この記事は
「ワンダヴィジョン」3話~5話の感想です。
ネタバレあります。
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面白さがヤバすぎる「ワンダビジョン」、ここからはネタバレ全開で書き殴ります。
驚けなかった第5話ラストのサプライズ
第3話まではシットコムが続いていて、不安感を煽るけれど何も起きない日常に、少しだけ退屈をしていました。
何かが起きそうで起きない。
正確に言えば、ハプニングは起きてるんだけれど、ワンダが修正をしていた。修正が出来ていた。
それが唐突に終わりを告げたのが、第3話のラストでした。
モニカが外部から侵入してきた存在だと察知したワンダが、彼女を結界の外へ追放しました。
明らかになった「町の外」。
こうして3話が終わり、続く第4話。
伏線が回収される時って、何度経験しても興奮するものですね。
時系列が「エンドゲーム」直後に戻って、モニカが町に「潜入」するまでの過程が分かりました。
「ソー」シリーズのダーシーが出てくるわ、「アントマン&ワスプ」のジミー・ウー捜査官が再登場するわ。
お馴染みの、けれどメインどころではないキャラクターが出てくると改めて「MCU」の同一世界観設定が浮き彫りになって興奮しますね。
ちょっと興奮しすぎて、小学校の前とかで見てたら確実に通報されてるレベル。
いや、まぁ、わざわざ小学校の前で「ワンダヴィジョン」見てる時点で通報ものなんですが。さておきまして。
謎がどんどん解けていくので、3話までと比べて面白さが段違い。
とはいえまだ中盤に入ったばかり。
全ての謎解きがされるわけもなく、謎のままになった部分も。
最も疑問なのが、「蜂男」の処遇。
やはりS.W.O.R.D.隊員でしたが、彼はワンダの「巻き戻し」の後、どうなったのでしょう?
消えちゃいました…よね。
実は現実世界に戻ってきており、あまり重要じゃないのでそのシーンはカットされたのか。
それとも、彼の存在がこの後の重要なキーになってるから、敢えて伏せているのか。
誰も言及しない「蜂男」。
僕にとっては第4話で最大の謎として残っています。
そんな大興奮の4話が終わり。
流石にまた暫くは凪の状態に戻るのではと考えていたところ、ワンダ役のエリザベス・オルセンさんが爆弾を投げてきました。
「第5話ラストでとびっきりのサプライズがあります」(意訳)とインタビューで答えたというニュースが飛び込んできたのです。
またまた~と思っていて、つい先ほど第5話を見ました。
見終わった瞬間の無知な僕のリアクションがこちら⇒「????????」
ああああああああああああああああああああ「X-MEN」シリーズ見ておくんだったあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
これ絶対に知っていて初見に望んだ時の方が楽しかったやつだ!!!!!
だってさ。だって「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」から始まる新シリーズのピーター・マキシモフが出てきたんですよ。
事前に新シリーズ見てたら、ピーターの顔が出た瞬間に驚けたんですよ。
叫べたはずなんですよ。
それなのに、それなのに。
自分の馬鹿さ加減にはほとほと呆れます。
これ6話までに新シリーズ見なくちゃですね。
もう1人のワンダ
ということで、5話で遂に遂にマルチバース発動!!!!!!!!!!!!
「X-MEN」新シリーズの世界線と「MCU」の世界線が繋がってしまいました!!!!!!!!!!
ケヴィン・ファイギ社長はX-MENの合流はもう少し先になる的な発言を繰り返してましたが、このサプライズを演出するためだった可能性が高くなりましたね。
流石に「MCU」世界線のX-MENの登場は先になりそうですが、先行して新シリーズのメンバーは出てきそう。
というか次回デッドプールに番組が乗っ取られている可能性だってある訳で(笑
ただ、こうなってくると物語の先が全く読めなくなりました。
ただのファンサービスや「ドクター・ストレンジ2」、「スパイダーマン3」に繋げるためというだけでマルチバースを導入したわけではないでしょう。
間違いなく事件の真相に深く関与しているはずで。
そうなってくると、ワンダ主犯説は限りなくゼロに近くなりました。
彼女自身「いつ始まったのか分からない」「全部私1人で出来る訳がない」と本音と思われる苦しみを吐露していました。
共犯という訳でもなく、何者かに操られている可能性が高いのかな?
もしかしたら「もう1人のワンダ」がいるのかもですよね。
どうも新シリーズの方では、ワンダ・マキシモフは存在すら語られていなかったようで。
仄めかされてはいたようですが、何故かぼかされていたワンダの設定。
その当時から「ワンダヴィジョン」に備えた伏線と解するのは、ディズニーによる20世紀FOXの買収前ということであり得ないこと。
ならば、当時はシリーズの中で未消化に終わったワンダの設定を「伏線に仕立て上げた」のではないか。
過去の何でもないことを後付けで伏線にしちゃうというテクニックですよ。
もう1人のワンダは、新シリーズの世界線のワンダ。
彼女は、何らかの手段で「MCU」の世界にやってきて、ヴィジョンの遺体を強奪。
「MCU」ワンダを洗脳し、能力の波長を合わせ共振・増幅されることで、町1つ分の操作を可能としているのだとしたら…。
「MCU」のピーターと新シリーズのピーターは別の役者さん。
顔も違う。
だから、「MCU」のワンダはピーターをピーターだと認識できなかった。
けれど新シリーズのピーターは、ワンダを姉と認識したのです。
つまり、「MCU」のワンダと新シリーズ未登場のワンダは、ともにエリザベス・オルセンさんが演じていると解釈も出来ます。
わざわざダーシーに「(ピーターの)顔が違う」と言わせているのです。
メタ発言ではなく、事実として2つの世界線のピーターは顔が違うのでしょう。
ならば、世界線が違うピーターがワンダを姉と認識できたのだから、「世界線の異なる2人のワンダは同じ顔」とみて間違いはないかと。
これまで「1人のワンダ」と認識していたのが、実はシーンごとに入れ替わっているのかもですね。
見返すと細かい部分で違いが分かるとかだったら、マジでヤバイw
前述の「蜂男」の謎に戻ります。
彼は、ヴィランなどではなくあくまでも被害者なのかもしれません。
彼は消えてしまった。
この世界線から。
ワンダによって、別の世界線に消えてしまったのかもしれない。
いや、もしかしたら、あの町の中そのものが「X-MEN」の世界線なのかもしれませんよね。
ピーターがこっちに来たのはなくて、「MUC」のワンダとヴィジョンが「X-MEN」の世界線に行っている可能性もあるのか。
ううむ。
どうなるのか。
考えれば考えるだけ、色々な妄想が浮かんできますね。
終わりに
新シリーズだけでも見ておこうと思います。
色々と間違っていたので一部修正しました。
「X-MEN」シリーズは結構複雑らしく、結局旧3部作と新シリーズ4本を全て見た方が理解が進むらしいですね。
という訳で、先ずは2000年の1作目「X-MEN」を鑑賞しました。
先は長い。(しかもDisney+で配信されてない作品の方が多いでやんの)