「鬼滅の刃」考察 ラスボスは禰豆子!!

この記事は

「鬼滅の刃」の考察です。
本誌のネタバレあります。

vs鬼舞辻無惨 クライマックス!!

以前「鬼滅の刃」の記事を書きました。

「鬼滅の刃」の「無限城編」は本当に最終決戦なのだろうか?

お陰様でアクセス数が非常に良く、多くの「鬼滅の刃」ファンをがっかりさせております。
「こんな記事読まなければ良かった」
「時間の無駄だった」
好評のお声を頂戴しています。

という訳で、今回もガッカリさせたいと思うのですよ。

上記の記事では、鬼舞辻無惨は生き残ると予想しました。
が、どうも本誌連載の煽りを見るに無惨との戦いは最終盤を迎えているようです。

それでも僕は今作がこのまま終わるとはどうしても思えないのです。
真のラストバトルは、鬼舞辻無惨戦では無いはずなのです!!

根拠ですと?
そんなものはない!!
けれど、バトル漫画のエッセンスを考えると、どうしても終わるとは思えないのです。

最悪のシナリオは必ず果たされる

鬼舞辻無惨の本懐である、太陽の克服。
頸を切り落としても死ぬことのない無惨にとって、唯一の弱点ともいえる日光の克服は、彼の1000年来の悲願であります。
無惨の目的が達成された時、それは鬼殺隊にとって最悪の事態と言えます。

バトル漫画に於いて、敵役のパワーアップが提示されたならば、必ず達成されるものです。
「あと2回も変身を残している」と宣言したフリーザ様が、第3形態にもなれずにピッコロさんに倒されたら、あまりにも残念です。
「完全体になれさえすれば!!」と情けないことをいうセルが、ベジータに全く興味を持たれずに普通に倒されたら、残念なシリーズになっていたでしょう。

鬼舞辻無惨も同じですよ。
このまま炭治郎達の必死の時間稼ぎによって、夜明けを迎えて、日光に焼き殺されたら、バトル漫画の最終戦としては非常に残念では無いですか。
勿論、日光はあくまでもトドメであり、それまでに炭治郎が完膚なきまでにやっつける展開も考えられるのですけれど、逃走を決め込んだ無惨相手では、それも難しそう。
というか、逃げてるところを討たれたのでは無惨の残念さは拭えない気がします。

では、無惨が逃走を諦めて、炭治郎達と改めて対峙。
死闘の末、夜明け前に炭治郎の円舞によって無惨は瀕死のダメージを負い、日光に焼かれて消滅…という展開になるのかと言えば、無惨の性格上あり得ません。

このまま炭治郎達の時間稼ぎが成功し、無惨はあまりにも情けない最期を迎えるのだと思います。

そうして、禰豆子は人間に戻り、物語はハッピーエンドで閉じられる。
本当に?

ラスボスは禰豆子

繰り返すようですが、最悪のシナリオは果たされるはずなのです。
しかし、無惨は日光を克服する前に日光に焼かれて死ぬ。
最終戦と銘打たれたので、これは確実でしょう。

ならば、無惨以外のラスボスが現れ、日光を克服。
炭治郎達の前に立ちふさがるのではないでしょうか。

であるならば、ラスボスとして相応しいキャラは誰か。
ぽっと出の鬼?
あり得ません。
絶対に白けます。

意外な伏兵?
十二鬼月はもれなく滅びました。
幹部候補もおらず、無惨側には見当たりません。
唯一あり得るとするならば、愈史郎ですが、ドラマ性に乏しいです。
今更敵にはなれないでしょう。

ラスボスに相応しく、ドラマ性にも事欠かない。
もうね、禰豆子しか残ってないのですよ。

禰豆子を救う旅が、禰豆子を倒さなくてはならない最悪の状況に行きついてしまう。
これは悲劇ですよね。
兄として妹を守りたい。
妹を人間に戻す為に頑張ってきたのに、完全なる鬼として人間に牙を剥いている。
兄としての立場を貫くか、はたまた、鬼殺隊員として任務を遂行するのか。

残る問題は、禰豆子がどうしてラスボスになってしまうのかですが…。
まぁ、無惨の仕業とするのが最も自然な成り行きなのかな。

無惨の血を大量に飲まされてしまったでも良いし、無惨が乗り移ったとかでも良い。
何れにせよ、無惨のせいで禰豆子は正気を失い、炭治郎にとって最悪最強の敵となってしまう。

無惨との戦いは、間もなく決着を見て、その先に正真正銘最後の戦いが待っているのではないか。
そんな妄想。

終わりに

もしですよ。
もし本当に禰豆子がラスボスになったら、鬱エンドしか想像できないのが辛い。
禰豆子を殺して、俺も死ぬとか言いそうだし。
そしたら、炭治郎なら涙を流して実行しそうだし。

禰豆子がラスボスとなっても、禰豆子も炭治郎も生き残ったら(しかも禰豆子は人間に戻って)神なんだけれど。

ともかく、クライマックスなのは間違いのない「鬼滅の刃」。
無惨には、もう少しラスボスならラスボスらしくしっかりとやられて欲しいところですw

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