この記事は
「ライアー・ライアー」第14巻の感想です。
ネタバレあります。
忘れてたぁぁぁぁぁ
7月は読んでいるラノベの新刊出過ぎでは?
ちょっと全てを把握出来ない感じになってきて、とうとうやらかしました。
「ライアー・ライアー」の新刊発売を忘れるとはなぁ。
ダメダメだぁ。
たまたま気づいて良かったけど…気を付けよ。
感想です。
アルビオン側のドラマに肩入れ
越智側のバックグラウンドが明かされて、肩入れしたくなってきたぞ。
でもさ、これ霧谷はもっと攻められて然るべきでは?
衣織に冥星が移るかもしれないことを考えてすらいなかった越智も大概なので、同罪として「2人で何が何でも」という贖罪込みなのかもだけれど。
衣織が緋呂斗の元で匿われているからこそ、越智が負けても衣織が助からないということにはならないのでしょうが、越智には負けて欲しくないと少し思っている自分が居ます。
緋呂斗の成長
決闘を重ねるごとにイカサマで勝ってきたという感じでは無くなってきてるから、ここら辺の描写はすんなりと受け入れられました。
そうよね。
「諦めたことが無い」という精神力もそうかもしれないけれど、割と最初から才能というのかな?
決闘で勝つための頭脳は持ってたよね。
カンパニーのイカサマも仲間の支援も勝つための要素ではあったけれど、決定打にはなり得てこなかった。
大抵は緋呂斗自身の機転とか作戦で乗り越えてきた感があります。
今回の霧谷戦は、その総決算。
文字通り緋呂斗だけの実力で戦って、そして勝った。
緋呂斗の成長を示すことは、この先の展開を踏まえた上で重要なことなのかもですね。
僕は越智春虎がラスボスで、彼との決着を持って、このラノベ自体完結するのではないかと思っていました。
14巻読み終わった瞬間までそう考えていたのです。
あとがきでは、「次で最終巻です」という作者様の言葉が載っているものと疑っていなかった。
けれど、それは無く、それどころかまだ続くかのような言葉が載っているじゃないですか。
明言されていた訳では無いから、そう言いつつ次巻で終わりかもしれないけれどさ。
そもそも緋呂斗の最終目的は、越智に勝つことでは無いからね。
幼馴染は…白雪で確定だろうから、その辺のくだりはパッと終えられそうですが、緋呂斗を中心としたラブコメの件、彩園寺家の問題、理事長の企みと割と描くことは残っているのよね。
これは勝手な予想ですけれど、越智との決戦を最後に「学生同士の決闘」は最後になるんじゃなかろうか。
その後は、文字通りの最終章。
学園島を敵にしての総力戦が始まる…と熱いと思うのですが…。
どうなんでしょ。
終わりに
いよいよ越智とのラストバトルですね。
勝負の行方よりも衣織がどうなるのかが気になります。