「仮面ライダーSPIRITS 改造人間 再」発売記念サイン会に行ってきた

この記事は

「仮面ライダーSPIRITS 改造人間 再」イベントレポです。

「芳林堂書店 高田馬場店」で10月26日(土)に開催された村枝賢一先生のサイン会。
先着100名限定のこのイベントを知ったのは、今月上旬のことでした。
早速ネットで調べたところ、先ず17日(木)午前10時に店頭で予約を開始するとのこと。
無理詰んだ。
正直な感想でした。
平日に高田馬場には行けないっす。仕事ですもの。
だけど、落胆しなかったのはメール予約も受け付けていると知っていたからです。
その詳細を確認すると…
店頭予約分優先で、残数があったらば午後2時から受付開始
という、なんとも絶望的な文言が。

あぁ。こりゃ確実に詰んだわ。
諦めかけたのですが、ダメもとでメールしてみようと思いなおしました。
ただ、やはり仕事中にメールは打てないので、gメールの予約投稿機能を使ってみました。

その結果がこちら。

素直にビックリしました。
絶対無理だと思ってましたので。
いや~、諦めたら試合終了って本当ですね。安西先生ありがとう。

ということで、行ってきました!!

姑息な考えに走る

当日26日。
横浜に用事があったため、午前中は横浜に居ました。
ポケGOのコミュニティデイをこなしつつ、とある邪な考えに乗っ取られていました。
というのも、懐具合が寒かったのです。
自慢するでも無いですが、僕の今の月収は手取り11万ほど。
少しでも浮かせられないかなと考えて、ヨドバシカメラのポイントで買うことを思いつきました。

てなわけで、ヨドバシYOKOHAMAへ。
ヨドバシカメラの一部店舗はコミックフロアがあるのだ。
で、発見!!
何故かアクリルショーケース内に入ってましたが、店員さんに取ってもらって、全額ポイントでご精算。
胸中ガッツポーズ。

これでサイン会に迎えるぜ!!と勢い新たに、いざ高田馬場。

そそ。
高田馬場までは(厳密には渋谷まで)東横線使いました。
東横線安い。
JRも見習ってぇ。

閑話休題。
1時間ほどして到着の初・高田馬場。

駅徒歩1分なのに、Googleマップ使ったのに、道に迷うアホがここに1人。

いや~、都会の町並みは複雑ですね。

お陰で時間ギリギリになってしまいましたが、お店へ。
書店はビルの3階と4階だったので、3階ぐるぐる、4階ぐるぐる。
イベントスペース的なのが見当たらない。
不安が募る。場所が違うんではないか?

焦ってググってみたら、同ビルの8階で行われるとのこと。
この時点で開始時間をオーバーしてましたので、急いで8階へ。

着いてみると、しかし、前の時間帯のファンのサインが描き終わっておらず、20分ほど押していると。
さもありなん。

ファンの間では有名ですけれど、村枝先生はファンサービスの鬼。
通常サイン会では、事前に描かれたイラストに名前だけを書く…とか、イラストは指定できない…とかいうもの。
勿論村枝先生のサイン会でも、時によってはそのような仕様のこともあるようですが、今回はフルサービス回。

好きなキャラを一体指定出来て、それを目の前で描いてくれるという特別な回。

25人を1時間15分という時間割でしたので、1人当たり正味3分。
そりゃ時間も掛かりますよ。

ということで、ちょっと外で待っていてくださいと言われたのですが、待機列に並ぼうとしたところで開場開始。
さてさて、ヨドバシカメラでポイントで買ってきたイラスト集にサインをと思ったら、店員さんに止められてしまいましたよ。

「お客様。3階で書籍を購入して整理券を受け取ってください(ニッコリ)」

だよね~。
書店のイベントだものね。
メールにもちゃんと「イベント当日まで当店3Fレジカウンターにてお取り置きさせて頂きます。本書をお買上げの上、イベントへのご参加をお願い致します。」って明記されてますしね。
何故イケると思ったのか。

往生際悪く3階の店員さんにも「他で買った書籍じゃダメ?」ってお聞きしたのですけれど、ダメに決まってるよね。

それなのに、クソを煮詰めたクソの中のクソこと僕は、一計を案じました。
これ、「ライスピ」コミックスでもいけるんじゃないか…と。
見れば、コミックスにもイラスト集にも同様の用紙が挟まれてました。
整理券ってこれだ!!
勝った!!
僕は最新刊を手にレジへ。

すると店員さんが不思議なことを仰います。
挟まれてた用紙を指して、
「お客様、こちらご応募されますか?」

意味が分かりませんでした。
今日絶賛開催中のイベントなのに、これから応募???
パニックになったので、「もう応募してあります。…?」と返答。

店員さん、何故か頭に「?」を浮かべ
「…複数回の応募も可能ですよ。その分当選確率も上がりますので」

ますます意味が分からず。
「あ、はい。お願いします…?」
なんか分からなかったので、応募してもらうことにしました。
そんなやりとりをしてると、横のレジでどうやらイベント参加者さんと思しき人が。
店員さんに「イベントに参加しますので、整理券をお願いします」と声を掛けていて。
なるほど、と。
これは直接言うべきだなということで、僕も店員さんに同じように言ってみました。

奥からイラスト集が出てきました。

結論から言うと、やっぱりイラスト集を買わないといけなかったようです。
例の用紙は、サイン色紙が当たる抽選の応募券というオチ。
店員さんと僕の会話は根本的に噛み合ってなかったと。

ということで、節約しようと策を弄したら、イラスト集を2冊お買い上げすることに。
さらに、出費を抑えようと悪あがきしたら、コミックス23巻も2冊目が手元に残ることに。

小賢しく動き回ったショッカー戦闘員が、作戦に失敗して自滅したような。
バカなことしました。すみません。
でも、売り上げには少しだけ貢献しましたので赦してください。

感動

どこまでも小市民な僕。
有名人、芸能人を前にすると、すくみ上ってしまいます。

昨日までは、あ~何話そう。
この思いをどうお伝えしよう。
あれやこれやと思い悩んでいたのですが、いざ先生の前に立ったら、挨拶だけしてただただ無言。
何も言えませんでした。

一生に一度のチャンスをフイにしてしまった。

本音では、メッチャ感謝をお伝えしたかったのですよ。
この20年、本当にこの漫画が心の支えでした。
なによりも楽しみにして毎月26日(「月刊マガジンZ」の発売日)を指折り数えていたし。
新刊が出れば、書店に飛んでいき、1ページ1ページ大切にページをめくっていたし。
過去形で書いてますが、現在進行形で同じ気持ちを持っています。

それが何1つ、伝えられなかったというのは、無念でした。
この性格が憎い。

ただ、やっぱりプロは凄い。
初めて間近でイラストを描いているところを拝見したのですが、ささっと鉛筆で下書きを済ますと、淀みのない手つきでペン入れ。
あっという間の至福の時間でした。

最後に握手をしてもらって。
漫画家の先生に対して誉め言葉になってないかもですが、非常に大きな手で、僕の手が子供のよう。
まるでライダーに握手をしてもらってるような感覚を味わいました。
力強く、どこか優しい感じで、大きな手に包まれる。
…文字に起こすとコレジャナイ感が凄いですが、きっと僕の文章力が無いから。

繰り返すようですが、最高の時間でした。
もし次があれば、感謝の言葉をお伝えしよう。
いい歳したオッサンに熱く語られても迷惑でしょうから、そこはなるべく迷惑にならないようにして。
頑張ろう。

終わりに

イラストはXライダーを描いていただきました。
すげぇ迷ったのですが、11巻の表紙がカッコよすぎたXライダーにしました。
ただ、他の方は人間キャラをチョイスしてる方もいて、「その手もあったかぁ」と。

ルミかおやっさん(立花藤兵衛)でも良かったかぁ。
次回があれば、覚えておこう。
(といいつつ、次の機会でもライダーを選んじゃうんだろうなぁ。基本ミーハーだから。)

 

最新情報をチェックしよう!