はじめに
芸能人に対する憧れは、時には、擬似恋愛観のようなものを持つ事もあります。
オタクの場合は、声優さんに興味を抱く事が多いでしょうか。
それについての私見です。
声優が好き
声フェチなんて言葉が存在するように、人は、声に対して恋愛対象として考えることもあります。
かくいう僕もその口でして、故に、声の可愛い声優さんには興味を抱きます。
ネットで調べて、顔まで可愛かったら、そりゃ好きになりますよ。
豊崎愛生さんのお話でもしますか。
僕は、「けいおん!」で彼女の事を知り、声が可愛い、顔が超好みということで、滅茶苦茶好きになりました。
5年は前のお話。
本気でこの地上には、彼女以上に可愛い女性はいないとまで想いこんでいました。
ある日の事です。
仕事帰りに友人と合流して、週末に予定していた旅行の打ち合わせをしていた時です。
ふと何気なく、スマホでネットを見たのが間違いでした。
かの有名な「豊崎さん同棲してるかも事件」です。
ミュージシャンのTom-H@ckさんと同棲してる可能性が高いという情報が、1人の基地外クソストーカーのせいで世に出ました。
自分でも信じられないくらいの衝撃がありました。
友人の声なんてもう届きません。
右から左です。
旅行なんてどうでもよくなりました。
人生終わったと想いました。
本気でストーカーのことを憎みました。
僕は、芸能マスコミというものが大嫌いです。
暴く必要のない芸能人の私生活を暴いて生計を立てる、人類史上最低の仕事だと考えています。
それを仕事にもしてない、一般人が後を追って、隠し撮りをし、あまつさえ同棲の証拠までネット上に挙げる厚顔無恥さ。
完全に犯罪です。
そりゃあれだけ可愛いんですから、彼氏の1人や2人居ても不思議じゃありません。
というか、居ない方が不自然です。
そんなの分かってる。
分かってるけれど、知りたくない事実だってある。
豊崎さんの同棲事件は、そんな「知りたくない事実（実際のところ本当かどうかはさておき）」でしたので、僕の怒りはストーカーに集中したのです。
もし、当時、仮に豊崎さんが結婚をしていたら。
僕は祝福出来たのでしょうか。
定かではありません。
結婚を祝福してこそのファン
世の中には、ファンならば、結婚を祝福すべきだという意見もあります。
ごもっともです。
好きな人が幸せを掴んだのです。
それを祝えないで、何がファンなのかと。
一理あります。
けれど、そういう理屈で無い部分。
もっと根幹の感情部分では、素直に喜べないですよね。
勿論、相手を憎んだり、蔑むのは間違っていると断言できます。
ネット上で暴れるなど論外です。
興味を無くすにしても、最低限の相手への敬意・行動への尊重は示すべきです。
それを踏まえて、割り切れない思いって絶対にあるんじゃないかな。
僕だって一応一般人としての自分の立場ってものを理解してます。
声優さん含む天上人と結婚はおろか、出会いすら無いって分かっている。
豊崎さんと結婚なんて出来る訳が無い。
分かってる。
痛いほど理解している。
けれど、「好きな人」が結婚して、素直に祝福できるほど人間できていない。
どうすればいいのか。
自分の中で折り合いがつくまで、葛藤し、悩んでも良いんじゃないかな。
普通の失恋の時のように。
周囲の迷惑にならなければ、酒に溺れるのも1つの手段だ。
滂沱と涙を流すのだっていい。
存分に悲しむのだって悪くない。
祝福することだけがファンじゃあない。
ファンであればあるほど、その事実に打ちひしがれ、悲観に暮れるのだって良いと僕は想います。
終わりに
昨年の10月26日。
豊崎さんは一般男性との婚姻を発表されました。
泣きました。
うらやましーーーいいーーーーー。
取り敢えず謎なのが、どうすれば一般男性と知り合えるのかという件ですね。
見方を変えましょう。
一般人が、どうやって声優さんと結婚できるまでの仲になれるのかということです。
アニメスタッフでしょうか。
事務所関係者でしょうか。
確かに「一般人」のくくりには入れそうです。
うん。
そうだ。
芸能マネージャーになろう!!