今更ながら「Re:ゼロから始める異世界生活」を読んだ。最高だった。

この記事は

「Re:ゼロから始める異世界生活」の記事です。
ネタバレを含みます。

最近

最近ラノベに飢えています。
時間が有り余っているので、何か面白い作品は無いかと探している所です。
ということで、「ゲーマーズ!」と「りゅうおうのおしごと!」を読んでいるのですが、本作にも手を出してみました。
アニメ版も未視聴なので、全くの初体験となりました。

感想

異世界転生もの。
ブームになってますが、僕は「転生したらヤムチャだった件」以外、このジャンルに触れていません。
強いて挙げれば、「DOG DAYS」かな。
転生ものとは言えない召還ものですが。
本作も転生ではなく、召還の類に組み込まれそうなので(?)、まあ存外間違ってはいないはず。

やはりこの手の作品には、主人公になんらかの強みがあるものだと思うのです。
それは身体能力であったり、知識であったり。
しかし、今作の主人公は何も持っていない。
引き籠りの時間を費やして鍛えた筋力と現代少年なら誰しもが有してそうな最低限の異世界ファンタジー知識を持っている位。
他には特徴も無く、飛び抜けたものを持っていない。

そんな少年が突如助けもいない異世界に放り出されたら…。

冒険の始まり方としては興味を引く始め方です。
この作品の面白い所は、そこだけに留まらないところでした。

「死に戻り」。
このワードは、1巻の裏表紙のあらすじでも触れられているので、使っても大丈夫と判断します。
死んだら、とある場面に戻る。
記憶を残して。

この記憶を頼りに、最悪の展開を阻止しようと奮闘するスバル。
しかし、挑んでは死ぬを繰り返し…。

ボスが絶望的に強すぎるんですよね。
それなのに、スバルにあるのは、「何度も世界を体験している経験値」のみ。
あまりにも頼りない。

しかし、スバルは逃げません。
運命から逃げることも出来るのに、逃げない。
ちょっと知り合った爺さんと少女。
そして、助けてくれた謎の美少女を助ける為に。

スバルの行動が理路整然としているというか、非常に納得いくので、読んでいて違和感を覚える事無く楽しめます。
そして訪れるクライマックスは手に汗握る展開に。

先を読ませない構成と、先を読ませたくなる話運びに、ぐいぐい引き込まれて読み終えることが出来ました。
最初から「1巻」として作られている為、2巻への引きもバッチリです。

ストーリー展開に負けじと、キャラクターも良いですね。
スバルの主人公としての格好良さもさることながら、ヒロインの可愛さ。
脇を固めるキャラクター達も魅力的で、物語を十二分に彩ってくれています。

流石にアニメ化されているだけあって、非常に面白かったです。
アニメ化された作品が全て等しく面白いとは言いませんが、今作は大当たりを引いたようです。

終わりに

「ゲーマーズ!」が6巻の途中で止まっています。
そちらを読み終えてから、「リゼロ」続刊に手を出していこうと思います。
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最近ゲーセンで良く見かけるこの子が可愛かったのが読んでみようと思った動機。
2巻で出てくるみたいなので、楽しみ。

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