「月刊ジャンプSQ.」 2013年1月号 感想

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「To LOVEる-とらぶる-ダークネス」第26話⇒感想
3カ月ぶりに本誌の感想です。

「八重の桜」 第1話:会津の鉄砲娘

なんで大河ドラマのコミカライズ?
よく分かりませんが、「パパ聞き」の竹村先生、2作目のコミカライズとなるのかな。
てか「パパ聞き」のコミカライズ終わってたんですね…。
正直あっちを続けていて欲しかった。

さて本作。
絵が可愛らしいから、全く大河ドラマの雰囲気とはソグワナイです(汗
ただ、クライマックスの決闘は非常に面白いアイディアでとても好きです。

う〜〜んと。
恥ずかしながら新島(山本)八重さんの事は存じていなかったので調べたのですが、来年の大河はどうやら幕末期よりも明治後半を中心に描かれる可能性が高そうです。

だけれど、今回のコミカライズは冒頭の出だしを見るに、幕末の戊辰戦争での活躍をメインにしそうではあります。
となると、然程長期連載は考えて無さげ。
これまた大河ドラマが終わる頃に、連載も終わらされたり、「SQ19」に飛ばされたりしそうなのが何とも…。

“便利屋”として終わって欲しくない漫画家さん何ですけれども。

「青の祓魔師」 第41話:秘密の在り処

最初から読んでいる訳では無いから、何とも言えないですが…。
大きな組織?が初めて?出て来たのでしょうか。
なんとも大きな大きなお話になりそうです。

にしても、奥村先生(雪男)の心の殺し方ハンパないわ。

冗談は置いといて。
漫画のイケメンキャラって女装しても、わりと可愛らしく描かれる事が多いのですが、雪男の女装はヒドイっすねw
全然似合ってないという。
(…。雪男ってこの漫画内ではイケメンキャラ…ですよね?)

「この音とまれ!」 #5 出来ないこと

タイトルは「事」と「琴」をかけているのでしょうか?
多分そんな事は無いんでしょうけれど、でも、そう感じてしまうようなお話。

鳳月さんの抱えているものって、僕のような平々凡々と暮らしてきた人間には分かりかねるものです。
彼女の背負って来たものが異世界というか。
小さな頃から「家」を背負わされて、厳しく育てられていて、なまじ才能があって出来るようになってしまったから「普通の感覚」から遠のいている。
こういうのは、まあ、少なくとも僕の人生には無い要素で。

だから、彼女の気持ちをあまり分かったような事は(感想として)書けないのですが、それでもハッと目の覚めるような思いだったんじゃないかなと。
他人に頼ってはいけない。弱音を吐いてはならない。
そう思い込まされるのって、とっても辛いと僕は思うから。

そんな時「頼って良い」・「分からないと言え」と言われたら、涙が出るくらい嬉しい事なんじゃないかな〜。
まあ、彼女は性格上、そういう面は見せませんでしたけれども。

にしてもあれですね。
武蔵君は良い部長ですね。
理想のリーダー像って色々あって、個々人によっても違うのでしょうけれど、僕は彼のようなリーダーが好きですね。
ただ単にえばり散らすだけのリーダーは論外。
グイグイ下の者を引っ張っていくカリスマ性を持つリーダーは、まあ、良い方かな。
けれど、常に周りに目を配って、組織が上手く回るよう配慮に徹するリーダーというのも、もっと良い。
実に格好良い事だと思うのです。なかなか出来ないことですしね。

歯車を気持ちよく回せる潤滑油って憧れます。

「るろうに剣心-キネマ版-」 第六幕 「明治の光」

前川道場ぇ。
こっちの世界でも道場破りにあうなんて…。

さて、物語はいっきにクライマックスですね。
盛り上がってきました〜。

この後の戦いでは、多分弥彦は戦力外になるんだと思います。
まだ剣術を習っていないですからね。
だから、ここで弥彦にスポットライトを当てたのかも。
弥彦の件が戦いの火蓋にもなってますし、見せ場としては最高ですね。

戦っても無いのに、それと同じくらい格好良く見せますもの。
サブタイトルでも援護射撃してますしね。

「終わりのセラフ」 第四話 最悪のフタリ

1話の感想で読まなくなるかもと書きましたが、しっかりと読んでますw
キャラの掛け合いがコミカルで、1話の暗さが嘘の様です。
まあ、暗い作風な事には間違いないですが。

お話は定型ですね〜。
今回のライバルとなりそうな君月君の事もそう。
絆が生まれる過程とかも新鮮味という点では薄いけれど、何故か読んでしまうのは、やはりキャラのやり取りの面白さ故かもしれません。

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」 第9話 みんなとめんま(前編)

何故表紙が2回も(笑
突如カラー扉を描き下す事になった…訳ではないでしょうし。

閑話休題。
結構原作と変えてきましたね。
あなるの告白は好きなシーンだったので、そのままやって欲しかったかな。

漫画版だとじんたんへの想いを自分の中で完結させ、解決させているような感じですね。
より「めんま」中心に描く為の処理と考えれば、今回の改変は納得かもですが…。
う〜〜ん、難しい所。
これは解釈の違いだから、まあ、なんとも。

「ボクと魔女の時間」 20時間目 尾兎魔エレナ

新キャラが面白すぎる。
「敵を欺くには、先ず自分から」とか何という前衛的な考えなのでしょう(笑
ここまで素敵なアホの子だと、可愛いモノですね。

今回は、彼女らの登場もあってか、今までよりも笑えた回でした。

「あだしもの」 第10話 小町綾女の怪異

展開が唐突過ぎる…。
これは、あれですね。よく見る「巻が入ってる」ってやつですね。
ヒロインの綾女の問題ですよ。
普通だったら時間を掛けて描いても良いはずの事なのに、唐突に語られ始め、それどころか解決への道まで整えられてしまっている。

これ、次回で問題が解決してしまうと結構本格的にヤバいかもです。
次々回あたりから2話程で猫との対決を描いて、完結という可能性が高まるから。

「SQ.」内でもしっかりと読んでいる作品だけに、こんなに早くは終わって欲しくないのですが。

まとめ

「WJ」では10週前後が最初の打ち切りの関門となっています。
最近はこのレベルでの突き抜けは編集長方針で取りやめているのか、若しくはアンケでそこまで著しく悪い作品が無い為なのかは定かではありませんが、もう少し長い猶予があります。

この「WJ」の血を濃く継いだ「SQ.」。
本来は「MJ(月刊少年ジャンプ)」の方を継ぐべきだったのでしょうけれど…。(そういえば月ジャンは、打ち切りとかどうしてたのか知らなかったり。)
そんな訳で、僕がここ2年少し見て来た感じだと、大体12話あたりで一つの節目がありそうです。

だからこそ「あだしもの」には危険な香りを特に強く感じています。
どうか残って欲しい。

一方で、来月号からの新連載も楽しみな自分もいます。
読切が面白かったですからね。
連載で読みたいと思っていただけに、連載化は嬉しいものです。
「戦場アニメーション」。期待!!

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