「その時」は刻一刻と
1月17日のアップデートのデータが解析され、新たな要素が判明した…と同日にはまとめサイトにも上がりました。
いくつか判明した新情報のうち、最も目を引いたのが新アイテムに関してでした。
全て進化に必要なアイテム。
「アップグレード」、「おうじゃのしるし」、「メタルコート」、「りゅうのうろこ」、「たいようのいし」。
どうも原作ゲームでは、特定のポケモンにこれらのアイテムを持たせて交換する事で、新たな姿に進化させる事が出来たようで、「ポケモンGO」でもそうなるのではないかと予想されています。
いよいよ第2世代ポケモンの本格投入とトレード機能の実装が近いのかもしれませんね。
遂に!!です。
このブログでも僕は早くトレード機能を実装して欲しいと叫び続けておりました。
やったぞ。
遂にその時が来そうだ!!!
と、はしゃいでいると思ったら、まだまだ僕の事を知らない証拠。
そうなんです。
僕は究極の人見知りの上に、ぼっち時代を長く過ごした「ぼっち人」なんです。
そんな人間が、トレード機能をフル活用なんて出来るのでしょうか。
いや出来ません。
ボッチ界にその人ありと云われた僕
皆さんはボッチボールという遊びをご存知でしょうか。
ドッチボールではありませんよ。
あんな大衆で集まってやるような、体育でしか参加できない高等球技じゃありません。
語感が似てるだけで全く否なるものです。
ボッチボールというのは、壁に向かって投げたボールをキャッチして、また壁に投げ返す。
いわば「壁を相手にした1人(ボッチ)キャッチボール」の略称ですね。
ぼっち界では常識であるこの遊びを極めた人が僕です。
ボッチボール界の雄として名高い僕が言うのですから、間違いありません。
さて、そんなボッチ時代を過ごした僕の周りに今「ポケモンGO」をやっている知人がいるでしょうか。
いません。
誰1人としてやっておりません。
という事はです。
町中ですれ違った「ポケモンGOをやっていると”思しき”赤の他人に話しかけ」、あまつさえ、「トレードのお願いを申し込む」ということが人見知りのボッチに可能でしょうか?
ちょっとシュミレーションして見ましょう。
何事も想像しておくことは大切です。
町中を歩く僕。
舞台はそうですね。
かの聖地・お台場としましょう。
お台場にラプラスをゲットしに行った僕は、1人海岸線を歩いています。
準備は万全。
スマホでは「ポケモンGO」を起動しつつ、もしもの為のモバイルバッテリーをポケットに入れて、ラプラスを探しています。
そんな折、前から1人の青年が歩いてきました。
様子を見ると、彼も片手にスマホを持ち、そのスマホからはなにやらケーブルが伸びています。
ケーブルの先は確認できない物の、恐らくモバイルバッテリーに繋いでいるのでしょう。
視線は常にスマホに注がれております。
スマホを持って、そのスマホにはモバイルバッテリーが繋がれている。
その状態で、スマホを見続けながら歩く。
まさに「ポケモンGO」プレイ中の正しきスタイルじゃあないですか。
何処からどう見ても「ポケモンGO」を遊んでいるように見える青年。
僕は意を決します。
緊張からか生唾をごくりと飲みつつ、恐る恐る声を掛けます。
「あ、あのう」。
人見知りなんです。
小声で、しかも震えた声を必死に絞り出す僕。
お台場の海岸線。
時間は平日の昼間。
人通りもまばらで、声が通りやすいことも幸いし、相手の青年も気付いてくれます。
「なんでしょう。」
気さくな青年の応答。
どうやら良い人そうです。
いけそうだ。この人ならすんなりと了承してくれそうだ。
もう1度決意を新たに僕は続けます。
「も、もしかしてポケモンGOやってますか?よ、よろしければトレードを…」
やった言えた。
遂に言ったぞ。
人見知りの僕、頑張った。
相変わらず小声だったけど、反応を見るに、ちゃんと聞こえてるぞ。
ほら、青年の顔がみるみる笑顔に!!
「ぎゃはははは。ポケモンGOって(笑) まだそんなゲームやってる人いたんだw
違う違う。俺はマリオランやってんの。ぷぷっ。時代遅れがw」
腹抱えて笑いながら青年は歩いて行っちゃいました。
あああああああああああああ。
もう駄目だ。
心が折れた。
僕のガラスのハートは粉々さ。
絶対に無理。
自分から話しかけて、しかも、トレードをお願いするだなんて。
絶対に「マリオラン」やってる人に笑われるに決まってる。
そこで考えた
僕のようなボッチの人見知りでも、そりゃやるからには図鑑のコンプリートに挑みたい。
海外専用のポケモンは無理としても、国内でゲットできるものはコンプしたいのです。
でも、そこには大きな障害が待ち構えている訳ですよ。
他人にトレードを志願するという大きな壁が。
もう無理だ。
諦めなければならないのだろうか。
だから、お願いです。
こんな僕でもトレードが可能なようにして欲しい。
アキバのヨドバシカメラ前の人だかりにも混じれずに、遠くから羨望の眼差ししか送れない様な人見知りの僕でも可能な手段を。
そうですね。
例えば、仲介屋機能。
ポケストップのような場所にトレードしたいポケモンを預けておくと、自動的に他人が預けた欲しいポケモンとトレードが出来るような。
そんな機能。
人見知りぼっちの僕でもこれならトレードが可能です。
そうなったらもうコンプは目前ですよ。
限界まで鍛え上げた僕の自慢のコダックを泣く泣くトレードに出しましょう。
簡単にトレードが成立して、僕の図鑑はどんどん埋まっていくことでしょう。
僕の可愛いコダックちゃん。
里親の元でもすくすく育つんだよ。
可愛がられるんだよ。
あああああああああああああ。。
駄目だ。
コダックちゃんと別れるなんて辛すぎる。
やっぱり僕にはトレードなんて無理なんだ。