この記事は
「月刊ジャンプSQ」2012年10月号の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。
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「To LOVEる-とらぶる-ダークネス」第23話⇒感想
「終わりのセラフ」 第一話 血脈のセカイ
…く、暗い…。
「紅」の山本先生作画の新連載。この方の絵は個人的に好きなのですが、担当される作品がこうも暗いと辛い。
お話的には非常にオーソドックス。
主人公である優一郎少年が吸血鬼達と戦う動機となったエピソードを描いていたもので分かりやすい。
けれど、最後の煽りがこの回だけでは意味不明。
「世界の滅亡」、「吸血鬼」というのは分かるのですが、「天使」と「悪魔」が何のことかさっぱりw
恐らく次回以降で世界観の説明が入り、その時判明するのでしょうけれど、出来れば今回で臭わすだけでも布石を打っといて欲しかったかな…。
取り敢えず、絵柄が好きなので次回も読みますが、好みでは無い作風なので読まなくなるかも…。
「貧乏神が!」 ROUND63!「てへっ」
東映アニメの古き良き劇場版を見てるような感覚。
非常に大雑把で脇目も振らず一直線に突き進んで行くような感じというか。
なんていうかパワフルなんですよね。
この作品には力だけで強引に突き進むようなイメージを持っていて、今回はまさしくそんな展開。
途中から読んでも、何となく楽しめちゃうのは、こういう良い意味での単純さがあるからなのかな。
「るろうに剣心-キネマ版-」 第四幕 「正義の行方(後編)」
今回もページ数がががが…。
話の道筋的には、着々と「剣心」のテーマ性が描かれてますが、それとは別に弥彦と燕のドラマが気になったり。
わざわざ「幼馴染」(と思われる)設定を入れ込んだ理由とは何なのでしょう。
そうそう。
コミックス買ってきました。
コミックスまでページ数がががが…。
余りの薄さに吹き出しそうになりましたw
懐かしのFREE TALKや登場人物制作秘話(しかも通しナンバー!!)も付いていて、懐かしさで胸いっぱい。
「キネマ版」を連載するに至った裏話等、興味深いお話で一杯でした。
ただ、残念ながら「北海道編」は描かれる事が無いんだなと改めて思い知らされたのは、個人的には残念。
「青の祓魔師」 第38話:エクソシスト
新章開始です。
不浄王復活の件と繋がる新しい敵の存在がおぼろげになった回。
大きなお話になりそうな気がします。
まだまだ導入なので、どう転ぶかは不明ですが。
「この音とまれ!」 #2 資格の在処
新キャラの女性キャラ登場。
読者にも媚びていないキャラで物語に合っているので、凄く良い感じです。
危惧していた喧嘩方面への展開も今回で無くなりました。
「SQ」を購入する楽しみが一つ確実に増えましたね。
「あだしもの」 第7話 ちいさな家族
切ない…。
こういう話には弱いんですよね。
犬が好きなので、妙に感情移入しちゃうというか…。
見た目も可愛くて、このまま助かって欲しかったのだけれども…。
それでも最後に欲しかったモノを手に入れて、浮かばれたのは良かった。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」 第6話 白いリボンのワンピース(後編)
アニメには無かったシーンが増えてきましたね。
今回もじんたんとゆきあつが互いに謝るシーンは無かった場面。
この2人が互いに謝罪するシーンは、特に必要なかったとも思えます。
ただ、これを入れる事で「超平和バスターズの友情」が強調されるので、あっても違和感は無く…。
まぁ好みの問題ですね。
「丁寧」と取るか「くどくなり過ぎるのでは?」と感じるかは。
「くどい」とまでは感じなかったものの、初読の感想では「特に必要なかった」というのが素直なところです。
とはいえ、やはり違和は感じなかったので、そこは素晴らしいと思いました。
「ボクと魔女の時間」 16時間目 ハガ姉弟
内藤君の最後の一言が全てを台無しにwww
彼は好き過ぎるw
結構大きな展開になるんではと思っていたハガ姉弟のエピソードも、あっさりとこれにて決着。
やはり掲載順が怪しいのですが(通常掲載順と打ち切りには関連性が無いのですが、WJの流れを明らかに組んでるSQでは、やはり重視すべき要素だと思うのです)、内藤君の為にも、是非継続を!!