「俺ガイル」とか「弱キャラ友崎くん」がヒットした背景を考えてみた。

はじめに

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」を読んでいます。
平塚先生が良キャラ過ぎてヤヴぁイ。
はやく誰かもらってあげて。

さてさて、今作と「弱キャラ友崎くん」には共通項があります。
その点を抑えつつ、何故両作品がヒットしたのか考えてみました。

主人公に見る共通項

両作品ともに、主人公がボッチというのが共通しています。
クラスカーストでは底辺。
友達はおらず、八幡に至っては、迫害されてきた歴史を持っています。
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そんな彼らが主人公で何故受けているのか。
否。
否ですね。
彼らだから受けているのだと。

多くの読者が意識するのは、主人公のキャラだと思います。
そこに感情移入できるか否かは、作品を読む上で重要で、主人公に感情移入できないとよっぽどではないと読み進めにくいです。
物語が圧倒的に面白いとか、他のキャラが好きすぎるとか、なにか別の取り返せる要素がないと主人公が合わないとキツイ。
逆にいえば、主人公が受け入れられれば、多少他に目を瞑ってでも読めるということです。

勿論、両作品とも物語や他のキャラクターの良さもあっての面白さですが、同時に、主人公が良いキャラしてるから面白いというのもあります。

共感出来るんですよね。
特にボッチな部分に。

さて、ボッチ自慢をしよう

ボッチで言えば、僕も負けてはいません。
今なら、そう。
Twitterですね。
たまに見かけませんか?
「RTしたらフォローする」とか「ファボったらフォローする」とかいうハッシュタグを。

僕はTwitterでフォロワー数は気にしてません。
ホントだゾ。
だから、「○○したらフォローする」系もそれ目当てでRTしたりする訳じゃないんですが、たまにRTしたりファボったりします。
つい先日もRTしました。
でも、それで終わるんです。
毎回。
ええ、ええ。
実際にフォローされたことが無いんです。

え?あれ?
無視されてんのかな。
見えてないのかな。
もしかしたら、ちゃんとRT出来てないのかな。
フォローしてくれないんだ………。
べ、べつにいいんだからね、フォロワー増やしたいわけじゃないんだからね。

ボッチあるあるですね。
リアルでボッチだと、ネットでもボッチです。

学生時代もボッチでした。
休み時間になると、眠気を装って(誰も見てないのに、甲斐甲斐しく空欠伸してみたりする)、机に突っ伏して寝るフリをよくしたものです。
うんうん。
机を涙で濡らしてたな。

なんでしょうね。
存在が希薄なんでしょうね。
誰も寄って来ません。
そういえば、バス停に普通に立ってるにも関わらず、バスに素通りされたことが2回ほどあります。
酷くないっすか?

特筆すべきは、小学生時代ですね。
担任の先生御自ら「ヤマネズミ」という素晴らしいあだ名を拝命しました。
顔がヤマネズミに似てるからという訳ではありません。
パンの食べ方がちまちまとヤマネズミみたいだから…らしいです。
以降6年間クラスメイトから「チュータロウ」とか「ヤマネズミ」って呼ばれてました。
今考えると、担任を呪いたくなります。
屈辱でした。
最低のあだ名。
何が悲劇かって、5年生の時に初めて同じクラスになって、一目ぼれした初恋の女の子に「ヤマネズミ」って言われた事ですね。
その時は無視したら、以降ちゃんと名前で呼んでくれましたが、ショックでしたね。
うぅ、八幡と酒を飲みかわしたい。

共感しちゃう(びくびくっ)

八幡の境遇とか過去、考え方に共感しちゃうんです。
うんうん、そうだよね…って。
八幡、俺より酷い業(黒歴史)を背負ってるなと苦笑しながら読んでます。

友崎くんが頑張って強キャラを目指す姿に自分を重ねて応援しちゃうんです。
リア充に負けないで、頑張って友達増やすんだ!と。

そういう人が多いのかなと。
オタはボッチが多い。だからヒットした。
ちい覚えた。

終わりに

自分の悲しい過去を笑って欲しかっただけです。
はい。

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