MCUフェイズ4が伏せられている謎から「アベンジャーズ/エンドゲーム」のラストを予測する

はじめに

追記
何気に多くの方に読まれているようです。
ありがとうございます。

そして、ごめんなさい。
この記事は
「アベンジャーズ/エンドゲーム」がフェイズ3の最終作である
という誤った認識の上で書かれています。
非常に情けなく・恥ずかしい。
(予想が外れているのは今更なので、そこには恥を覚えてない)

該当箇所は取り消し線を引いていますが、無知な阿呆が書いた記事という認識のもとお読みください。
尚、この記事に有益な情報は何1つありません。

いよいよ「アベンジャーズ/エンドゲーム」の公開が差し迫って来ました。
「マーベル・シネマティック・ユニバース」(以下「MCU」と呼称)10年間の大きな区切りにして、フェイズ3の最終作品。
多くのヒーローが今作を持ってラストを迎えると報じられていますが、果たしてどういった結末を迎えるのか。
「アベンジャーズ」から見て来た(中途半端)僕としては、ワクワクドキドキした日々を過ごしています。

さてさて、MCUですが、未だにフェイズ4についてマーベルのケヴィン・ファイギ社長は詳細を伏せています。
これまでは事前に大よその公開スケジュールを発表していたのに、今回に限って未だアナウンスをしておりません。
「エンドゲーム」の製作に注力しているためだと説明されていますが、本当なのでしょうか。

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©マーベル・スタジオ

今日は、何故フェイズ4の計画が未発表なのかについて妄想してみます。

これまでのMCU

その前に、歴史を簡単に振り返ってみます。
尚、タイトルは簡略化して載せます。

フェイズ1

フェイズ1は2008年に「アイアンマン」で幕を開けました。
ハルク、ソー、キャップとアベンジャーズの主力となるヒーロー達の単独映画が作られ、2012年に「アベンジャーズ」で区切りが打たれました。

番号作品名公開年
1アイアンマン2008
2インクレディブル・ハルク2008
3アイアンマン22010
4マイティ・ソー2011
5キャプテン・アメリカ2011
6アベンジャーズ2012

フェイズ2

フェイズ1に引き続き、主要ヒーローの単独作品中心の編成。
その中でガーディアンズやアントマンが登場。
このフェイズでの活躍はありませんが、フェイズ3で合流を果たします。
尚、「アントマン」は当初フェイズ3だったのがフェイズ2に変更されました。

番号作品名公開年
7アイアンマン32013
8マイティ・ソー22013
9キャプテン・アメリカ2014
10ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2014
11アベンジャーズ22015
12アントマン2015

フェイズ3

フェイズ1から暗躍をしていた全ての黒幕であるサノスが遂に本格的に始動。
一方、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」で関係に亀裂が生じたアベンジャーズは、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で本格的に内部分裂をしてしまう。
新たなヒーロー達も続々と登場し、最強のヴィランとの戦いを描いた集大成となるフェイズ。

番号作品名公開年
13キャプテン・アメリカ32016
14ドクター・ストレンジ2016
15ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー22017
16スパイダーマン2017
17マイティ・ソー32017
18ブラックパンサー2018
19アベンジャーズ32018
20アントマン&ワスプ2018
21キャプテン・マーベル2019
22アベンジャーズ42019
23スパイダーマン22019

秘密主義に反した「降板示唆」

これまでをざっと振り返ってみると、フェイズ3がいかに1つの大きな区切りとなっているかが見て取れました。
「アベンジャーズ」でロキとチタウリを地球へ侵略させ、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」でロナンを操っていたサノスとの最後の戦いが描かれたのですから。
物語的にも、長きにわたるシリーズの終着点であったことが分かります。

また、芸能ニュースなどで報じられている通り、一部の俳優陣の契約が「エンドゲーム」を最後に切れるそうです。
これに付随して、ロバート・ダウニーJr.、クリス・ヘムズワース、クリス・エヴァンスらが降板を示唆。
「エンドゲーム」でBIG3を含む多くのヒーローが死亡するのではないかと予想されています。
アメコミでは、普通にヒーローが死んでしまうので、この予想を有り得ないと否定出来ないんですよね。

また、マーベルは「エンドゲーム」に際して、徹底的な秘密主義を貫いて来ました。
その姿勢は、直前まで「アベンジャーズ4」のタイトルを伏せていた事からも窺い知れます。
タイトルすらネタバレになるからと発表が控えられてきたわけです。
(とあるスタッフが自身のサイトにタイトルを書きこんでしまったことで露呈してしまうという不測の事態こそありましたがw)
だからこそ、フェイズ4のラインナップが発表できないのではないかと推測されているのですが…。

けれど、これはおかしいんですよ。
この流れではまるで、「死んでしまうという予測を立てられているヒーローがフェイズ4以降で登場することを隠している」ようではないですか。

もしもマーベルが生き残るヒーローを全て秘密にしたいのならば、こんな推測は成り立ちません。
しかし、実際は違いますよね。

ケヴィン・ファイギ社長は、「次世代のリーダー候補」にスパイダーマンを挙げており、ソニーのエイミー・パスカル会長も「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」が「エンドゲーム」直後(ラストから数分後)のストーリーであることまで明かしています。
同作がフェイズ4の幕開けを飾る作品であることは既に周知の事実なのです。
更には、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.3」もフェイズ4に含まれていると発表済みです。
ジェームズ・ガン監督の解雇騒動で企画が遅れてしまった為、フェイズ5にまで延期される可能性こそありますが、シリーズ3部作の最終作として計画に含まれているのは確かです。
その他、「ドクター・ストレンジ」や「ブラックパンサー」の続編も決定しており、これらも時系列的には「エンドゲーム」後と見るのが妥当ではないでしょうか。
唯一、製作が発表されているブラック・ウィドウの単独主演作は、彼女がS.H.I.E.L.D.に加入するまでの過去のストーリーであるということなので、彼女の生存こそ不明ですが、現時点でも多くのヒーローの生存(復活)が明かされているようなものなのです。

死んでしまうと思わせているヒーローの単独主演作ないしはメイン級のゲストとしての出演が、フェイズ4に含まれているからこそ、フェイズ4のラインナップが発表できないのではないでしょうか。
この推測は、「死んでしまうという予測」が実際に噂されないと成り立たない論証ではあります。
これについても、「実際に噂されるような操作」をしてきたとも見做せるんですよ。

一部の俳優陣の契約が「エンドゲーム」で終了するというのは事実です。
ここに嘘は無いでしょうし、騙せるような部分ではありません。
けれど、俳優陣の言葉が本当とは限らない訳ですよ。
降板を示唆というのはブラフなのではないでしょうか。

契約が切れて、降板を宣言する。
ここまでされたら、もう噂とかいうより、ほぼ「エンドゲーム」のラストを吹聴してるようなものですよね。
タイトルまで伏せていたマーベルがそんな無防備なことをするでしょうか?
考えにくいですよね。
契約が切れる事実こそ隠しようがないですが、俳優陣に降板を臭わせる発言は事前に禁止させるんじゃないかな。

とはいえ人間。
うっかりはあります。
先述のスタッフしかり、過去のマーク・ラフォロやトム・ホランドしかり。
秘密を洩らしちゃう事はあります。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のプロモーション活動で、ホランドと多く行動をともにした俳優のベネディクト・カンバーバッチは、ホランドが秘密を喋りそうになったらあの手この手を使い全力で止めている。

wikipedia

ありますが、主役級3人が3人ともうっかりを今回に限って同時にする事って有り得るでしょうか。
先ず無いですよね。
マーベルによる戦略を疑っちゃいます。

本当に契約が切れる俳優には事実を言ってもらい、契約を延長する俳優に嘘を吐いてもらう。
こうやって真実を伏せているのだとしたら…。

「エンド・ゲーム」が一部のヒーローにとっての実質的な最終作であることは、ケヴィン・ファイギ社長が明かしています。
その為、BIG3を含めた主力…アベンジャーズの創設メンバーから生存者が出ることはほぼ確定。
けれど、少なくともBIG3のうち1人は生き残り、かつ、この後に出演が控えているのではないでしょうか。

では、誰が生き残るのか。

生き残った主力が、今後計画されている「アベンジャーズ5」に引き続きメインヒーローとして出ることは無いと思っています。
後方サポート、もしくは、次の出演作でラストになるのかなと。
何れにせよ世代交代は行われる気がします。

ならば、世代交代を行っていない人物が、生存するんじゃないかな。
となれば、真っ先にアイアンマンことスタークは候補から消えるんですよね。

彼にはピーター・パーカーという弟子がいて、科学技術サポートという面に於いてもシュリ(ティ・チャラ/ブラックパンサーの妹)がいます。
ブラックパンサーのスーツまで作る天才なのですから、兄が正式にアベンジャーズに加われば、強力な後方支援を賄ってくれるはずです。
個人的には一番好きなキャラなので引き続きシリーズに出演して欲しいのですけれど、後任がしっかりと固まってしまったが故に、卒業する事も不思議では無いのかなと。

残りはスティーブかソーなのですが…。
絞りきれないので、役割から考えてみます。

BIG3はそれぞれ役割分担がされていると考えています。
スタークは科学技術担当、ソーが戦闘担当、スティーブが指揮担当です。

アベンジャーズでは、ブルース・バナーと共に頭脳担当をしていたスターク。
2人の中で、主導権を握っていたのは常にスタークの方でした。
解析や開発は、彼の専売特許と言っても良いかもしれません。

ソーは、その鬼神のごとき戦闘力をフルに活かして、強者揃いの中でも頭1つ抜けた活躍を見せていました。
サノス相手に浴びせた一太刀は、彼にしか無し得なかったと思っています。

曲者ばかりのアベンジャーズで文字通りキャプテンを務めていたのが、スティーブ。
同じくリーダー的役割を担っていたスタークと対立することもありましたが、スタークさえ認めたスティーブの統率力は、やはりアベンジャーズで一番じゃないかな。

このように役割を考えた時、ソーの後任は頭に浮かぶんですよね。
ドクター・ストレンジです。
魔術を駆使した技の数々は、サノスが認めるほど。
純粋な力勝負ではソーに及ばないでしょうけれど、戦闘力ではトップクラスなんじゃないかな。
彼が所属するマスターズ・オブ・ミスティック・アーツとアベンジャーズの目的は、相容れるものがあります。
移籍、もしくは、兼任は可能と思われます。

戦闘担当を任せられる人材はいる。
ならば、指揮担当はどうか。
居ることはいますよね。
ティ・チャラです。

若きワカンダの国王は、カリスマ性、指揮能力ともに申し分ないでしょう。
戦場でも陣頭指揮を取って、味方を鼓舞し、自らも大きな戦力となり得る。
まさにスティーブの役割を任せるに値するヒーローです。

ただしかし、彼には縛りがあるのも確か。
国王故に、外部の組織に身を置くことが可能なのか否か。
まぁ、アベンジャーズは有事の時だけ集まってる感じなので、可能っちゃ可能なのかもですけれど。
とはいえ、国王がそういう立場に身を置くことってワカンダ国内的にはどうなのだろう。

そういった縛りを解き、正式にアベンジャーズのリーダーに迎える橋渡しを出来る人物は誰か。
一時考えを共にし、ワカンダに身を寄せていた事もあり、アベンジャーズのリーダーでもあるスティーブしか居ないんですよね。

フェイズ4に組み込まれるであろう「ブラックパンサー2」は、ティ・チャラがアベンジャーズのリーダーに正式に就任するまでの物語になるんじゃなかろうか。
であるならば、スティーブはほぼ出ずっぱりになり、ストーリー的にも重要な位置に置かれるはずです。

「エンドゲーム」で生き残るのは、ずばり、スティーブである!!

終わりに

契約が延期される事は実際あります。
ロバート・ダウニーJrが「アイアンマン2」で一旦切れた契約を、「エンドゲーム」まで延長した事実があります。
その他の俳優陣も確か同様な感じで伸ばしたんじゃなかったでしたっけ。

何が言いたいのかと言うと、契約終了=シリーズでの出番終了とは必ずしもならないということ。
契約終了の話から、「エンドゲーム」での死亡を推察する噂が流れたのですから、これを意図的に操作されていたとしても我々には気づきようがないのかなと。

ま、全ては妄想に過ぎませんけれどね。
ともあれ、「エンドゲーム」を全力で楽しみたいです。

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