この記事は
「ONE PIECE」の妄想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。
はじめに
「ドレスローザ編」には仲間になるかもしれない。
仲間になって欲しいと思うようなキャラが溢れています。
そこで簡単にではありますがこんな記事を。
第725話までのネタバレを含みますので、ご注意ください。
麦わらの一味の共通点
麦わらの一味の共通点としては、過去に「悲劇的な出来事」を経験した事。
1人1人簡単に振り返ってみます。
船長ルフィは”兄”であるサボの死(生きてる可能性の方が高いので、ルフィだけは除かれるかも)とシャンクスとの出会い。
特にシャンクスは、ルフィを助ける為に腕を1本無くしており、それがルフィの人生に大きな転換を齎した。
“1人目”ゾロはくいなの死ですね。
遂に一度も勝てず、不幸な事故で先立たれた幼馴染の無念を晴らすべく(自分の名を天国にいる彼女に届けるべく)世界一の剣豪になる事を誓いました。
“2人目”ナミはベルメールの死。
育ての親の敵を討つべく、アーロンの懐に潜り込んでいた彼女。
ルフィが代わりに本懐を遂げ、彼女は自身の夢を追う事に。
“3人目”ウソップは父ヤソップの船出と母親バンキーナの死。
特に後者は、ほら吹きという彼のキャラクター形成に大きな影響を与えました。
あとは過去ではないですが、メリー号の”死”ですね。これも大きい。
“4人目”サンジはゼフの足を無くす大事故に遭遇した事。
サンジを助ける為にゼフは自らの足を食べる事で海賊の道を完全に諦め、料理人へ。
サンジの人生に多大なる影響を与えた出来事。
“6人目”チョッパーは、ヒルルクの死。
チョッパーに生きる活力を与え、夢を与えて果てた偉大なる医者でした。
“7人目”ロビン。彼女の過去が最も重いですね。
母オルビア含む故郷オハラの壊滅及びサウロの死(サウロもまた凍結されただけで、明確に死んだ描写は無かったような…。)。
“8人目”フランキーは、師匠トムとの死別。(エニエスロビーに連行されたことでの別れ)
ロビン含め政府との因縁を生んだ出来事でした。
“9人目”ブルックですが、強いてあげるならラブーンとの別れでしょうか。
彼の元居た海賊団(ルンバー海賊団)は、彼含め当時全滅してしまったので、ちょっと除外。
ここで、ルフィ以外の頭に”○人目”と記しました。
過去に僕も何度か記事にしましたし、ググればいっぱい他の方々の考察記事が出てきますが、この漫画はサブタイトルで正式な仲間になった折に”○人目”と知らせてくれてます。
まだ、”5人目”、”6人目”、”9人目”が出てないんですよね。
で、僕は今は”5人目”はビビだと思っているんです。
この”○人目”の数字は、”麦わらの一味の船に乗った順番”だと考えているからです。
一時でも仲間として乗り込めば、カウント対象となるんではないか。
仲間になったと同時に船を降りたビビは”5人目”の称号は与えられず、欠番扱いなのではないかと推測してます。
もう1つは、これ以上ロビンに纏わるドラマは無いと考えるから。
ウォーターセブン編で彼女のドラマは全て描き切っており、完全な仲間になったと読み取っています。
ビビを抜き”5人目”をチョッパーにしてしまうと、”6人目”となるロビンの物語が、この先もある事になってしまいます。
そこで、ビビを”5人目”に入れて、”6人目”をチョッパーにする。
こうする事で、”7人目”のロビン及び”8人目”のフランキーは正式な仲間入りを果たしていると解釈出来るかなと。
以上より、この先の展開でチョッパーとブルックを主役とした物語があり、そこを超えて2人とも正式な仲間入りを果たすんではないかと思っております。
その前に今回”10人目”の仲間フラグが立っているキャラがいっぱいいますよね。
仲間入りの条件(?)である”悲劇性のある過去”があるから。
ロー
この725話で、過去に彼が慕う誰かがドフラミンゴの手にかかってしまった可能性が示されました。
ドフラミンゴによって直接殺されたのかな。
ドフラ自身は「逆恨み」と称しているので、彼に逆らったとか気分を害したとかそういう類の理由な気がします。
今回もコロシアム出場者と見られる部下の”失態”を罵った挙句、容易く手に掛けている描写がありました。
自分の気に入らない者は部下であっても殺す(実際に死んでしまうかどうかは別で)というのは、ベラミーの頃から一貫して変わらない姿勢です。
ローの過去回想が近いうちに入る可能性が示唆されましたし、そうなるといっきに仲間フラグが立ちそうです。
ただ、そうなると問題なのが彼が率いるハートの海賊団の存在。
ゾウで待ってるらしいですけれど、この海賊団が健在ならば、ローが仲間になる可能性はいっきに無くなりそうです。
錦えもんとモモの助
訳ありでゾウを目指している親子。
カン十郎含め何かしらのドラマがあることが示唆されています。
ただ、仲間になる可能性としてはロー以上に低そうです。
いつになるか分かりませんけれど、この先「ワノ国編」があるそうですから、そこに送り届けたらさようならとなりそうなんですよね。
ビビと同じポジションなのかもしれません。
それと、なんでカン十郎の姿は未だに黒塗りなんでしょう。
ドフラミンゴ側の間者だったりしてw
ヴァイオレット
元ドフラミンゴ側の殺し屋で、ドフラを裏切った彼女。
サンジとの仲を進展しまくっていて、仲間になるんじゃないかなとずっと感じていたのですが、どうなんでしょうね。
彼女もまた過去に色々ありそうな気もしますが、特に何もないのかもしれませんし。
ドフラミンゴを恨んでいる事は確かな気はしますが。
引っかかるのは彼女の能力ですね。
「千里眼」。
八方4000Km
鳥の目を借りる様に”視線”を飛ばす事が出来る
能力は便利すぎます。
彼女が仲間になるだけで、麦わらの海賊団が今後後手に回る事が無くなる訳です。
これは漫画としては結構痛い。
「千里眼」から逃れる手段を作れば良いだけですが、それは何度も使えない1度きりの回避策です。
便利すぎる能力を持っている以上は、彼女が仲間になる可能性は低いのかもしれません。
さて、この後彼女は政府は政府でも「リク王軍」に合流しそうですね。
ヴァイオレットは、ナミと同様敵を討つ為に敢えて敵の懐に飛び込んでいたのかもしれませんね。
レベッカ
今のところ回想編があった唯一のキャラですね。
母を失った出来事と片足の兵隊さんとの出会い。
分かりやすく”悲劇のヒロイン”であり、彼女もまたそういう意味では仲間候補。
だけれど、仲間にならない可能性も高くて、ポイントは片足の兵隊さんの正体ですかね。
あの兵隊さん。
「レベッカの父親」なんではないでしょうか。
つまりは、元リク王国国王。
今回のシリーズでドレスローザからドフラミンゴ一派を一掃し、再びリク王国再建を目指す。
その際の”初代国王”として、レベッカが就任するという展開もアリかなって思ってます。
ヴァイオレットが実は実の姉だったら、更に可能性としては低くなりそうw
誰も仲間にならない
なんて事も実際あり得ますしね。
ここで誰かしら仲間にならなければいけない訳でもありませんし。
次なる仲間はジンベエであり、それまでは誰も仲間にならないかもしれませんし。
その辺は実際分からないんですけれど、仲間になって欲しい魅力的なキャラがいっぱい出てきているシリーズである事は確かです。
只管格好良いローが仲間になっても欲しいし、女っ気が少ないからレベッカやヴァイオレットも良い。
錦えもん親子は……………戦闘向きではない能力&剣士なので、遠慮願いたいかもしれないw
キャラクターとしては良い味出してるんですけれどね。
今回の「ドレスローザ編」は「ウォーターセブン編」に似た感覚があります。
あの時も誰が仲間になるんだろうとワクワクしてましたから。
当時は仲間候補と思っていた船大工達が揃って敵であるCP9だったという展開に度肝を抜かれましたけれどもw
「ウォーターセブン編」と違ってルフィ達に仲間を増やす目的が無い分、誰も仲間にならない可能性だってある。
けれど、仲間になるかもしれないという目線で見ても楽しめるシリーズではあるかなと。
何度も書くようですが、それ程魅力いっぱいのキャラが多いから。