表紙買いシリーズ第3弾
5月下旬に表紙買いした漫画感想記事の3つ目となります。
最後は「椿様は咲き誇れない」。
簡単ですが、感想を書かせて頂きます。
エモキュンって何?
先ずは読んでみてください。
第1話無料公開中です。
椿様は咲き誇れない 第1話|コミックNewtype
どうですか?
気になりましたか?
気に入った場合、この感想は不要です。
そのお気持ちをどうか大事に育ててくださいませ!!
ちょっと趣味とは外れるかなって場合、この感想は不要です。
感性は人によって違います。
やはり大事にしてくださいませ!!
しょうがねぇな。お前のつまんねぇ感想に付き合ってやんよ。暇だしな。
って言うそこのツンデレ気味の優しいお姉さん。
ありがとうございますありがとうございます。
期待にはお答えできませんが、宜しくお願いいたします!!
という謎テンションで始めてみました。
書いてて辛いだけなので、普段着に戻ります。
この1話の惹句にはこうあります。
女子高を舞台に描かれるエモキュン日常コメディ
エモキュン?
違うか。
分からないので調べました。
「エモキュン」とは「エモーションがキュンとなる」の略で心がキュンとなる感情のことである。
主に若者言葉として用いられている言葉であり何か心から感動したような事柄があった時に「エモキュン」と使う。
例えば好きなアイドルがテレビで登場し、可愛い表情を見せるといった時にTwitterで「〇〇が可愛すぎてエモキュン」などと投稿することがある。
なるほど。
つまり、「椿様が可愛すぎて心から感動した」ってことですね。
公式としては、こういった観点で作品を表現してる訳ですから、僕もそれに倣ってみます。
椿様の魅力についてスポットを当ててみましょう。
エロと日常漫画
日常系漫画の定義って何だろということを考えてみます。
人によって定義は変わってくるでしょうから、明確な答えは提示できませんが、僕としては「強い刺激の少ない漫画」と捉えています。
何気ない日常を何気なく切り取った牧歌的な雰囲気を感じる漫画。
大きな笑いもなく、血沸き肉踊りもせず、興奮もしない。
クスリと笑えて、ほっこりできて、まどろめる。
って、寝ちゃだめか。
作品を読みながら寝ちゃうと「つまらない」って意味合いに取られかねないけれど、少し違くて。
穏やかな気持ちになれると書けば、伝わる…でしょうか。
語彙が少ないもので、感情を言語化するのが下手糞ですみません。
ともかく、まったりと出来る漫画をひっくるめて日常系と見做しています。
そう。
興奮しちゃいけないんですよ。
うわ、エロイな!!って感じたら、日常系漫画としては負けなんですよ。
うわ、エロイな!!
スクリーントーンを効果的に使って、パンツと肌の質感を出し、臀部から太ももにかけてのムチっとした肉つきが存在感を強くしています。
やはり肉感は大事です。
ひょろっとしてたりやせ過ぎてる子は、興奮を覚えませんものね。
その点、椿様は程良くむっちりしてます。
むっちり感が、柔らかそうな太ももや臀部を最大限に表現していて、とっても扇情的です。
あと、ニーソと太ももの境に注目ですよ。
ニーソでキュッと引き締められた太もも。
少し余り気味のお肉が良い感じです。
これぞムッチリ。最高ですね。
ホント、これはいけません。
日常系漫画で欲情しちゃ、それはもう日常系じゃありません。
「椿様は咲き誇れない」は、日常系漫画とは言えないんではないか。
否。
否です。
子供じゃないんだから、パンツ見たくらいで興奮はしないです。
興奮しないです!!
興奮してないんだからねっ。
しかもきちんと漫画の文脈を追えば、興奮しようが無いんです。
やっぱりシチュエーションって大事じゃないですか。
いきなりババンと裸を見せられるのと、焦らされて恥じらった上で裸がチラッと覗くのとではどちらが興奮しますか?
圧倒的に後者ですね!!
なにこれ、僕の恥ずかしい性癖晒してるだけじゃないの?
ねぇ、ねぇ、大丈夫これ?
言いたい事、ちゃんと伝わってます?
えっちい絵をえっちく見せる時と、えっちい絵をえっちく見せない時って、やっぱり読者も敏感に嗅ぎ分けられますよね。
椿様は頻繁にパンチラしてますが、それはえっちい刺激を読者に与える為じゃありません。
お嬢様言葉を使い、常に清く凛々しく見られようと意識している椿様が、実は抜けてるところがあって、隙だらけであるという性格を表現する為に使われてるんです。
彼女の天然な部分が100%余すことなく端的に伝わる高等表現です。
先ほどの画像と同じコマですが、右側のセリフ「丸見えだぞ?」があるのと無いのとでは、受ける印象も変わりますよね。
えろい雰囲気は一切感じられなくなり、間の抜けた表現に見えると思います。
パンチラシーンでエロさを表現するのでは無くて、椿様の性格を表現しています。
彼女の性格は、ほっこりという言葉がピッタリ嵌る性格です。
まさに日常系漫画の主役に相応しいキャラクターであり、つまりは、パンチラで日常系漫画だと主張している。
ちょっと抜けてる点にエモキュンして、抜けてる部分でほっこりする。
エモキュン日常コメディの神髄がパンチラシーンに全て込められています。
終わりに
フトモモ ノ ムッチリカン ヲ ヘンタイテキニ カタッタ。
スクナイ ジョセイ ドクシャガ ヘッタ。
(ナレーション:悠木碧さん)