はじめに
ようちか来たーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
千歌が曜ちゃんに抱き着いた瞬間に僕歓喜。
もうこれだけで3話はお腹いっぱい。
リアリティかドラマか
物語のラストで千歌と梨子がベランダから手を伸ばすシーンは、物理的に正しいシーンを求めたら届きません。
でも、気持ちです、全部…。
“現実に届かないものが届く”というのが本作のドラマだと思っています。
届く、着く、間に合う、あきらめない……というのが「ラブライブ!」だというのを最初に決めて作っているので。
1期2話を振り返った酒井監督の言葉です。
さて、現実的に見てみましょう。
Aパートで色々と議論を重ねていたように、物理的にラブライブ予選を熟しつつ、学校説明会で歌うというのは不可能です。
善子が1番を引き当てられなかった時点で詰んでいます。
物理的に不可能なんです。
どう足掻いても無理だし、なんなら志満の軽トラックの方が速いかもしれません。
まあ、軽トラの荷台に人は乗せてはいけないし、9人は無茶でしょうから、この方法も使えませんね。
このようにAパートで「現実的に不可能である」ことを描写する事は、「ラブライブ!のドラマを演出する上では必要」なんです。
それを象徴してるのが、同じくベランダで、手を繋ごうとした千歌と梨子ですね。
千歌が屋根の上にいるという違いこそあれど、全然届いてません。
Aパートは、このように、「現実的に不可能である」ことをしっかりと印象付けられていますし、それが狙いなのでしょう。
Bパート。
ラブライブ予選で新曲を披露した9人。
「MY舞☆TONIGHT」良いですね!!!!!
ちゃんと2話の描写が取り入れられていて、黒澤姉妹センターというのも新鮮で凄く良かったです。
閑話休題。
この後、千歌達は「走って」、「ミカンを運ぶトロッコに乗って」、学校を目指します。
先程も書きましたが、「1番で歌って、バスに乗ってギリギリ間に合う」しか方法がないなか、いくら山の中を突っ切って走れたと言っても、間に合うはずが無いんです。
でも、間に合ってしまった。
奇跡が起きた。
奇跡が起きたのが重要なんじゃ無くて、”絶対に無理な中でも足掻いて努力する姿”が眩しんですよね。
どんな状態でも諦めない。
走って、もがいて、必死になる。
そんな姿に心打たれる訳で。
「ラブライブ!サンシャイン!!」のドラマってそういうとこなんですよね。
きみここ来たね。
僕は想像出来なかったのですが、ネットでは2話放送後考察されていた「君のこころは輝いてるかい?」が披露されましたね。
しっかりと2話を見ていたら、気づけるようになっているのは、良作の証拠でしょうか。
前作「ラブライブ!」シリーズの個人的に好きなところは、シングルカットされている曲も本編に織り込んでくるところ。
「ラブライブ!サンシャイン!!」では、初めて取り入れられましたね。
良かったと思います。
この調子で、「青空Jumping Heart」もお願いしたいところ。
ラブライブ本選で披露して欲しいな。
最後に。
ようちか来たーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
千歌が曜ちゃんに抱き着いた瞬間に僕歓喜。