この記事は
「金田一少年の事件簿 20周年記念シリーズ」第2巻の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。
第2巻発売!!
連載時には、「人喰い」と「香港九龍」の間に短編があったのですが、こちらは先送りみたいですね。
何れ短編集が出るのか、3巻以降になるのか…。
「お蔵入り」は止めて欲しいな。連載では読んでないから(汗
という訳で、「香港九龍」が先に収録。
これは、今冬放送のドラマとの絡みもあるんでしょうね。
ドラマ放送前に、コミックスに収録させる算段なのでしょうし、これにはホッとしております。
原作未読の状態でドラマ見たくなかったですし。
さて。今回も一応書いておきます。無いと思いますが、念の為。
コメントでネタバレは本当に勘弁して下さいませw
ではでは、次から感想です。
真犯人に関しての記述があります。
未読の方は、くれぐれもこの先を読まない様にして下さい。
第一の事件「人喰い研究所殺人事件」
第一事件完結〜。
財前殺しのトリックがほぼ予想通りで驚いたwww
こんな事もあるんですね。予想が当たったのは非常に珍しい。
流石にPHSを使っていた事までは分からなかったけれども。
そんな機能があるんですね。
暗号については…龍馬の方は分かる訳無かったし、もう一つの方も結局謎のままでした。
後で、もう少し考えてみます。
追記
分からなかったのでググりました。
暗号の答えは「DAISUKI」だそうです。
解法はこちら⇒「ミステリ通信 創刊号」さん
深く考えすぎたw
全体を振り返ってみますと、少し易しかったかなと感じました。
決して僕自身で犯人からトリックまで暴けたからという訳では無くて…。
メイントリックは目新しさに欠けてましたし、PHSに関しても知識の問題でしたしね。
動機も割とあっさりとした感じでした。
とはいえ、犯人以外の人物が殺人を企てていたというのは新鮮でした。
最後ハジメが「繭の為に」と考えてましたが、中神は繭の手を汚さない様、自ら率先して殺人に走ったのかもですね。
勿論彼自身殺意はあったのでしょうけれど、それを実行に移させたのは繭だった…。
コラムに合った「お互いの殺意に気付かなければ、殺人は起きなかった」というのも、こういう事なのでしょうし。
考えるとやり切れない気持ちになります。
第二の事件「香港九龍財宝殺人事件」
大きなドラマ関連のタイアップが付くと、必ずと言っていい程海外・中国に飛ぶ金田一君御一行www
といっても実写映画「上海魚人伝説」に続き2度目ですけれど、今回も中国は香港が舞台。
この序盤5話だけでは推理要素とか無いですね〜。
取り敢えず美雪似の蘭が怪しい!?
どうなんでしょ。
推理と言えば、チャン殺しのトリック。
詳細は不明ですけれど、間違いなく蝶を使ったんでしょうね。
シンが座る席を操作する事が最も重要で。
あとは自動的にチャンが死んでしまうという罠を張っていた。
罠は簡単。
シンを座らせる席のカップに毒を仕込むと、その隣(両隣)のカップの底の図柄を蝶のものにしておく。
これだけ。
あとは、誘導の方法なのですが、これが分からないw
メールで指示した可能性が最も高いかな。
どうやって言う事を聞かせたのかは分からないですが。
ま、なんとかして、シンに思った通りの席に着かせれば、あとはチャンがシンの隣に座るであろうことも予測していて。
蝶が苦手なチャンが、シンと席を交換するだろうことまで見込んだトリック。
僕の考えのままだと失敗する確率が超高いので、確率を跳ね上げる方法があるんでしょうけれど。
推理というとこれ位かな〜。
あとは次巻に持ち越しですね。
それにしても、やはりドラマを意識しているのか、いつも以上に無駄に壮大な背景がありますね。
核爆弾とか。
ところで。
天樹先生は九龍城砦がお好きなんでしょうかw
「Get Backers-奪還屋-」でも無限城のモデルとして使用して、今回も事件の背景に持ってきている。
しかもやっぱり無限城は核絡みだったような!?
随分記憶も薄れてきているので、間違っているかもですけれど。
ま〜、九龍城は調べると、色々と漫画に使えそうな場所だったようなので、重宝するというだけなんでしょうけれどもw