「Re:ゼロから始める異世界生活」第25巻感想

この記事は

「リゼロ」第25巻!!!第6章終結の感想です。
ネタバレあります。

第6章まさかの完結

もう2,3巻は続くと考えていたので、25巻での完結はよもやよもやでした。
web版(未読だけれど、進行具合は概ね把握している)に追いついてしまって、26巻は3月に発売できるのだろうかと疑問でしたが、不安が的中してるっぽい⁉
記憶にある限り初めて次回予告で発売日の告知がありませんでした。
1回飛ばして、26巻は6月になるのでしょうか?
衝撃の、あまりにも衝撃の引きだったので、次がたまらなく待ち遠しいのですが…。

気持ちを落ち着けて…一先ず第25巻の感想です。

感想

終わったのに、終わった感がちっとも感じられなかった。
今までで一番もやもやもの残る、スッキリしない終わりだったなぁ。

確かにプレアデス監視塔(大図書館プレイアデス)を襲った全ての脅威は排除出来ました。
ユリウスの覚醒と憎きライ・バテンカイトスを討ち果たせた。
収穫は非常に大きい。
けれどそれ以上に喪失と謎が残ってしまったのが、釈然としない原因ですね。

喪失は、勿論シャウラですね。
スバルが救おうとして藻掻いたにも関らず、明確に死(消滅)が確定してしまったのは初めてではないでしょうか。
僕が薄情にも忘れていなければ、初めての経験だと思う。
シャウラの意を汲んで、何が何でも助けるんだとしたわけでは無かったけれど、これは読んでいても辛かった。

シャウラの言う「お師様」がスバルのことなのかは、現時点では不明だけれど、それは重要な事では無くて。
(少なくとも「今」のスバルとフリューゲルは別人だよね。異なる時間軸のスバルである可能性はあるけれど)
彼女自身が信じ切っていた以上、スバルを待つだけに400年も独りで過ごし、再会出来たのも束の間で消滅してしまった。
しかも何が悪辣かって、スバル達が攻略に失敗しても、シャウラは紅蠍に変貌し自我と無関係にスバルを殺していた可能性が高いこと。
スバルらが塔を破壊せず、かつ、攻略に失敗するという可能性だってあって、その場合はシャウラがスバルを狙うことは無いだろうけれど、この可能性は低かった気がする。

兎も角、シャウラの件は悪意しかないよね。
本当にフリューゲルは最低だと思うわ。
三英傑の2人(1人と1体)までが出てきたのだから、この分だと、いずれフリューゲル本人が登場すると予想されます。
それが幽霊なのか、生きた姿なのかは不明ですが。
どんな状態で出てきたとしても、ぶっ飛ばされて欲しいものです。

そして、謎も。
大図書館プレイアデスって結局何だったのだろうか。
第一層にボルカニカが居るとか、誰が想像できただろうかw
想像逞しいファンの中には、もしかしたら、レイドが居るのだからという着想で想像している方もいたかもですが、僕は微塵も考えたことも無かった。
何故神龍までもが試験官を務めており、エミリアはどういった理屈で試験をクリアできたのか。
そもそもどんな試験だったのかも不明。
予測は出来ても、「何故」が拭い去れません。

さらに、終盤で緑部屋に現出したルイ・アルネブは、なんなん?
あのタイミングで、どういった理由理屈で現れたのん?
嫉妬の魔女の黒い霧は、ボルカニカがなんとかしてくれたと解釈して、では、スバル達が飛ばされた(?)のは何処で、どういった理由で?
ルイが赤ん坊のようになってるのは何故?

これまでは章の完結にあわせて、ある程度の謎解きはされてきたけれど、今回はあまりにも多くの謎を生み出したまま。
終わり方にも区切りが着いてないし、どういうことなの。

それなのに、あとがきによれば同行メンバーが一新されるという。
スバルはこの現状からエミリア達と合流を果たして、無事に帰路に着き、別のメンバー達と新たな冒険に出るのでしょうか?
それとも、新メンバーはまさかのルイと…レム?

そう。
レム。

レムが目覚めたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああうおぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおお挿絵のレムかわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい。

もやもやの8割くらいが、この衝撃で霧散しましたwwwwww
「結局レムは目覚めることは無かった」として7章に突入するものだと思っていたので。

この続き、どうなんの?
本当お願い。3月に出して。
web置き去りにして、文庫版が先行しちゃってもいいじゃない。
26巻7章開幕。
春を前の刊行を願ってます。

終わりに

7章で遂にレムが完全復活かな。
待ち焦がれた展開がいよいよ近づいてきてるのかも。
ああ、マジ待ち遠しい。

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