この記事は
あの名作漫画をTVアニメで見たい!!という内容
はじめに
「ジョジョの奇妙な冒険」、「うしおととら」、「からくりサーカス」。
完結を迎えて久しい名作が、平成後期になって次々とTVアニメになりました。
(「ジョジョ」はシリーズとしては継続中ですが、タイトルが異なるのでここでは完結扱いとします。)
勿論完璧にとまでは言えません。
深夜アニメ枠での放送が殆どなので、長編漫画ほど再現が難しいです。
特に藤田和日郎先生の両作品は、原作を大幅にカット・再構成を要しており、往年のファンの中には物足りなさを抱いている方もいらっしゃるかもです。
(僕はファンという訳では無いですが、「うしおととら」の「時限鉄道編」は是非見たかった。凶羅を出さなきゃなので、3クールでは絶対に無理だったんですが)
とはいえ、この流れは歓迎したいものです。
連載当時アニメ化を望んでいても、果たせなかった作品も多いですから。
という訳で、僕が個人的に今だからこそ見てみたい漫画をチョイス。
YAIBA
「剣勇伝説YAIBA」としてテレビ東京系列でアニメ化されたこともある、青山剛昌先生の代表作。
当時は「かぐや編」までで終わってしまったので、是非最初から最後までやってほしいのです。
キャストはもちろん、高山みなみさんと堀川りょうさん。
読売テレビの土曜5時半枠で。どうか。
「ピラミッド編」を見たいんですよね…。
エメラルド可愛かったなぁ。
D-LIVE!!
なんでこんな名作がアニメ化されてないんだろうか、不思議でならない。
「スプリガン」や「ARMS」にだって負けてないと思うのだけれど。
脚本制作でたかしげ宙先生など多数の作家さんが参加されているため、版権管理が難しいからというのもあるのかな?
普段は冴えない高校生がエンジンが搭載されているマシンに跨るとスーパーマルチドライバーに変身。
初めてのマシンでも瞬時に乗りこなして、犯罪者と戦っていくというアクション漫画。
「名探偵コナン」と構造が似ており、1エピソード5話前後で纏められていて、各エピソードの裏でvsマフィアの本筋が進行しているという作り。
アニメ化しやすい構成だし、少年漫画的な面白さがギュッと詰められた名作だと思うのですよ。
是非、3クールくらいで見てみたい作品なのです。
ロケットマン
小さなエピソード群がやがて壮大な物語に発展していくという形式の漫画が好きなのです。
ということで、「Q.E.D.-証明終了-」の加藤元浩先生の冒険ミステリ漫画を推したい。
1巻読んだときは、正直に言うと「加藤先生だから期待してたけれど…」という感じでした。
冒険漫画という感じは無くて、ミステリとしても「Q.E.D.」には見劣りする。
特長の見つけにくい作品だなと思ったのですが、主人公・葉が独立してから急激に面白くなっていきました。
全10巻。2クールあれば実現できるでしょうか。
是非見てみたい。
神のみぞ知るセカイ
僕がこの作品を挙げないというのは駄目だろうなぁ。
過去アニメ3期作られたのですが、かなり中途半端な形で終わっています。
「女神編」までやっておいて、最後までやらないのは頂けませんよ。
リメイクという形で、是非最初からやって欲しいのです。
勿論スタッフ・キャストは続投です。
これは必須条件。
当時は省かれたヒロインも復活させて、2年くらいかけてじっくりと!!
…無茶言ってるって分かってる。
分かってるけれど、それくらい気合を入れたものが見たいんだもの。
百万畳ラビリンス
全2巻なので、TVアニメより劇場版としての方が収まりがいいかもしれません。
兎も角非常に練り込まれた漫画。
SF設定、謎掛け、シリーズ構成。
綺麗に噛み合って、見事なまでの作品に仕上がっております。
ううむ。
考えれば考えるほど、映画の方が相応しい気がしてきました。
虹色とうがらし
この名作がアニメ化されてないとか世も末。
あだち漫画最高峰でしょ。
7人兄弟がね、みんないいキャラしてるわけですよ。
仲も良くてさ、一緒に旅に出てさ。
何故か行く先々で命を狙われてしまうんだけれど、兄弟の絆で乗り越えていくのですよ。
そんな中で唐突に「1人だけ他人です」とか言われてもさぁ。
え~~~ってなるじゃない。
こんな仲の良い7人兄弟の絆を割くような設定ありなの?ヤダヤダみたいな。
でも、それすら乗り越えて、しっかりと爽やかなオチに持って行ってくれる。
コメディあり、バトルあり、SFあり、ラブコメあり。
全11巻。
「ヒロアカ」4期の次にどうすか。
惑星のさみだれ
6巻がマジで泣ける。
wikipediaで太朗の項目読んでるだけで目頭が熱くなってくる。
昨年の「プラネット・ウィズ」がとっても良くて、水上先生はやっぱり凄いなと再確認しました。
そうなると、むくむくと首をもたげてくるんですよ。
「惑星のさみだれ」をアニメで見てぇぇぇって気持ちが。
僕がこれまで読んできたすべての漫画の中でも上位に入るほどの名作。
高いクオリティでの映像化を望みたいです。
彼方のアストラ
篠原健太先生の描くSFミステリ。
4巻発売時だったかな。
アニメイトの店内をふらふらしてた時に、今作4巻の帯が目に留まりまして。
張り巡らされた伏線の回収が凄い云々書かれていて、興味を抱いたのが最初でした。(細かいことは忘れました。)
その場では買わずに、その日の夜に楽天KOBOで1巻を購入。
気づいたら4巻まで読み終わってました。
余りの面白さに時間を忘れて、朝方近くまで読み込んでました。
「虹色とうがらし」のように出会ったばかりの9人が、様々な困難を乗り越えて絆を深めていく光景が本当に素晴らしくて。
なんて素敵な仲間たちなんだろうと感情移入しまくってたら、この中に1人裏切り者がいますとか、もうね。
辛い。
でも、気になる。
気になって気になって、最終5巻も発売と同時に速攻で読みました。
しっかりとオチまで決められてから描かれていた為、余分な贅肉が無くて、スッキリとした構成。
謎の見せ方、伏線の張り方もお見事で、謎解き時の驚きも大きい。
SF考証もしっかりとしており、なんといっても読後感が爽やか。
とんでもない名作に出会えたなと。
そしたらあれよという間に色々な賞を受賞して、多くの人が面白いと感じてるんだなと自分の事の様に嬉しくなりました。
是非アニメで見たい作品です。
7月から放送開始でした。
うっかり忘れてました。
7月から「彼方のアストラ」放送だったわ~。
第3回「次にくるマンガ大賞」Webマンガ部門5位
「このマンガがすごい!2019」オトコ編3位
「マンガ大賞2019」大賞受賞作が7月からアニメになるんだったわ~。
忘れずに見よう。