はじめに
絶対に当たらない「ONE PIECE」考察のお時間です。
全戦全敗記録をまた更新しちゃうよ♪
ノリがウザいので、テンション下げていきます。
んと、今回は麦わら一味の進路に関してです。
仲間が増えるばかりの一味も、いつかは減る時が来るのではないか?
少し考えてみました。
前提として、僕は現クルーがお気に入りです。
加入当時こそ「え〜〜〜。こんなのが仲間になんの〜?」みたいな反応もした事がありますけれども、そんなのも最初だけ。
ドンドン気に入ってしまうので、嫌なクルーはいません。
なので、誰にも船を下りて欲しくないというのが本音です。
あくまでも抜ける可能性を考えただけの記事ですので、その辺宜しくお願いします。
DBF編〜W7編を振り返る
仲間が抜ける事というと、異論はあるかもですが、ビビとカルーが思い出されます。
正式なクルーとして在籍していたかどうか見解が分かれるところであって、僕なんかは正規クルーとして扱っても良いのかなと考えていますけれど、そうじゃないと言う方も当然居る事でしょう。
とはいえ、ルフィ達の別れ際の反応を見るに、ビビらが今時点で唯一の下船クルーと見做していいのかもしれません。
このビビとカルーの下船を最後に今の所抜けてはいませんけれど、一度だけその”危機”がありました。
JC第32巻からの「デービーバックファイト編」(以下「DBF編」)とそれに続く「ウォーターセブン編」(以下「W7編」)ですね。
先ずは「DBF編」。
海の悪魔に呪われ今も深海で生き続けるという海賊デービー・ジョーンズに誓って行われる”人取り合戦”。
それがDBFでした。
フォクシー海賊団にこのゲームを挑まれた一味は、1回戦でチョッパーを取られ、2回戦で奪還。
3回戦でルフィがフォクシーを破り、フォクシー海賊団の海賊旗を奪って決着を見ました。
一味全員が仲間の事を大切に想っている事が分かりやすい形で描かれたシリーズとなり、更にこのシリーズは、「W7編」へと繋ぐ役目もありました。
青キジの初登場によって。
突如現れた青キジに、ロビンが全身を凍らされ、ゾロ、サンジはそれぞれ右腕と左足を凍結され、たった一人の海兵に全滅寸前まで追い詰められました。
この時は決闘を挑んだルフィが、負けはしたものの、一騎打ちを挑ませるという形で難を逃れました。
このラストも含め、仲間が居なくなる恐怖を描いていたシリーズであり、これは「W7編」の前哨に過ぎなかったんですよね。
正直作品全体を振り返っても、あまり意味を見出せない「DBF編」ですが、あくまでも「W7編」の為の”肩慣らし”と考えるとしっくりきます。
クルーが奪われるというゲームだった割には、然程その緊張感が無かったんですよね。
チョッパーを一時的にしろ奪われてしまったものの、割とあっさりとゾロ、サンジの連携で取り返してますし。
決勝戦に至っては、ルフィが負けるはずが無いという大前提が成り立っちゃっている事もあり、消化試合に見えなくも無かったですし。
だからこそ、僕ら読者としても安心して見れたし、しかし、「同じ事はしないだろうな」という”前提”を同時に植え付けられたというか。
「クルーが抜けそうになったけれど、結局は戻って来た」という展開が早々に繰り返される訳は無いという思い込み。
これを植え付けられてしまった気がしないでもないのです。
だから、続く「W7編」でウソップが抜け、ロビンが裏切った衝撃たるや凄かった。
頭のどこかで「最終的には戻ってくるっしょ」という考えは当然持っていたものの、「DBF編」の事もあって、「本当に下りてしまうかも」と考えてしまう事もあり。
また、確か当時のジャンプの目次コメで尾田先生が「クルーが一人抜ける」と宣言されていたんですよね。
これは僕の記憶違いかもしれませんけれど、確か…確かそんな事を書かれていたような気がします。
だからこそ一層「ウソップかロビン、どちらかが間違いなく船を下りる」と思わされていたんです。
まあ、結局はメリー号を”人”=”クルー”と見做して、「メリー号が下りた」という結末であり、見事騙されたわけですが。
メリー号焼失の回は、屈指の名場面だったので、良かったですけれどw
そんなこんなで、これまではビビらが抜けて、ウソップとロビンが抜ける可能性が描かれていたという事ですね。
有名な「〇人目」から
では今後誰か抜ける可能性があるのか?というと、そんなの分かりません。
抜けるかもしれないし、増える一方なのかもしれない。
このまま面子が変わらずに最後まで行く可能性もある。
だから、考察とは呼べないのですけれど、もしも抜けるのであれば、それはこれまでのサブタイトルから判断できるのかもなという事ですね。
これは同じような考察・素晴らしい考察が既に色々上がっています。
なので、詳しくは割愛しますけれど、仲間が増えると「〇人目」というサブタイトルが付く事があります。
この「〇人目」という扱いを受けていないクルーが、この先下りる可能性があるのかなと。
少し振り返ってみます。
先ずルフィが出会った順を書きだしていくと
ゾロ
ナミ
ウソップ
サンジ
(ビビとカルー)
ロビン
チョッパー
フランキー
ブルック
となります。
基本この出会った順に番号が割り振られていると想像できます。
別の方々の考察では、ロビンとチョッパーを逆にしているところもあり、また、ビビとクルーを加えて考える説・仲間になった順説など色々あるようです。
ここは不確定な部分ではありますね。
決め手が無いので、まあ、当稿では↑の出会った順が正しいと見做して、ここまでの状況を書き出します。
クルー | 番号 | 話数 | イメージナンバー |
---|---|---|---|
ゾロ | 1 | 6 | 2 |
ナミ | 2 | 94 | 3 |
ウソップ | 3 | 439 | 4 |
サンジ | 4 | 68 | 5 |
ロビン | 5 | – | 7 |
チョッパー | 6 | – | 6 |
フランキー | 7 | 439 | 8 |
ブルック | 8 | 489 | 9 |
イメージナンバーは尾田先生がSBSで答えていたものです。(40巻と50巻参照)
これに倣えば、仲間になった順説が正しそうですね。
ま、いいや。
重要なのはそこでは無いですので。
えと。
未だサブタイトルで「〇人目」とされていないクルーが、この先下りる可能性があるのかなって。
このサブタイ。どういう意図で付けられているのかが不明なので、何の根拠も無いですが。
夢が達成された時
「海賊というのは、自由な人種であり、強い信念を裡に秘めている」
今作を読んでいて感じるところなのですが、これはクルー全員に当て嵌まる気がします。
特に個々人の意志は何よりも尊重されるんではないかと。
クルーには皆夢がありますよね。
ルフィが海賊王を目指しているように。
そんな個々の夢が達成された時。そのクルーは船を下りる決意をし、一味はその意志を尊重するんじゃないか。
それこそビビの時のように。
という事で各自の夢を書き出し〜。
クルー | 夢 |
---|---|
ゾロ | 世界一の大剣豪 |
ナミ | 世界地図を描く事 |
ウソップ | 父のような勇敢なる海の戦士 |
サンジ | オールブルーを見つける |
ロビン | 失われた歴史の探求 |
チョッパー | 何でも治せる医者 |
フランキー | サニー号が海の果てに辿り着く事を見届ける |
ブルック | ラブーンとの再会 |
例えばサンジ。
オールブルーがラフテル付近に無かった場合は、オールブルーを見つけた時サンジが下りちゃう…かもしれない。
とは言え見つけただけでは下りる理由も無いので、そうですね。
オールブルーにバラティエのような海上レストランがあったら…。
世界中の魚介類が生息する海の”最高の食材”を新鮮なまま提供しているレストラン。
そこで料理の修行をしたいと願ったとしても不思議ではない様な気がしますし、サンジが望めば、ルフィも涙を呑む可能性があるのかなって。
あくまでも憶測ですが、こう考えると、下りる可能性があるクルーが割り出せます。
この推測の元では、ナミ、フランキーは、最後まで付き合う事がほぼ確定していると考えます。
ブルックも普通に考えればグランドラインを1周しないとラブーンには会えないので、最後までとなります。
チョッパーは微妙ですけれど、「何でも治せる薬」なり「何でも治せる程医療の発達した国」が出てこない限りは、最後までいるのかもしれません。
けれど、他のクルーは違うと思います。
ゾロは、ミホーク(若しくはそれ以上の剣豪)を倒した時。
ウソップは、ヤソップを超えたと認識した時。
サンジは、上にも書いた感じで。
ロビンは、「空白の百年」の謎を暴いた時。
この4人は、可能性がある…かもしれませんね。
サンジが抜けたら一味は全滅確実なので、そういう役割面まで考慮したら、この推測は成り立ちませんけれども。
おわりに
最初にも書いたように今の面子は気に入っているので、誰にも下りて欲しくはありません。
けれど、ドンドン減っていくのもまたドラマティック(死語?)では無いかなと思う訳です。
減らないという保証はどこにも無いですしね。
取り敢えず、尾田先生の構想では、仲間はルフィを含めて10人でしたっけ。
あと1人はこの先増えるかもしれません。
10人を限界値と仮定すれば、そこから少しずつ減っていく可能性もある…と嫌ですが、あるかもですよね。