「ラブライブ!サンシャイン!!」第2期第10話「シャイニーを探して」 感想

この記事は

「ラブライブ!サンシャイン!!」第2期第10話の感想です。
ネタバレあります。

はじめに

いよいよクライマックスに突入した第2期。
早いものですね。
ついこの間始まったと思ったら、もう10話です。

感想です。

しんみり

しんみりとしたお話でした。
最後のラブライブを終えた後、Aqoursはどうするのか。
第8話・9話でSaint Snowの「結末」を描き、さぁ、Aqoursはどうするのか?という問題。

先んじて、鞠莉がイタリア留学を発表。
ダイヤは東京の大学へ行き、果南は海外へダイビングのインストラクターの資格取得に旅立つ。
バラバラになってしまう3年生。

これは予想外でした。
鞠莉の留学は、G’sでも同じだったので予想の範疇だったのですが、ダイヤと果南まで沼津を離れてしまうのですね。
学校も変わるし、このまま6人でAqoursを続けるのは何か違う気がしてきました。
けれど…。
千歌は、まだそこまで考えられないという「答え」を出して…。

最終的にどうなるのかはまだまだ分かりませんが、3年生の意見を尊重したような纏め方は、とても良かったです。
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神様が願いを叶えたいと思った

Aqoursの出発点が3年生だという事が改めて感じられました。
鞠莉の「ずっと一緒に居続けられますように」というのは、10話アバンでは、3年生3人のことを指していたと思うのです。

それから3人ともバラバラになることを告白しあって。
改めて絆を確認し…今は9人であることを再認識しあった。

雨のシーンが3つありました。

アバン。
小学生の3年生3人。
ずっと一緒にいられますようにという願いは、神様がNOを突きつけた。
雨という形で。

Bパート。
再び3年生3人。
3人ずっと一緒にいられますようにという願いは、またしても雨に遮られた。

クライマックス。
果南がもう3人じゃないと言い、鞠莉も同意した。
3人だけでドライブに行く予定を変えてまで、9人を選んだ。
降ってた雨は止み、星が瞬いた。
「9人で一緒にいられますように」という願いは神様に通じた。

なんだろう。
9人には別れは似合わないと感じたんですよね。
統廃合になることを笑顔で振り返れたのもありますし、鞠莉の「こうして時って進んで行くんだね」って台詞もそう。
後悔の無いよう全力で取り組んできたからなのでしょう。
後ろを振り返らずに、笑顔で全力で駆け抜けていく…みたいな。

だから後ろを見ないで、常に前を…未来を見る。
別れを前提で前を見ない。
いつか必ず再会できると誓える。
神様がそれを望んだ。

終わりに

例のシーンは、「E.T.」よりも「HPT」を想起しました。

さてさて。
鞠莉を中心としたしんみりとした。
然しながら、明るい未来を示唆するような回だったと感じました。
3年生の卒業からついつい別れをイメージしちゃいますが、9人はその先の明るい未来を見ている。
Aqoursの絆は統廃合や卒業などでは無くならないと示していて、良い回だったと思います。

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