はじめに
1つ前のエントリーで「更新間隔が開く」と言った舌の根も乾かぬうちに即更新してる阿呆な僕。
えっと。
まあ、あれは4月以降追々という感じ?
「週刊少年マガジン」、「週刊少年サンデー」が創刊55周年を迎えます。
「コナン&金田一」で歓喜した50周年からもう5年も経つんですね。
本当に年が過ぎるのは早い。
で、先日大々的に「サンデー」で発表された新連載55本開始宣言。
「うぉ、すげっ」と思ったのです。
気合入ってますよね。
ちょっとこれについて。
新連載55本は多い?
「少年サンデー」、「サンデーS増刊」、「裏サンデー」、「クラブサンデー」の関連4誌・サイトで合計55本の新連載をぶちかましていくという大々的な企画。
新しい作品がどんどん始まるのは読み手としては嬉しいですよね。
一部作家陣のラインナップも発表されてますけれど、この中に畑先生と若木先生がいるのがちと不安。
不安というか、今の連載どうするんだろう?と。
「ハヤテのごとく!」も「神のみぞ知るセカイ」もクライマックスに入ってるので、両作品とも年内に終わって、新作なんでしょうか。
それにしても新作連載までの準備期間が短い気もするし…。
まあ、最近「マガジン」で瀬尾公治先生が準備期間ゼロという前代未聞な事をされてたり、複数連載してる作家さんも多いので、そこまでおかしい事では無いですけれど。
若しかしたら原作に回ってのスピンオフや番外編かもですし…。
もしも人気の2作品が共に年内に終了予定ならば「大幅な血の入れ替わり」と考えて歓迎すべき…なのでしょうか???
どちらにせよ人気作家の新作が控えており、この1年活気に満ちていく事は想像に難くありません。
凄く素敵な企画に思えます。
ただ、一部のファンにとっては物凄く不安な企画でもありそう。
一部というのは、打ち切り当落線上にいそうな作品のファンですね。
55本も新作が始まると予告されてるんですから、不安になるのは当然かと。
でも、55本ってそこまで多いんじゃないかなとも思ったので、調べてみました。
過去数年間の連載本数を見てみたのです。
その前に、カウントのルールを示しておきます。
この記事では、「雑誌が発売された年基準ではなく、雑誌の号数に書かれている年基準」でカウントしております。
どういうことかというと…
例えば、「週刊少年サンデー」2014年1号から新連載が1本始まったとします。
この号は2013年11月下旬〜12月上旬頃に発売されている訳ですから、「2013年開始」とするのが普通かもしれません。
けれど、当エントリーでは「2013年開始」にはカウントせずに「2014年開始」としています。
月刊誌についても同じで2013年カウント対象は「2013年1月号(2012年12月又は11月発売)」〜「2013年12月号」です。
全てこのルールで数えました。
尚、短期連載も含めております。
これを踏まえまして。
先ず、本家「週刊少年サンデー」。
2013年は2本でしたが、2010年から12年までの3年間は毎年9本輩出。
去年が特別少なかっただけで、例年10本前後の連載開始が通常と見てよさそうです。
もしかしたら、去年少なかったのは今回の55本を見越してのことだったのかもしれませんね。
続いて「週刊少年サンデーS」。
2013年がなんと16本。
2012年が23本と多数。
「サンデー」からの移籍連載や雑誌のリニューアル、短期連載の多さ等を理由に非常に多くの連載が始まっていました。
これは調べていて驚きの結果でした。
ともかく、20本前後は当たり前のように熟せそうな雰囲気です。
「クラブサンデー」にいきましょう。
去年は「少年サンデー」から移籍した「おすもじっ!◆司の一貫◆」1作のみ。
2010年7本、2011年9本、2012年11本と去年を除けば年々連載本数を増やしている傾向が見て取れました。
やはり10本前後は通年通りという感じでしょうか。
最後に「裏サンデー」。
こちらはwikipediaに面白い記述がありました。
将来的には、10〜20本の更新を目指しており、曜日ごとに漫画誌1冊を読んでいるくらいのボリュームにすることを目標にしている。
「東京黎明ノート | 裏サンデー編集部の挑戦。2012年5月29日」より
とのこと。
現在8本が連載中であり、この目標を実現すると仮定すれば、最大12本程。
開設して約2年(2012年4月〜)と日が浅く、連載数も少ないですがこの企画を機にいっきに増える可能性はありそうですよね。
ということで、ざっと概算してみましょう。
誌名orサイト名 | 予想連載可能数 |
---|---|
週刊少年サンデー | 10 |
週刊少年サンデーS | 20 |
クラブサンデー | 10 |
裏サンデー | 10 |
合計 | 50 |
移籍連載や短期連載も含めた試算なので多少大きく出ているとは思いますが、それでもこれまでとそんなに大きく増えているという訳では無いのかなと。
過度に心配する必要は無いのかもしれませんので、ここは素直に大きなイベントを楽しむ方向性で考えて良いのかもです。
終わりに
「絶チル 高校生編」が楽しみです。
仕切り直すとは思ってもみませんでしたし、そもそも中学生編で終わるのではと考えていたもので。
コミックス派の為、中学生編の結末もまだ知らないんですが、最終章という高校生編がどうなるのか。
ワクワクしてます。
あとはそうですね…。
最近やたらとミステリ増えましたよね。
知ってる作品だけでも
「超推脳KEI」(週刊少年サンデー)
「名無しは一体誰でしょう?」(週刊少年サンデーS)
「女子高生刑事 白石ひなた」(週刊少年サンデーS)
7日に更新されたばかりですが「馬場ペット探偵事務所」という読切?もありました。
「サンデー」全体でこのジャンルを推しているのでしょうか。
55本の中にもミステリ漫画が有りそうなので、ミステリ漫画好きとしてはその点も注視して待ちたいです。