男も読める少女漫画とは?
以前にも単独のテーマとして書いたことがあるのですが、その時は何を言ってたか自分でも忘れてしまいました。
恥ずかしいので読み返したくありませんので、そっとしておきましょう。
なので、前とは違う事を言うかもですが、男でも読める少女漫画。
やはり「感情移入できるか否か」でしょう。
男には分からない少女の機微を丁寧に描いた良作。
気持ちの分かる少女にとっては最高に面白い漫画でも、感情移入出来ない分男には理解しにくいという点があります。
もう1つ、ヒーロー（主人公が好きになる男性キャラ）を気に入るかどうかも大きいんじゃないかな。
男から見ても良い男ってヒーローは、居そうでなかなか居ないと思う。
絵に書いたようなただのイケメンにはやはり感情移入は難しい。
そう言った意味で、例えば「君に届け」の風早翔太君は、男の僕から見ても滅茶苦茶良い奴でした。
爽やかで気さく。
凄く良い人で嫌味が無い。
こりゃ爽子も好きになるのは分かるわ～と感情移入出来て、楽しめていました。（アニメ版を）
さてさて。「ODETTE」です。
どちらかといえば少女漫画コーナーなんかに置かれてる事が多いので、少女漫画なのでしょう。
去年かな?
横浜駅の有隣堂ででっかく紹介されていて、滅茶苦茶気になってたんですよ。
- 作者: 日当貼
- 出版社/メーカー: ほるぷ出版
- 発売日: 2015/02/14
- メディア: コミック
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彼氏が猫氏。
もうね、インパクトありすぎ。
出オチ感マックス。
いや、擬人化された動物の漫画なんていっぱいありますよ。
ますむらひろし先生の「アタゴオル物語」とか、今考えるとそのハシリだったのかもしれません。
あ。全然関係ありませんが、「アタゴオル物語」はオススメです。
すこし(S)ふしぎ(F)な気持ちにさせてくれる漫画です。
- 作者: ますむらひろし
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 1987/10
- メディア: 単行本
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閑話休題。
えと。
擬人化された猫が出てくる。
そこは殊更珍しくない。
興味を引かれたのは、見た目超好みの彼女の彼氏として、設定されている点。
「けいおん!」の平沢唯神に心を鷲掴みにされて以来、僕はボブカットの女の子が大好きになりました。
「ご注文はうさぎですか?」のシャロとか「SHIROBAKO」の宮森あおいとか「ラブライブ!サンシャイン!!」の渡辺曜とか。
挙げたらキリが無いんですが、見た目超可愛い。
しかも丸くて、ぽわぽわしてる。
あ～これ絶対好きになる奴だとひと目で分かるキャラ。
その彼氏が猫。
猫って。
で、1年経ってやっと買ったわけです。
有隣堂で。
この彼氏の猫氏が男から見ても好きになれる男でした。
いや。
だって、猫そのものなんだもの。
喋らないんですよ。一切。
人の言葉を操らない。
だから、変なキャラがつかなくて、猫にしか思えない。
まあ、実際猫ですし。
第一印象通りぽわぽわしたちょっとアホの子入った彼女・多恵ちゃんと男でも感情移入できる彼氏の猫氏がほんわかデートを楽しむお話。
自分でも分かった。
読んでいて、「あ。僕今超にやけてる」って。
メッチャニヤニヤ。
もう本当に間違いなく好きな奴でした。
この漫画、相当好きになりそうです。
まとめ
第1話の1コマ。
多恵ちゃんは、見た目通りアホの子でした。
可愛い。
猫氏に借りた本を取りに戻って、駅に着いたら財布を忘れたのに気付いて。
余裕たっぷりに家を出たのに、結局天然を炸裂させて遅刻しちゃう。
そんな多恵ちゃんに、猫氏がスッと自分で頼んでいた飲み物を差し出す。
紳士です。
この前のページでは、頼んだ飲み物が熱すぎて、飲めないのかなと思わせておいてのコレ。
実は猫なのに熱いの平気でしたというオチ。
まあ、オチはちょっと置いといて、この紳士っぷりに惚れたら、本屋さんへGOです。
彼氏が性格イケメンで良い男。
で、
1話の中での多恵ちゃんの可愛いショットがこちら。
他にもあるんですが、オチの部分だから紹介できません。
ダイエット中だけど、甘いもの（たべもの）に眼が無い彼女。
可愛いです。
食いしん坊って、良いですよね。
基本良い人で、裏表がないってキャラが多いイメージです。
多恵ちゃんも素直で良い子。
そんで天然入ってる。
なによりボブカット。
ボブカット最高。
男から見ても好きになれる彼氏と超可愛い女の子の彼女。
こんなカップルのほのぼのとした日常を見れる幸せ。
2017年ブレイクして欲しい漫画の筆頭に挙げさせて頂きたいものです。
本当にオススメです。