この記事は
「ラブライブ!サンシャイン!!」が大好きなんだああああああああ!!!!!
1stLIVEマジで当選お願い。
はじめに
僕の推しメンって1人じゃないんです。
9人全員可愛い。
強いてその中でも上げるならば、このブログで躍動してる曜を筆頭に、果南、千歌、善子の「四天王」でしょうか。
そんな訳で、今回はリーダーの千歌を取り上げてみます。
彼女のリーダー論・責任感とその成長にスポットを当ててみます。
(一番好きな千歌のイラスト。)
地味であることを憂慮している
アイドルはキラキラしてるもの。
地味とは対極にある存在で、だからこそ、彼女は地味であることを気にしていました。
事あるごとに、「地味」「普通」というワードを口にします。
例えば、第5話「ヨハネ堕天」での一コマ。
しかもこんな何も無い場所の地味!&地味!&地味!なスクールアイドルだし。
地上を指して、空を指して、最後には自分を指して地味を連呼。
ここで自分を指している所がポイント。
リーダーとして、グループを引っ張っていこうという意思表示が見て取れるんです。
でも、自分は地味だからと嘆いている。
千歌のリーダーとしての責任感がこの行為に表れているんです。
証拠に、善子という圧倒的な個性を仲間に出来るかもとなった際に梨子にこう述懐しています。
皆色々個性があるんだな~って。
ほら、私達始めたは良いけど、やっぱり地味で普通なんだなって思ってた。そりゃ思うよ。一応言い出しっぺだから責任はあるし。
かといって今の私に皆を引っ張っていく力は無いし。
でも、皆と話して少しずつ皆のこと知って、全然地味じゃないって思ったの。
それぞれ特徴があって、魅力的で。
だから、大丈夫じゃないかなって。
自分が地味だから。
だから、アイドルとして引っ張っていけない。
けれど、魅力的な皆が一緒ならば、アイドルとしてやっていけるという確証を得られた。
これは裏返せば、1人ではダメと諦めている事。
千歌が積極的にメンバー勧誘に動いているのは、自分の地味さ・普通さに引け目を感じているのからなのかもしれません。
自分1人ではアイドルになれない。キラキラできない。
けれど、皆といればキラキラできる。
利用するというと言葉は悪いけれど、メンバーの個性に頼ってでもアイドルになりたい。
「自分のために巻き込んだ」という負い目を背負いながらも、それでもアイドルになりたいから積極的にメンバー集めに奔走していた。
自分の本心は殺して、皆が気持ちよくスクールアイドルやれるように、千歌なりに考えて明るく努めていた。
千歌の本音
しかして、その千歌の確証は東京で裏切られる事になります。
誰からも支持されなかったという現実。
第8話「くやしくないの」で千歌は本心を吐露します。
悔しいと涙を流します。
だって私が泣いたら、皆落ち込むでしょ。
今まで頑張って来たのに、折角スクールアイドルやってくれたのに、悲しくなっちゃうでしょ。
だから…だから…
やはりこの台詞からは負い目を感じます。
それを理解した上で、梨子が諭すんです。
「バカね。皆、千歌ちゃんの為にスクールアイドルやってるんじゃないの。
だからいいの。千歌ちゃんは感じたことを素直にぶつけて。声に出して。
皆で一緒に歩こう。一緒に」
非常に良い台詞。
千歌の肩の荷を下ろすと同時に、負い目を払拭させた。
リーダーとして責任感に押しつぶされそうになった千歌が救われた台詞ですね。
「皆で一緒に」
だからこそ、9話のダイヤの勧誘でこの台詞が言えたのでしょう。
それなら大丈夫です。
鞠莉さんと果南ちゃんと、それから6人が居るので。
皆でフォローするから大丈夫だと言えたのは、彼女の成長です。
仲間を良く見て本音を言う千歌
下手すればチーム瓦解の可能性が2度訪れました。
梨子の時は、梨子がAqoursを優先させたいと言いつつも、ピアノへの未練を残したままだと、どんな影響がメンバーに波及するか分かりません。
ひょんなことから、Aqoursよりもピアノを優先させて、最悪脱退という形だって考えられた。
千歌はそこまで考えての行動では無かったですが、「自分がそうして欲しいから」梨子にピアノコンクールに出る事を懇願した。
以前の、梨子に諭される以前の本音を隠したままの千歌だったら、きっと取れなかった行動。
感じたことを素直にぶつけて良いと言われたから、素直にぶつけた。
良い傾向ですよね。
本音を隠したままの関係なんて、薄っぺらいじゃないですか。
この時ようやく2人は深い信頼関係で結ばれたのだと思います。
そんな梨子との信頼関係はしかし、曜の嫉妬心に火を付けてしまいました。
曜の気持ちに関しては、この記事がとても素晴らしいので読んでみて下さい。
凄く周りを見てますよね。
途中までは曜の気持ちに気づかずに梨子との仲の良さをアピールする千歌めえと、曜擁護視点で見ちゃいましたけれど。
しっかりと「なんか変」だと見抜いて、フォローを入れていた。
曜との付き合いの長さの証左とも言えそうですが、リーダーとしての資質の高さも見せてくれていたのかなと。
自分達なりの景色を目指して
ラブライブ予備予選を突破したAqours。
同じ時点でμ’sは廃校阻止を確実にしていた。
その事実に、リーダーとして穂乃香より劣っているのではないかと考える千歌。
東京へ行って、帰ってきて、千歌は考えを改めます。
穂乃香に憧れ、μ’sの背中ばかり追うのを止める。
自分で良いんだ。
仲間だけを見て、目の前の景色を見て、自分達の景色を探していく。
皆と一緒に。
今まで地味だ地味だと否定していた自分を改めて受け入れた瞬間。
憧れから始まった千歌のアイドル活動。
廃校阻止に関しても、μ’sと状況が同じになった事を喜び、真剣味が足りなかったと思うの。
それが変わったよね。
地味だ地味だとdisってた地元。
何故地味だと嘆いていたのか?
やはり秋葉原と比較していたからなのでしょうね。
アキバに比べて地味で嫌だな、μ’sと違うなという気持ち。
でも、好きだと気付いた。
そんな好きで素敵な場所をアピールしたい。
これもまた千歌の成長で、μ’sの背中を追わなくなった証拠。
目標も出来た。
ゼロからイチへ。
入学希望者がゼロなら、それを変えたい。
その道は困難を極めるだろうけれど、楽しみたい。
辛いことも悲しいことも全部全部楽しみたい。
それが輝くことだから。
自分の気持ちを声にして、自分達の景色を見つけた。
まとめ
μ’sと比べて地味だから。何も無いから。
悲観するのではなく、それを受け入れ、何も無いなら皆で形にしよう。
このように千歌の考え方は大きく変わりました。
初めは、皆に付き合ってもらうからとある意味顔色を窺うって訳じゃないけれど、本音を押し殺して一歩引いて居た。
ゼロという現実を突き付けられて、仲間に本音を晒した。
そしたら、千歌は千歌のままで良いと言われた。
グイグイ引っ張っていって良いと。
千歌は決して自我を貫く子じゃありません。
最終話でのクラスメイトからのお願いを聞き入れた際も、しっかりと自分の気持ちを説明して納得させている。
また、リーダーだからと鼻にかける事も無い。
しっかりと仲間を見て、一緒に「皆で見れる景色」を探せるリーダー。
仲間想いのリーダーだからこそ、見ていて気持ち良かったのです。
この子がリーダーで良かったと思えた。
途中から何が言いたいのか分からなくなってきて、支離滅裂になってますがすみません。
千歌がリーダーだから、僕は嵌れたんですよね。
それだけが言いたかったのです。