「ソード・オラトリア」第15巻感想

この記事は

「ダンまち外伝 ソード・オラトリア」第15巻の感想です。
ネタバレあります。

はじめに

「妖精覚醒編」第2巻。
本編で先に「結末」知っていたから、中々読み進めるのが辛かった。
感想です。

メインキャラの死という定番シチュが怖い

ルーク達学生の処遇をどうするのかって14巻の感想で触れましたけれど、本編と時系列を同期してるなら、まぁこうなるよねって感じでした。
流石に彼らの出番は無いよなぁ。
脅威のレベルが段違い。
同行してたら、どんな奇跡が起きようと死んでただろうし。

さて、最初にも書いたように、結末は分かっていて。
ただ文字通り「全滅」では無いだろうという予想は、その通りだった。
とはいえ、危惧していたことは起きてしまった。

ティオナが心配だったのです。

天真爛漫で元気いっぱいなティオナのことが可愛くて仕方なかった。
正直ロキ・ファミリア内では誰よりも無事でいて欲しかったキャラ。

そしたら、盛大な死亡フラグおったてるじゃあないですか。
いややぁぁぁぁと心の中で絶叫しつつ、読み進めていたら、案の定…。

割と「ソード・オラトリア」は本編と異なって味方内でも容赦なく犠牲を出す。
それでもメインキャラにはまだ犠牲者が出てなくて、これまでとの違いを演出する為にも、そろそろメインキャラからも死者が出そうではある。

だから全く予断を許さないんだよね。
明確に死が描かれていないまま続いた以上、このまま死んじゃいましたということは無い気もする。
恐らくアミッドも一緒なので、それだけでも生存確定とも言えそう。
ポジティブ要素しかない気もするけど、だからこそそれを裏切ることをしそう。

だって、作者が悪魔だし。

ヘグニwww

今回一番笑ったw
当たり前のようにフィンの指揮下に入れられて、泣き言言いつつも従っちゃうのは、ヘグニにしか出来ない芸当。
このまま貴重なコメディリリーフとして頑張って欲しいw
いや、マジで。
あまりにも絶望すぎる展開だから、ヘグニという清涼剤は必須だよ。

終わりに。

正直、この巻で決着までいくのではと思っていたのですけれど、そんな訳もなく。
この先同じ展開を本編はベル視点、外伝はレフィーヤ視点で描いていくと想像されますが…。

ベル視点では、何が描かれるん???
読む前は、救出劇をベルを軸に、つまり本編で扱うのかと思っていたのですよ。
ただそれだと外伝でやることが無くなる。
それに「ソード・オラトリア」側で終始扱ってきた敵を本編で屠るというのもおかしな話。
レフィーヤを軸としたロキ・ファミリアが決着を着けるのが筋だし、きっとそうなる。

じゃあ、ベルは「何をしに」いくのかな?
レフィーヤ達の補助?
主人公なのに?

深層で分断されて、酷い目に会うのかな。
大森先生曰くベルが酷い目に会うことは確定してるらしいから、ベルだけとんでもない事態に追い込まれるんだろうなw
可愛そうなベル君。

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