この記事は
「週刊少年ジャンプ」2013年41号の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。
「BLEACH-ブリーチ-」 547. Peace from Shadows
連載再開、最終章最終幕。
クインシー集団は最初っから瀞霊廷内に居ました…。
死神側の駄目さ加減が極まっていくぅ。
最強だった元柳斎があっさりと殺されてしまい、追い討ちを掛けるかのごとく、次々と露呈する弱み。
仕掛けは隆々って感じでしょうか。
ここまでは長い前振りですよね。
次回から死神側の大反撃が始まる。
冬獅郎の登場はそれを予感させるものでしたが、この漫画そういう王道を無視するケース多いですしね。
一護を格好良く登場させたいがためだけに、無駄に死神側をかませにしないようになって欲しいな。
「ONE PIECE」 第720話 ”囚人剣闘士”
バルトロメオがルフィの信望者だったとはwww
これは読めませんでした。(読めた事なんて何一つ無いけれど)
いやでも、ルフィをロジャーに重ねてきますね。
ロジャーも処刑の際に多くの人間に影響を与えてました。
多くの人間は彼の発した言葉にですが、その場に居た今や大物となっている海兵や海賊には違った部分で影響を与えたのでしょう。
けれど、死んでしまった。
ルフィは、全く同じ場所・似たシチュエーションで生き残った。
その事に影響を受けた人物はスモーカー以来かな。
スモーカーも当時ルフィが生き残ったことに関して「天が生かしているようだ」と言い、死を受け入れつつも笑ったルフィとロジャーを重ねてました。
故に未だにルフィを捕まえようとしているわけで。
スモーカーとは逆の意味で影響を受けていたのがバルトロメオだったんですね。
ロジャーは死ぬことで多くの人間の運命を変えたけれど、ルフィは生き残ったことで多くの人間の運命を変え続けている。
この違いはそのまま物語のラストにまで関ってきそうな気がしないでもないです。
さて。
青キジが黒ひげの一味に参加するのかもしれませんね。
黒ひげがシリュウを引き合いに出していたこと。
バージェスが「信用できない」と意見していたこと。
総合して考えてみると、黒ひげのもとに青キジが仲間になりに現れ、黒ひげは受け入れていると取れそうです。
シリュウも青キジも元々は政府側の人間。
海賊の敵であって、だからシリュウが引き合いに出されている。
ドレスローザでの戦いも気になりますが、こっちの方が俄然気になります。
何故青キジは黒ひげの傘下に下ろうとしているのか…。
まだまだ彼なりの正義は持っていると言ってましたので、何らかの理由があるんでしょうけれど。
気になりますね。
「クロクロク」 報告書6 多摩少年探検隊
この方向性のまま本当に行って欲しい。
大変だとは思いますが…。
やっぱり笑いの感性が合うと面白く感じますね。
今回もお話自体は普通で、普通にほっこりできるお話なだけなんだけれど、面白く感じるのは笑いのツボを刺激してくれるから。
大笑い出来るタイプではないけれど、ツッコミが僕の感性という的を射すぎていて、会話が楽しい。
バトル方面に行くと、途端に会話にウィットが無くなる事も多いから、この路線のまま続けて欲しいなと。
まだ本格的に出てきてない残りのメンバーが帰ってきたら、すぐさま長編バトルシリーズに突入しそうだけれど…。
そして良子は天使だね。
「TAKUDO!!!」(特別読切)
癖になる絵でした。
絵柄、お話、設定。どれも新鮮でした。
「銀魂」 第四百六十訓 恋はゴキブリホイホイ
これ、妙、最初から気づいてるパターンかな。
少なくとも銀さんと出会ってすぐに気づくよね。
名乗ってないのに「お妙さん」言っちゃってるもんね、近藤さんw
相も変わらずお話は面白いけれど、でも、やっぱり続かせるような話でも無いと思っちゃう。
ここのところ、1話で終わらせて欲しいネタを数回に引っ張ってることが多いんですよね。
長期連載のコメディだとありがちだけれど、「銀魂」もそんな感じになってきてる気がします。
「Dr.SLUMP」みたいにそのこと自体をネタにしちゃうのか。
はたまた、このまま続けるのか…。
面白いからこそ、そろそろ纏めに入っても良いのではないかと個人的には感じております。
「ニセコイ」 第89話 サイゲン
おっとぉ。小咲も10年前の女の子が読んでいた絵本を持ってましたか。
楽の記憶を戻すには、10年前の再現が一番な気がしますし、今回はその前振りでしょうかね。
ただ、誰も10年前の事を正確に覚えてないので、再現出来る訳では無さげですけれど。
若しかしたら、少しだけ10年前の真実が分かるのかもですね。
「ワールドトリガー」 第29話 嵐山隊③
ベイルアウトに「緊急脱出」という言葉を当てている点が少々気になります。
ベイルアウトって
「ボーダー正隊員のトリガーはトリオン体が破壊されると自動的に基地へ送還されるようになってる」
というもので、訓練生に支給されているC級には装備されていない装置ですよね。
つまりは、C級の持つトリガーを基準にすれば「緊急」の意味は通ります。
緊急時に備えて付随された装置なんだなという意味で。
それだけ正隊員には命の危険があると分かる。
で、緊急という言葉には、「急がないと危険」だという意味も持っていますよね。
この装置のおかげで隊員は命を守られていて、だからこそ今回のような仲間内での死闘が可能なんだけれど、もしもベイルアウトを防ぐ方法があるんならば。
トリオン体の崩壊がそのまま死に繋がりそうですよね。
ユーマの父みたいに。
ベイルアウトって便利な設定に思えてましたが、結構怖い装置なのかも。
「銀河パトロール ジャコ」 第8話:銀河パトロール感激
タイツとアンが似ていたのはわざとでしたか。
これまでは、のほほんとした空気しか出していませんでしたが、ここにきて急激に緊迫感が増してきましたね。
残り3回。
「DB」とどう繋がるのかも含めて、盛り上がっていきそうですね。
「ハイキュー!!」 第76話 クリエイター
谷地さんのポスター。
彼女にとって、日向がどう映ったのかが表現されているのでしょうね。
彼女のお母さんが
「何を見せたいの?どういう人に見てほしいの?どうすれば通りすがりの人が立ち止まって見ると思うの?」
と谷地さんにアドバイスを送ってます。
裏返せば、全て谷地さんがどう感じたのかですよね。
「何を見せたいのか」と言えば、小さな少年が大きく羽ばたいている瞬間でしょうね。
「どういう人に見てほしいの」か。自分のようにバレーを知らないような人にでも。
「どうすれば通りすがりの人が立ち止まって見ると思うの」かは、自分が最もインパクトを受けた瞬間。
つまりは、「自分が見せたいもの」にも繋がる、日向のジャンプ。
かつて小さな巨人が日向少年の心を掴んだ様に、日向のジャンプに魅了された子が、同じ感情を多くの人に与えようとしている。
今回の「ONE PPIECE」と似たような感想を持った回でした。
「スモーキーB.B.」 最終回 弁天野球部
打ち切り早いーーーーーーーー。
こんなに早く切られちゃうとは…。
内容や雰囲気から、本当にやばいとは思ってましたけれど、もう少し先だと思ってたから驚きましたよ。
残念だ。
作画の河田先生には、もう一度帰ってきて欲しいですね。