この記事は
「週刊少年ジャンプ」2013年37・38合併号の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。
「ONE PIECE」 第717話 ”ドレスローザの忘れ物”
毎回毎回予想が外れてばかりですが、オモチャについても大外れ。
妖精たちが入っているのかと思ってたら、まさか元々人間だったとは。
厄介な…というか、使い道が限定されそうな特殊な悪魔の実ですねw
「トイトイ(TOY)の実」ってところかな。
では、何故こんな事ドフラミンゴはしてるんでしょう。
謎すぎです。
わざわざ人々を悪魔の実の能力でオモチャにし、オモチャが真実を語ろうとすれば「人間病」等という”有りもしない病気”を作ってまで騒ぎを鎮静化させている。
秘密を知った・罪を犯した等の「罰」であるならば、何故最初から殺すなりしないのか。
生かしておく理由として考えられるのは労働力の確保でしょうか。
妄想を繰り広げると、午前0時になると「トイトイの実」(勝手にこの名前で確定して、以下書きます)の効力が切れるんじゃないかな。
更に、その姿を知り合いが目撃すると、記憶も戻ってしまう。
これを防ぐ為に「午前0時以降の外出禁止」と「人間、オモチャ、双方の家への侵入」が固く禁じられているんじゃないかなと。
といっても、もしこの妄想通りだとすれば、記憶を持っているオモチャ側が法を守る謂れがありません。
0時以降に元の姿に戻ったら、自分の知己や家族に遭いに行けば良いのだから。
でも、この法は”人間側だけに守らせれば”問題無い。
人間が0時以降外出もせずに、訪ねてくるオモチャを無視すれば良いだけの話だから、そんなに無理な話だとは思えない。
ちょっと苦しいかな。
「その姿を知り合いが目撃すると、記憶も戻ってしまう」というのが無ければまだ成立しそうではありますが…。
兎も角、何かあれば「人間病」という病気のせいにしてしまう事で解決しちゃってるんじゃなかろうかと。
まあ、オモチャ側には、「最後まで貢献したら元に戻してやる」という口約束さえしてれば、済みそうではあります。
妄想を続けますと、何らかの労働力のために、昼間はオモチャにして、深夜は働かせている。
SMILE工場で働かせていると考えるのが最もスマートなのかもですね。
そんなオモチャ達。
正体はきっと「犯罪者」や「反逆者」なんじゃないかなと思います。
コロシアムに出場した犯罪者達。
ドフラミンゴに反旗を翻した国民達。
オモチャという呪いを掛けて国に留め、重労働を強いているのかもしれないな〜…。
今のところ何一つ根拠が無いただの妄想なんですけれどね。
有名な童謡「オモチャのチャチャチャ」がモチーフなのかもしれませんよね。
あの歌では、
「そらにきらきら おほしさま みんなスヤスヤ ねむるころ」
にオモチャが動き出して、
「そらに さよなら おほしさま まどに おひさま てらすころ」
に普通のオモチャに戻る。
皆スヤスヤ眠る頃、人間に戻って動き出し、陽が昇る頃にオモチャに戻る。
う〜〜みゅ。
無いかな。
さておき、物語はコロシアムに集中してきましたね。
まさかコロシアムの地下に工場が広がっていたとは!!!
いよいよシリーズのクライマックスに入りそうで、ワクワクします。
「食戟のソーマ」 35 官能の唐揚げ①
新連載時の表紙にも居て、第1話冒頭に出てきてたにも関わらず、結局名前すら出て来なかった「女生徒」についに出番がw
うん。最初この子がヒロインだと思ってたから、個人的には嬉しいサプライズ。
それにしても、展開に余裕が出てきましたね。
学園内での出来事を描く事が当面の主旨だと思っているんですけれど、そこから外した物語を複数回に分けてじっくりと描けるのは、当面打ち切りの心配が無いからなんでしょうね。
まあ、掲載順からそれは明らかですけれども。
「クロクロク」 報告書3 多摩にプレゼントするのまき
過去3回で一番好みだった。
話の持っていき方やオチが凄く綺麗だったのもそうだけれど、花びらに込められた3重の意味がきっちりとお話に嵌っていて、面白いな〜と感じました。
この方向性で是非。
「銀河パトロール ジャコ」 第4話:銀河パトロールの制裁
あれれ。
ヒロインの子は、アイドルの亜月アンとは別なのかな?
今号のポスターでは、タイツという名前で紹介されてますね。
亜月アンが芸名で、タイツが本名なのか。完全な別人なのか。
兎も角、どこぞの西の都に住む変人発明一家と近しい名前ですね(笑
親戚とかだったりして。
それにしても、毎回思うけれど、やっぱり絵が抜群に巧い。
鳥山先生の絵が大好きだ。
どんな構図になっても、激しい戦闘を描かせても、見やすい。
何が描かれているのかパッと見で判別できる。
これは凄い凄い巧い証拠だと思うんです。
今更な事ですけれど、本当に毎回惚れ惚れして読んでます。
「ニセコイ」 第86話 オミマウ
春って、「話を展開させない為」という役割を持っているんだと思ってたんですが…。
現状、楽のペンダントは開けることが可能で、開けてしまうと、物語は次なるステップへと進みます。
「何も入ってませんでした」は、今更やらないでしょうし、ペンダントが占める位置的にも、最終局面にすらいっきに進みかねない展開になり得るとも思っていて。
それを防ぐ為に、楽からペンダントを取り上げる人物として、春がいるのかと思っていたんですが、割とあっさりと返しちゃいましたね。
「ワールドトリガー」 第26話「嵐山隊②」
トリガーの説明を実際の戦闘シーンに織り込んで説明してくれるのは嬉しいですね。
こういう設定説明は、描写が難しそうですから。
ダラダラと単純に説明だけが書かれていると、読んでいてげんなりしますし、それが長いと幾ら重要な事でも無駄に思えてしまう。
物語としては何の進展も描けないから。
でも、物語の進展させつつ、設定を説明するという意味で、こういった形を取ってくれたのが良かったです。
佐伯先生描き下ろし WJヒロイン水着グラビアポスター
うん。
何名か素で分からんかったよ(汗
似てないから…じゃないです。
この手のポスターは以前も「アイシールド21」等の村田先生が描かれてましたが、担当作家さんそれぞれの筆致で描かれているから価値があると思ってます。
佐伯先生は現在の連載陣では1、2を争う程「可愛い女性」を描ける漫画家さんだと個人的には思っていて、そんな
佐伯先生のタッチで描かれているから良いと思うんですね。
変に似せて描かれる方が嫌です。
んで、持っている小道具を抜きにすれば、パッと見で分かったのは、巻末の番号の若い順に
千棘(「ニセコイ」)、潔子(「ハイキュー!!」)、織姫(「BLEACH」)、サクラ(「NARUTO」)、タイツ(「銀河パトロール ジャコ」)、ヒルダ(「べるぜバブ」)、神楽(「銀魂」)
かな。
本人が描かれているえりなは除いて。
ナミですら、肩の蜜柑のタトゥーに気づくまで一瞬誰か分からんかったという。
リコや麗子、小窓など身に付けているアクセ類や小道具などで、気づいたキャラもいますけれど、外見的特徴だけで一瞬にして気付けたのは上に挙げたキャラだけでした。
(潔子は、見た目が似た感じのヒロインが他にもいたら、多分分からんかったと思いますが)
なんていうか、こういう企画を見ると、特に千棘、ヒルダ、サクラ、神楽あたりは誰が描かれたとしてもパッと見で分かっちゃうんだろうな〜と感じましたね。
それだけ外見に特徴があると思うので。
にしても、「暗殺教室」のビッチ先生は分からんかったw
僕の頭の中では「ヒロイン」という枠からは外れていたキャラだったので…。