はじめに
よーそろー。
遂に曜ちゃん回が来ました!!!!!!
7話アバンにして、待望の曜ちゃん回が!!
曜ちゃんが前回のあらすじを喋る。
曜ちゃんがちかっちに抱き着く。(ようちか案件)
曜ちゃんの号令で
曜「全速前進~」
全「よーそろ~」
曜「からの、敬礼」
をやる。
あ~素晴らしきかな曜ちゃん回。
終わり。
本編感想(涙
まあ、現実逃避というか、なんというか。
虚しい。
ちょっとだけ曜ちゃんが出て来るだけで「曜ちゃん回」と燥がないとやっていけない今の精神状態が虚しい。
真の曜ちゃん回が欲しいの。
閑話休題。
ウェイティングだったね。(やかましい)
さておき、かなりシリアスなお話。
僕はこの作品を、千歌が主人公だと思って視聴しています。
その主人公の行動如何で、視聴者…まあ僕自身の事なんですけれど、僕の感想が変わるんだなぁと思えた回でした。
100人まであと一歩というところで、統廃合が決まってしまった浦の星女学院。
千歌達が精一杯足掻いて、もがいて、それでも手が届かなかった100という数字。
確かに気持ちの切り替えは簡単にはいかないでしょう。
そう簡単に諦められる訳がない。
けれど、千歌が率先してラブライブに出ないって言いだしてたら、僕の作品への感情は急降下していたのかなと。
主人公は、主人公だけはギリギリまで本当に追い込まれるまで、最後の最後まで「折れてほしくない」んです。
信念を誰よりも持ち続けて、足掻いて欲しい。
主人公にはそうあって欲しいんです。
少し作品から離れますが、「るろうに剣心」という作品があります。
不殺の信念を持ち、手の届く範囲の人を守り抜くと誓った剣心が、「薫を殺される」というギリギリを越えたところで、信念を折ってしまいました。
もし、「縁が復讐に現れた」時点で、過去の過ちから自分の信念を折っていたら、僕は、「るろ剣」を評価してなかったでしょう。
誰よりも剣心に寄り添い、「誰よりも守り抜きたかった存在」の薫が”殺された”からこそ、「あ~これは仕方ないな」と思えるのです。
主人公は、最後の1人になるまで信念を持ち続けて欲しい。
「浦の星の為にスクールアイドルを始めた訳ではない」千歌には、それを忘れて欲しくないんですね。
確かに途中からスクールアイドル活動の全てが、学校の為になっていました。
輝き=奇跡=学校の存続
となっていたのは事実。
でも、出発点は違った。
「普通怪獣から卒業したくて。輝きたくて始めたこと」を忘れて欲しくない。
千歌が最初に「本心」を出してしまったのは事実ですが、それでも、前を向いて、ラブライブに出ると言い続けた千歌。
果南、ダイヤ、鞠莉に諭され、「ここにいる全員が同じ気持ち」…「心を折られている」と言われ、考える時間を与えられて…。
心が折れた瞬間は全員同時なのかもしれない。
「ラブライブなんてどうでもいい」と思った瞬間は同時で、千歌が最初にその「本心」を表に出してしまったのかもしれない。
でも千歌は抵抗を続けた。
最後まで本心を語らなかった。
このちょっとした抵抗が僕の目には、最後の最後まで抗ったように映ったのです。
先に他のメンバーが諦めて、千歌は最後の最後まで本心を隠し通せたように見えた。
もしも、千歌が涙を流した瞬間に、「もうわたしラブライブなんてどうでもいい」とぶっちゃけてたら、「えええええええ」ってなってた。
先にメンバーに諦めるような台詞を言わせてから…だったので、そこが良かった。
些細な点だし、僕以外の人には伝わらないかもしれない。
そんなのどうだっていいと思われるかもしれません。
でも、僕にとってもとても大きな点でした。
よき落としどころ
長々と伝わりにくいことを書きました。
ここからは話題を変えます。
もし統廃合を阻止できなかったら、Aqoursのモチベーションはどうなるんだろうかというのが、やはり1つの見所だったと思います。
G’sではどうなってるんでしょうか。
ファンブックでしか追ってないので、その辺分からないんですが(ファンブックを子細に読めよって話ですね、すみません)
いや、僕としてはまさかダメになるとは予想してなかったわけで。
駄目でした⇒心が折れる
までは見れても、その後の「立ち直り方」までは予想外でしたね。
他の生徒達は、今まで千歌達が守ろうとしてきた学校そのものに思えます。
千歌達だってその一部だけれど、学校を代表している分、ちょっと立場は違って。
そんな「守ろうとしていた学校」からの提案。
ラブライブの歴史に「浦の星女学院」の名前を刻みこんで欲しい
あああ、なるほどねと。
そうくるのか…と。
これは「学校(くどいですが、僕の中での他生徒)」からの提案だというのが大きいですね。
守ろうとしてきた側…励ましてきた側からの励まし。
目標の提案。お願い。
聞かない訳には行きませんね。
モチベーションの維持としては素晴らしいとしか言えない展開でした。
終わりに
鞠莉の涙にはクルものがありますね。
普段明るく努めている彼女が、裏では悔し涙を流す。
理事長としての不甲斐無さも感じているのかもしれません。
千歌達とはまた違った悔しさがこの涙には込められているんだろうなと想像すると、涙を誘いますね。