束力といえば、烏養コーチと武田先生のコンビもなかなかですね。
「コーチはやった事が無くてやれない」と自覚し、その自信の無さからなのか選手の事を誰よりも気遣うコーチと、それを要所要所でフォローする先生。
この2人もチームの為に支え合っている。
そういうのが今回もさりげなく描かれているのが個人的には嬉しい。