この記事は
「週刊少年ジャンプ」2013年25号の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。
「無刀ブラック」 第一話 春
いつぞやの読切版で面白かったイメージがある作品が今週号から連載ですね。
この手の作品って、主人公が強さを魅せて、そんな強さや人柄に惚れ込んだ少年がくっついていくというのが定番スタイルだと思っているのですが…。
そうではなく、少年に認めてもらう為に主人公が信念を貫く事を誓うというのは珍しく思えました。
こういう師弟モノのお約束を破ってくれている展開が今後楽しみにさせてくれました。
「ONE PIECE」 第709話 ”キング・パンチ!!”
まさかのバルトロメオ勝ち抜けですか。
てっきり奴も噛ませ犬の1人かと思ったのですが…。
ただ、バックにはさらなる大物を匂わせてくるあたり、彼もまたある意味「噛ませ」には違いないのかもしれませんが。
そんなバルトロメオの能力が判明。
イタタタタと、自分の過去を思い出してしまいますね…。
小学生時代やってたな〜。バリアとか。
…最低の”遊び”だったと思う。
さておき。一見無敵に見えちゃう能力ですが、ようするに指を結ばせなければ良いんですよね?
結ばせても、それを解ければ良いし、バリアの内側に攻撃を飛ばせれば問題も無さそう。
結構穴が多そうな能力。
仮にこの先一味と戦う事になっても、ハナハナの実の能力でロビンが相手取れば済む程度の敵な気がします。
ただ、その前にこのコロシアムで誰かに倒されるんでしょうけれども。
「NARUTO-ナルト-」 No.630:埋めるもの
ここ最近のキャラクターの説得がよく理解出来ない部分が多かったのですが…。
今回のカカシの言葉には素直に共感できました。
正論すぎる。
そんで、最大の危機に父ちゃん登場は、滾りますね!!!
「食戟のソーマ」 23 存在の証明
20話の感想で↓のように書きましたが…。
今回創真が堂島と交流を持ったことが活かされるんでしょうか?
創真動く⇒堂島がチャンスを与える⇒恵が”一人で”頑張って撤回させる
みたいな。
ほぼこの通りの展開になってくれているので、納得できてはいます。
堂島の言う事は道理に適っていると思うのですね。
ただ、それでも、この食戟というチャンスが超法規的措置であることに変わりは無い。
過去何十何百と、今回の恵以上に理不尽な理由で退学処分になってきた生徒達の事を考えれば、このチャンスを与えた確かな理由が欲しいです。
ただ単に堂島が創真に目をかけたという以上の尤もらしい理由が。
この食戟の後、そこが描かれてほしいな〜。
「黒子のバスケ」 第213Q 獅子搏兎
今更ながら虹村の名前の意味を理解。(今回の表紙を見て)
なるほど、だから虹なのねと。気付くの遅いな〜自分。
さて。
話題は青峰”崩壊”まで差し掛かってきましたね。
こうやって順を追って彼らの歴史を辿って見せられると、監督・コーチの駄目さ加減が見て取れちゃう。
学生のうちは勝つ事に目を向けさせるんでは無くて、やっぱり心の成長を促すべきなんじゃないかなと分かったような事を書いてみるw
ようするに、もっとしっかりと監督らが青峰の事を見てやって、適切なフォローが出来ていれば、真っ直ぐなまま成長出来たんじゃないかなと。
別に今の青峰が悪いとかいう訳ではないんですけれどね。
きちんと”元”に戻りつつありますし。
「ハイキュー!!」 第61話 チームの地力と小さなケモノ
前回のお話良かったな〜。
及川側のドラマを挟まれると、俄然この試合を楽しめますね。
やっぱりスポーツは、「敵との戦い」ではなくて「好敵手との戦い」を描いて欲しいですし。
で、今回は敵リベロの渡のプレイ。
バレーボールのルールを知らなかったので、なんで飛んだのか不明だったのですが、直後の解説を読んだ時に意味と凄さを理解。
いや、あれ、多分物凄く高等技術を要しますよね。
落ちてくるボールに向かってタイミング良くジャンプする事然り。
その体制で綺麗な打ちやすいトスを上げる事然り。
素人でも伝わるレベルの高いプレイ。
たったの1プレイで、青城の地力の高さを描かれていると思えました。
「BLEACH-ブリーチ-」 537. Everything But the Rain op.10 “Prinz von Licht”
過去編終わり〜。
結構今までの謎っていうのかな。
もやもやっとした部分がすっきりと晴れた気分です。
で、敵の正体やらがやっとこさはっきりした所で…。
何してんだ雨竜君は…。
裏切りとかではなく、偵察とかそういう意味だとは信じてますが、却って足手纏いになりそうなのが…。
「ニセコイ」 第74話 オオウソ
お姫様だっこからの返し技に笑ったw
凄い投げだw
で、千棘がウソを吐いてまで楽とイチャラブしたかったという話ですが…。
一見すると優遇されまくっている千棘。
だけれど、実際は結構辛い立場なのかもですね。
楽の一番近くにいるけれど、楽本人からはその関係は「ウソ」だとはっきり言動で示されているので。
もどかしさは誰よりも感じているのかも。
さて。次回から進級ですか。
進級と言えばクラス替え。
間違いなく新しいヒロインが増えるんでしょうね(汗
「SKET DANCE」 第281話 ラストダンス②
最終章に入ってしまったスケダン。
で、ここでスイッチですよね。
過去2回あったスイッチの過去編は、実際どれも彼の救われたところって描かれていなかったと思うんです。
1回目は弟を失ったお話で、スイッチがどん底に叩き落とされたエピソードだったので、救いなんて一切なかった。
2回目は、引き籠った彼をボッスンが外に連れ出して、これ自体が多少の救いにはなってはいましたが、でも本当の救いにはなれていなかった。
やっぱり、彼が機械の声を捨て、自らの声帯を震わせて自分の想いを声に出す時まで、彼の救済の物語は終わらないでしょうから。
最終章。
3Cが学校を救う事よりも、実はこっちの方が重要な気がします。